・ケトリンのお金大好き!
「・・・でも、ちょっとたかいなぁ。」
「ただだったらいりますか?」
「そりゃ、ただだったらほしいけど・・・・」
「そういうことだと思うんですよ。ということはほしい、ってことですよね、
1日あたりにすると大体270円なんですけど、270円だとタバコ1箱くらいですよね、
1回の飲み会が4000円でつき2回飲み会やったら1日に飲むのに300円払っているんですよね。
それとくらべてどうなのか、っていうことなんです。」
セールスマンの言葉っていうのはホントよく分析すると論理の飛躍があったり、
いんちきなんだけど考えようによっては核心をついている。
ファイナンシャルプランナーなんてのもいて要は「無駄遣いやめぇよ」っていってるんだけど、
おれがファイナンシャルプランナーだったら
「あと100万円収入が上がると生活は楽になるんですが。」
「それができてたら相談しねぇよ!」「ソウダンデス!」「さぶぅ。」と
つっこまれたい。
でも「枠を広げる」っていうのは案外重要なことなんじゃないか。
日本で名監督として評価されるのは「いかに采配をうまくしたか」ということにつきる。
だからその点からいうと長島がダメ監督で野村とか森とかが名監督になっちゃうんだけど、
デフレの時代だからこそ「枠を広げてしまう」長島的発想が必要なのではないか。
「阪神がなぜ今年強いのか」って要するに「赤星、今岡が3割5分うってる」なんてのは
派生的な事柄であって「星野の力で伊良部と金本を呼べたから」に尽きる。
今強いところというのはダイエーは根元、巨人は長島、阪神は星野という感じで
人的パワーで「枠を広げている」。こういうことをやると「金に物を言わせて」というのだけれど
「金に物を言わせて」それに「見合わない」ものをつかませられることが大半なのであって、
高くともそれに見合う価値が手に入れられるならそれは正しい。
ちょっと前に100万いきなりあげて制限時間以内に使い切れ、って番組があったけど
皆案外使い切れない。1日だからって言うのもあるけど。
宝くじあたったらどうする、ていわれてすぐ考え思いつくか。そう考えると
頭が空っぽだからさっきの「ただだったら欲しいですか。」にだまされちゃう。
普段から10億あったらなにに使うか、欲しいことなんでももらえるっていわれたらなにもらうか、
って考えてると意外と大切なものは見えてくる。
携帯料金浮かせた!化粧品代浮かせた!なんてやってるのが全般的な状況で、
有効な投資をしない限りどんどん先細りになってく。
思うにお金とか地位とか言うのは人格とリンクしていないことも多いけど、
どこへ行ってもお金持ちになってしまう人もいるわけで、そう考えると使い方のうまい人は
お金なんて欲しいときに手に入る。
大体「金で済むことは金で済ませる」つぅのがポリシーだから。
それ考えると俺が嫌うのって「せこいやつ」。権力とかお金とかだい好きなくせに
「そうじゃない!」みたいなこといって。
「うだうだ茶番やってんなよ、腰巾着!」みたいな。
「金と権力にまみれた中にこそ愛がある」つうのも本質なわけで、
雑誌の「プレイボーイ」つくった人の映画見たけど、やっぱあれとか、
ベンチャービジネスやって失敗した人(飯倉さん?)の話とか。
それ考えると結婚制度なんて貧乏くさくて、うそくさい制度だと思う。
貧乏人同士が別れられないようにしかも「愛は無償だ」というフィクションをもって
成立しているわけだから。
だからってフェミニストというわけでもなく、結婚なんかしないという人間でもなんでもなくて
そういう貧乏くさくて、うそくさい、とわかった上で「でも一緒になるよ。」という話だと思う。
あとで「離婚できるもんならしたい」だの「ただ働きさせられる」なんてあとからわかる
ばかさかげん。
お金大好き!っておはなし。