とりあえず知識の網の目を作る

どんな分野でもはじめようと思ったらとりあえず何冊か本を買ってくる。
はじめようとまでは思わずとも興味のわいた本はとりあえず買っておく。
仮にその本自体は読まないで捨てることになったとしても、
同じ分野の本を買い集めることで徐々にその分野にも愛着がわいてくる。
大概は必要に迫られないと読まないのだが、必要に迫られたら
いやいやでもとりあえず身に付こうが付くまいが1冊はよんでしまう。
全体をみるだけだから、1冊読んでしまうことがダイジ。
これをすると知識の網の目ができるから、話をチラッと聞くでも
吸収されるものはゼンゼン違う。

試験勉強のように暗記するように読まないとダメ。

で、ある程度本がそろったら項目を網羅的に上げている本を
覚え尽くすまでやる。
たとえばビタミンB1の名前は何で効果は何だとか。
ただ漫然と読んでいても、いつまでたっても身にはつかない。
自分は記憶力ないので
項目を絞り込んで覚える事項を単純化する。
単純化する過程では理解してないと絞り込めないので頭を使う。
ノートなんかをつくるな、というのはこれができない人に対して言う言葉。
つくれるんだけど時間が無駄、というのとそもそもつくれない、というのは
話の次元が異なる。
フィリピン
・フィリピーナ愛憎読本
・フィリピンパブ
・フィリピンパブ 嘘
・マニラ通
→基本的に家田荘子的なアンダーグラウンドものというのは
好きじゃない。同じ理由で「ファーム」「ペリカン文書」のグレシャムみたいのも
好きじゃない。あれは要するに普通の人が知らない「世界」を描いているのであって
「人間」を描いているわけじゃない。
ここにあげたフィリピーナ関連の本はなにより文章として面白い。
単純に人間模様としても面白い。
→「マニラ通」は山下財宝とかねずみ講とか要するに
「飲む打つ買う」人間模様の舞台としてマニラを描いている。
著者本人が客観的にではなく「当事者」として描いているところ、たとえば
「ねずみ講は末端は損するが実は始めの100人くらいは得をする。
5年くらいで出所できるので稼ぐ額のわりに刑は軽い。」
「5年間は女も金も自由にできたんだからうらやましい」
なんてくだりはほんと俗に生きる人生訓のよう。


・12万円で世界を旅する 朝日文庫
・アド街ック天国 東京23区版
・データハウス「夜の歩き方」シリーズ。
どこかに旅に出るときは「地球の歩き方」一応買うんだけど
ほんとあれはつまらない。情報としても不正確なことも多いし。
それにくらべて「夜の歩き方」は風俗街の情報だけでなく、
その地域の政治経済等かなり現実に近い形で理解ができる。
人間の色と欲が制度を作っていると考えるなら
ガイド版「なにわ金融道」に近いものがある。
映画
・地球のみなさんさようなら リリーフランキー
・映画をみると得をする 池波正太郎
・定本ヒッチコック トリュフォー
歴史
文学
哲学
哲学というのはものの見方だから
自分に合わないやつは取り入れなくたっていい。
現象学は自分がわからないことは括弧に入れて
とりあえず「これでいいのだ!」とやってしまう。
「とりあえず」自分を肯定する思考法でそのあと自分を反省するなり批判するなりする。
だから「正しく悩む方法」「正しく反省する方法」でもある。
悩んでるのでなく、ただ後悔したり嘆いたりするのではなく、やみくもにプラス思考になるのでもなく。
・現象学入門 NHKブックス 竹田せいじ
・ハイデガー入門
・歴史哲学講義 岩波文庫 ヘーゲル
メンタル
応用哲学というか実用哲学というか。
最近基地外が多いのは「なぜ」だとか「意味」とか
(そういうものが「ある」かは別として)今までは勝手に与えられたものが
自分で見出さなくちゃいけないからだとおもう。
・森田療法 「目的本位」「あるがまま」
・人格改造マニュアル 鶴見済
・自分を好きになる10日間プログラム
・やさしさの精神病理
・豊かさの精神病理
・純愛時代 以上3冊岩波新書 大平健
基地外の第一歩はすべてを「本来」だとか
あるいはまた「どうせ」でわりきってしまうこと。
どうでもいいこと、を自分でどれだけ紡ぎ出せるかの技術が大切。

