・ダイエットはボロいでぇ〜プロローグ

ダイエットにいい、ときくとそれだけで商品が売れる・・・・
でも多くの人は失敗してしまう。そのうえやせることができなかった、だけでなく
リバウンドでかえって太ってしまう・・・・
で、リバウンドが怖いからダイエットなんてやらない!つってコーラがぶがぶ飲む・・・

そんなこんなでダイエットがなぜうまくいかないか、考えてみました。

そもそも正しいかどうか信頼できないから途中で止めてしまう、
という例が多いような気がします。
「こんなにダイエットしてるのにゼンゼン体重が変わらない」
→意味ない→やんない
あのコは食べてるのに太らない→やる気なくす
といった悪循環。

・やせるには?(やせるメカニズム)
「in(カロリー制限)を減らし
 out(代謝を上げる)を増やす、ということ。」
実に簡単な論理です。

例えば5だけ食べて(in)4しか代謝(out)しなければ
+5 −4
で1太ることになります。
同様に
3食べて4減れば1だけやせることができます。

実に簡単な話です。
ではなぜうまくいかないか。
それは前述の
「in(カロリー制限)を減らし
 out(代謝を上げる)を増やす、ということ。」は

「in(カロリー制限)を減らし

つつ
 
out(代謝を上げる)を増やす、ということ。」

でなければならないということ、にあります。
「つつ」が重要なのです。
ダイエットは直訳すると食事制限なわけですから
基本的には食べる量を減らすことなのですが
忘れられがちなのは代謝をさげてしまう恐れがある、
ということなのです。
つまりinを減らしているつもりでoutまで減らしてしまっているのです。
たとえばin5out4のひとがin4や3にしてやせているつもりであっても
それにともなって代謝が3や2におちてしまっては永遠にプラスマイナスの差は埋まらず
やせることはありません。

・リバウンドって?〜誤ったダイエットの引き起こす恐怖のリバウンド

しかもこまったことに代謝は3や2に落ち込んだままですが
ダイエットを止めたこひとは当然カロリー摂取量を元に戻したり
ダイエットのストレスからドカ食いしてしまったりするでしょうから
まえよりも太りやすくなってしまうことになります。
このように
一般にいう「誤ったダイエット法」とはカロリーだけでなく代謝までも落としてしまう
ダイエットのことをいいます。
そして誤ったダイエットにより引き起こされるのがリバウンドです。
先の例の如く代謝がおちてしまった状態でカロリー摂取を元に戻したことでダイエット前よりも
太ってしまうことをリバウンドというのです。
そして男の子が1日をペットボトルのお茶一本とコンビニおにぎり一個ダイエットでも
リバウンドが起こりにくいのは女の子と比べて筋肉が多いため代謝効率が高いからなのです。

・食べてやせる?

このようなリバウンドを避けるために
「食べてやせる」ダイエットが推奨されることになります。
当然ココまで読んでいただいたことからもわかるように
その目的は
必要な栄養素をとって「代謝を落とさない」ことにあるわけです。
そのほかにもストレスから来るドカ食いを防いだりする目的もあったりしたのでしょうが、
これを売る側も買う側も曲解して
売る側は
「脂っこいものを食べてもだいじょうぶ!キトサンが油を包み込んで油分を吸収しません!」
のような商品を作ったりします。
この商品自体、効果がなくはありませんがわざわざ食べてやせるとキャッチフレーズを作って
「代謝を上げよう」とした意図は完全に雲散されてしまっています。
必要な栄養素はとることができないため、リバウンドの恐れは残るわけです。
買うほうは買うほうで「これでもうだいじょうぶ」とばかり
「500ペットのコーラ4本」といっしょにキトサン食品を買っていきます。

・食べてやせるにも何を食べるかが問題。
では本来の意味での「食べてやせる」ダイエット。
代謝をさげないようにしっかりと栄養素を取らなければいけないわけですが
このダイエットの難点は手間ひまと労力がかかることです。
たとえば働いている人だと帰ってきてからしっかりした栄養のあるものを食べようとすると
献立を作るだけでも疲れてしまいます。
それ以上に外食したり店で売ってるものを食べるだけで
農薬や食品添加物により栄養素をとれないだけでなく
栄養素の摂取が阻害されたり破壊されたりしてしまいます。
また野菜にしても「昔のトマトはもっと黄色くて甘かった」などと
いわれるようにかなりいいものでないと昔に比べると栄養値は下がっています。
食べ物だけで必要な栄養素をとろうとすると今度は代謝は増やせたけれど、
カロリーがふえてしまうというジレンマに陥るわけです。

・そもそもさっきから「代謝」ってなによ?
当然今日は5時で「たいしゃ」できるぞ〜、ではありません。
(紀元前ギャグ。真面目な文体だとこういうことがやりたくなる。)
「エネルギーを燃やす」が大雑把な説明ですが
もう少し詳しく説明すると
代謝はエネルギーメイクとボディーメイクにわかれます。
エネルギーメイクは身体を動かすのにつかわれ、
ボディーメイクは髪の毛や皮膚などを作るのに使われます。
つまり代謝とは身体を動かしたり身体を作ったりする消費活動と考えればいいでしょう。
この消費活動が盛んであればあるほど摂取したカロリーは消費されるわけです。

