2006年東欧旅行、その1

パッケージツアーの大原則編

 

 日本に帰国して約1年経過。夫は勤続20年を記念して会社から何と2週間もの休暇が

頂けるのだと言う。2週間のお休み!こんなことがこの次あるのは定年退職?かもしれない。

ということで、アメリカばかりでずっと行ってなかったヨーロッパ、行ったことのない東欧へ

行ってみることにした。とはいえ、ヨーロッパだと観光する場所はいっぱいあるし、2週間を

フリーで旅行したりしたら、くたくたになってしまいそうだったので、ここはパッケージツアーに

おすがりすることとした。2週間のツアーを二人分となると、出費もかなりの額になる。最初は

ウィーンでオペラどころか、ザルツブルグ音楽祭なんて夢のようなことを考えてもいたのだが、

次第に現実を見つめるようになり、あれこれツアーを比較すると分かってきたことが・・

 

パッケージツアーの大原則: フリーの時間が増えれば増えるほど、付いている食事の回数が

減るほど、ツアー料金は高くなる。

 

要は、朝から晩までバスであちこち廻り、食事もほとんど付いている方が断然安い。フリーの

時間は欲しいし、余計な日本食とかヨーロッパまで行って食べたくはないのだが、ヨーロッパの

魅力が、大都市と同じくらい郊外の田舎町にあることも事実。個人ではとても廻れない。この次は

いつ行けるか分からないとなると、あれもこれもと欲張りたくなるのは人情というものである。

 

そしてめでたく決定したのは、某H交通社のツアー、その名も「東欧ゴールデンルート5ヶ国

周遊、13日間」。 旧東ドイツのベルリンから入って、チェコ、オーストリア、スロバキア、ハンガ

リーの五カ国を廻る。ウィーンで一日フリーの日がある以外は、全て朝から晩まで観光付き、

食事付き!さすが7月ともあって、参加人数35名!ばりばりのパックツアーの予感が、胸に

迫り来る。非常に非常に盛りだくさん&お値段がリーズナブルのこのツアー。果たして大丈夫

なんだろうか。

 

7月11日、成田集合は朝の8時半。チェックインの前に団体カウンターの手前で、スーツケース

X線検査に長蛇の列。チェックインを済ませたら、30分後に再び集合。ここで添乗員さんと全員

の顔合わせ。やはりすごい大人数。私達以外は60歳以上のリタイア後のご夫婦、お友達同士

みたい。出国手続きを済ませた時点で、既に若干の疲労を感じるのは気のせいであろうか?

飛行機は10時半発、エアフランスのパリ行き。そこで乗り継いでベルリンへ向かう。

 

ここでまずパッケージツアーの原則その1:添乗員さんから前日までに自宅に電話がかかって

くる。乗り継ぎがある場合は、万が一スーツケースが出てこなかった場合に備え、一泊程度の

身の回り品を機内手荷物に入れること。日本人を狙った盗難が多いので、お腹に巻くベルトを

持参して下さいなどと注意を受ける。

 

パリには予定通り同日午後4時過ぎに到着し、19時発飛行機でベルリンに行くはずが・・ よく

あることだが出発は遅れ、ベルリンに到着したのは既に10時過ぎ。空港からバスで市内までは

20分くらいなのだが、バスは市内を通過して更に走ること40分。ここは一体何処でしょう?の

場所に本日のホテルはあった。35人もいれば鍵をもらうのにも時間がかかる。部屋に入ると

既に12時。翌朝のモーニングコールは6時15分と発表された。お部屋にバスタブはなくシャワー

のみ。テレビのリモコンは壊れているし、部屋にエアコンはない。一階なので窓を開けて寝る訳

にもいかず、暑くて死にそうなベルリンの夜が・・いや、恐らくここはベルリンではあるまい。ベル

リン郊外のモーテルに違いない。ふらふらの私の頭の中をよぎったのは

 

お買い得ツアーの原則その2、ホテルはとんでもなく郊外である場合がある。 続く。  

 

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