健康
・ナチュラルメディスン アンドルーウィル 春秋社
  アメリカのお医者さんの本。代替医学についても書いてある。
  どちらかというと東洋医学的な要素を多く取り入れ西洋医学に対して批判的な面を書いている。
・サプリメントマニュアル
  800円くらいで読める。カッパブックス。情報量も多くわかりやすい。
・ビタミンバイブル アールミンデル 小学館
  サプリメントマニュアル卒業したら。20年以上前にアメリカで出版されている。
  にもかかわらず「買ってはいけない」より役立つ情報。
・読体術 小学館
 東洋医学をイラストでわかりやすく紹介。
胃が強くなると腎が弱くなるなどの東洋医学の考え方は
シンプルでわかりやすい。
・整体術 野口晴哉 ちくま文庫
 通常の整体とは違って個人個人の体の癖を知るようにするなど、他とは違った
 何かがある本。
・腸で考える
  コレステロールにも善玉、悪玉あるように腸内細菌にも善玉菌、悪玉菌がある。
悪玉菌には大腸菌、ブドウ球菌があり、これらがふえるとおなかが痛くなったり、
またアトピー、気管支喘息、花粉症などの原因となることが最近の研究でわかっている。
善玉菌は乳酸菌、ビフィズス菌があり、オリゴ糖はビフィズス菌のえさとなる。
ビフィズス菌は胃酸により多くが死滅してしまうが死滅していても腸内で食物繊維としての働きをし、
悪玉菌の繁殖を抑える。腸内でビフィズス菌を多く生かしておこうとするために
オリゴ糖を摂取する。
健康を保つには善玉菌を増やすことで悪玉菌を減らすこと。
なお正露丸は腸内の悪玉菌だけでなく、善玉菌までも駆除してしまうので
飲んだあとは善玉菌を摂取したほうがよい。
また花粉症にはヨーグルトを食べ動物性タンパク質を減らしたほうがいいというのは
アレルギーが悪玉菌によるという理にかなっている。
ヨーグルトにより善玉菌を増やし、動物性タンパク質は腸内で悪玉菌を増やすからである。
経済学
「無駄な公共事業は辞めろ」
そういわれて久しい。
しかも「主婦感覚からすると予算の無駄遣いは慎むべき」とか新聞の読者投稿に載ってたりする。
だけど「皆が生活切り詰めるから不景気なんだよ!」ともいえるわけで。
やはり経済学はちゃんとわかってないとちょろっとわかったこといわれてだまされちゃう。
しかも案外「欲しい人と売る人の欲求が一致した点で価格は決まります」とかも
「ほんとかよ」っておもってないとすぐわかんなくなる。

LECウォーク問
LEC20日完成経済学
財政学・経済政策
法学
法律というのは所与の制度であり、
法解釈学というのはその制度を変えることなくいかに制度をうまく利用するか、という
前提がある。「ンなもん、作りなおしゃいいだろ!!」っていつもおもったけど。
法律なんて小さいときからやりたがるやつにろくなやつはいないんだけど、
とんでもない反対説とか唱え出す学者とかが出てくると、それはもう法学というより文学なワケで。
論争が好きというひともいるが、そうじゃなくて自分の場合そのパッションというか
「なわけねぇだろぉおおおおおお!!」位の「制度よりもオレのほうが正しい」くらいの
勢いが好きなわけで。いかに判例・通説で制度が動いていようと
反対説に面白さを見出せない人がまた法律をつまらないものにする。
政治経済でいうとマルクスが反対説だったわけだけど
いくら通説が資本主義だからといって
マルクス抜きでは資本主義がつまらないものになるのと同様である。