・筋肉トレーニング、エアロビクスなど
消費活動を盛んにしてやるには「運動だ」
運動にもよく言われるように2種類あります。
無酸素運動と有酸素運動の2つです。前者は短距離走や筋肉トレーニングなどの瞬発系の運動
後者はジョギングやエアロビクスなどの持久系の運動と考えればわかりやすいでしょう。
どちらがダイエットに適しているかというとそれはひとにもよりますが
基本的には後者の有酸素運動です。
有酸素運動は脂肪を燃やす運動ですが
無酸素運動は脂肪を燃やす運動ではないからです。
ただ無酸素運動が全く意味がないかというとそうではありません。
無酸素運動は脂肪は燃やしませんが筋肉を大きくします。
筋肉を大きくするというのは車やバイクでいうと排気量の大きなエンジンをつける、
というのに似ています。
つまり排気量が大きくなるほど走ったときに(運動したときに)消費されるエネルギーは多くなります。
だから無酸素運動を補助的に取り入れると有酸素運動をしたときに消費されるエネルギーが多くなるので
効率的に脂肪を燃焼させることができ、太りにくい体質になる、というわけです。
ただエンジンを付け替えても走らなければ脂肪は燃えないのですからその点を注意してください。
無酸素運動だけだと「マッチョなデブ」になってしまいます。
お勧めの運動はこれもよく言われるように「水泳」でしょう。
関節を痛めることもないし、負荷を大きくすれば筋肉も大きくなります。
泳げない人でも水中ウォーキング、スイムビクスなどもありますし、
これらは水の外でやるよりも短期間で運動効果があがります。
しかし気軽な点でいったら「歩く」。ちょっとしたところでも「歩く」。
たとえば戸田の駅から1キロ離れてるところにすんでいる場合、
これを自転車や車でなく歩いたら・・・・へとへとになるだけですが。
お金もかからないしわざわざライフスタイルを変えずにすむのでこれが一番堅実かもしれません。

・身体のオイル ビタミン、酵素
これまで代謝の大きな柱であるエネルギーメイクとボディーメイクのことを
説明しましたがこれは車でいうところのガソリンとエンジンの話です。では代謝には他にはどのようなものがあるでしょうか。
体温を一定に保ったり栄養素を必要なところに届けたり・・・・さまざまな活動があります。
そこでおおきな働きをしているのが消化酵素、脂肪燃焼酵素、といった酵素や
ビタミンといったいわゆる身体の活動において潤滑油として「オイル」の働きをしているものがあります。
酵素がなければ命令が出されても体内の代謝活動は鈍くなり同様のことが
ビタミンにもいえます。
「食べてやせる」でとるべき栄養素とは
ここでいうビタミンや酵素そのものを作っているタンパク質(アミノ酸)でもあったのです。
さてビタミンやアミノ酸は最近非常に人気があるわけですが、
これらのサプリメントが重要になる理由はなぜでしょうか。
もともと「食べてやせられ」るならこれらサプリメントで「補助」する必要はないわけです。
しかし先に述べたような食環境(外食、栄養素の低下)からそれまでと同様に食べ物だけで
必要な栄養素をとろうとするとカロリーをオーバーしてしまう恐れがあるのでした。
サプリメントの特徴は錠剤でとる場合カロリーは摂取しませんから、その点で
「食べてやせるダイエット」を補うものとなるわけです。
ビタミン剤やアミノ酸ダイエットは「基礎代謝を増やす」効能を持つので
これまでにあげた食べるダイエットや運動とあわせると
「in(カロリー制限)を減らし
 out(代謝を上げる)を増やす」という命題に近づくことができます。
ただ注意するべき点はアミノ酸ダイエットは脂肪燃焼酵素を活発にするのであって
運動しないと脂肪は燃焼されません。
またビタミンも各ビタミンで相互に連関しているのでビタミンAが不足している状態で
Cだけを大量に摂取してもAのレベルに摂取量は限定されてしまします。
マルチビタミンで摂取したほうが摂取しやすいです。
(ビタミンACEといってビタミンA、C、Eは一緒にとるとそれぞれの吸収が良くなる)

・バランスよくやせる方法が正しいのはなぜか。
ここまで書いてきてわかるのは
運動して食事を注意して必要に応じてサプリメントを利用していく、という
いたって常識的な結論に至る、ということです。
ただ当然のことながらひとによって条件はそれぞれです。
それを考えて最大公約数を考えると
「in(カロリー制限)を減らし
 out(代謝を上げる)を増やす」
という命題が残ります。
年をとっているのに急激に代謝を上げたりカロリーを下げたりしたら
身体に負担がかかりますし、
逆に100キロある人が1キロやせるのと
60キロある人が1キロやせるのでも違います。
またカロリー摂取は量を比較的簡単にコントロールできますから
短期間にやせたいならカロリーコントロールが重要となりますが
反対に代謝はすぐにあげたりはしにくいのでやせ「にくい」身体をつくるという
表現がぴったりです(やせ「易い」からだというのはよく考えてみれば危険)。
また腎臓や肝臓が弱いタイプの人は胃腸の吸収は良くて排出が鈍いので
カロリーはあまりとってなくても太っている場合があります。
そういう状態でカロリーを減らすのは無理でしょう。
つまりはまずカロリー代謝どこに問題があるかを考えて
問題のある点を個別にあるいは時期によって重点的に気をつける、しかない、ということです。
すべてを網羅的にチェックすることなしに場当たり的に
「アミノ酸ダイエット」「焼きトマトダイエット」「インシュリンダイエット」
とやっても効果のでるでないに関わらず続きません。
自分が今何をやっているのか、カロリーを減らしているのか代謝を増やしているのか
を自覚する必要があるのです。
ただ単に細かいダイエット法にうずもれて自分を見失わずに
「in(カロリー制限)を減らし
 out(代謝を上げる)を増やす」という
最初の命題に立ち返って自分を良く知り、
必要なものを取り入れることが必要なのではないでしょうか。