zasshonokumaは旅行に行ってきました。これは現地で書きなぐったものでかなーり雑です。ちょっと妄想も入っているかもしれません。

5月31日

7時25分の羽田発博多行き飛行機に乗る。徹夜で乗るのはきつかった。東京は大雨だったが博多は快晴。 まるで夏のような気候だ。 取り敢えず天神へ行き、朝飯を食おうと思ったがどこも店は開いておらず、仕方なしにモスバーガーでフレッシュバーガーとフライドポテトを食う。

暇つぶしに中洲を歩く。午前中だというのに風俗の呼びこみがうるさく、やたら声をかけられる。ここの呼びこみはしつこい。断ってもすぐにあきらめず、なかなか離れない。 取り敢えず話だけでも聞いてといい、ちょっと立ち止まるともうこの客はものにするぞという感じでガッツリ食いついてくる。 相手をしていてもしょうがないので走って逃げる。そうするとまた前の呼びこみがすぐよってくる。 猛ダッシュでタックルをかわしつつ走って逃げる。あんなとこ歩いてちゃいけないね。

天神は自転車に乗っている女のこが多い。坂が少なく歩道も広い。区画整理されており走りやすそうだ。おしゃれな自転車でまちに溶け込んでいる。博多美人というだけあって、結構可愛い子が多い。反面そうでもない子も多い。どこもそういうもんか・・。

友人宅に行き、よるはもつ鍋を食う。博多といえばもつ鍋の発祥の地。結構な味だった。


6月1日

今日は大分由布院へ向かう。

博多駅を12時25分に出発。鳥栖経由で由布院へ。

道中、あまりにも車窓の景色が単調で変わり映えがしないために眠くなる。行けども行けども山と田んぼが続いている。 この辺も米を作っている農家が多いんだな。米といえば東北の専売特許のようなイメージがあるが、ここ九州でもしっかりと作られているわけだ。 地元の民はやはり九州米を買うのであろうか?

電車で地方へ行くと、沿線に古ぼけた家が建っていることが多い。今、日本は先進国で、国民は裕福になっているといわれるが、実はこれは都市部だけの現象で、大多数は貧乏人なのではないかという気がしてくる。 実際はどうかわからんけど。

鳥栖、久留米を過ぎ、電車はどんどん山の中へ入って行く。一層緑が深くなっていく。 トンネルも増えてきた。トンネルに入るたびに、気圧の関係で耳が変になる。全く鬱陶しい。

言葉に対して最初に抱いたイメージというのは、なかなか拭い去りがたい。言葉の響きから持つイメージもあれば、それに関連する事柄から抱くイメージもある。 ぼくが九州に対して抱いているイメージは「太い」「やぼったい」。 なにゆえにこのようなイメージが植え付けられたのであろうか?

「巨人の星」の左門豊作の影響は大きいと思う。九州人はみんなガタイがいいという先入観がある。 貧困に耐えてがんばっているというイメージが・・。実際はそんな事はほとんどないということは判っているのだが、どうしても最初に抱いたイメージというのはずーっとついてまわるのだ。 由布院に行こうと思ったのは、言葉の響きのせいかもしれない。「ゆふいん」ってとてもいい響きじゃない? いい温泉がありそうな感じがする。湯布院とも書くしね。しかし、湯布とは言わないらしい。なんでだろ?

由布院に到着。安そうな旅館を探し、8000円のとこにする。安いだけあってちょっとぼろっちー旅館だ。旅館は妥協していい温泉に入ることで良しとする。 見晴らしのいい温泉に入ろうということで湯布院ハイツってとこへ歩いていくことにする。写真で見た感じよさげだ。一休みしてすぐ向かった。 地図上では近く見えたのだが歩いてみると山の上にあり(見晴らしがいいんだから当たり前だ)、とても遠い。 山の中腹にあったのだった。へとへとになってやっとの思いで辿りつく。温泉につかり、眺望の凄まじさにのけぞる。露天風呂はいいものだ。

旅館に戻り、たらふく料理を食べる。鮎の塩焼き、鯛の刺身、えびと野菜の天ぷら、牛肉の鍋物、茶碗蒸。なかなか値段の割には豪華である。ここに決めて良かったと思った。

8時30分頃就寝、12時頃体が痒くて目が覚める。腕が非常に痒い。田舎は虫が元気で困る。2,3時間ほど痒くてのた打ち回った。痒いとか痛いとかは苦手だ。


6月2日

朝8時30分起床。朝飯を食べ、朝風呂に入ってくつろぐ。ここの旅館は風呂はあまり大したことなかった。とても小さく、銭湯ほどもない。でも食事がうまかったので満足している。蚊に刺されたのは非常に不満だが。

10時25分の電車に乗り,大分へ。 そして大分から別府へ移動し、フェリーに乗りこむ。 別府港フェリー出発が12時40分。三崎到着がおよそ3時。

三崎で1時間30分ほど時間が空いたので、じゃこてん弁当なるものを車販売の弁当屋より買って食う。 500円にしては具も豊富でうまい。田舎ならではか?ズームイン朝でも紹介された店らしい。それはそれは・・。 食べ終わった後、暇なので海の写真を撮ったり、ぼーっとウミネコを眺めたりする。

4時40分バス発車。松山まで2時間30分。ずーっと山を眺める。 愛媛は山ばっかりだということを思い知る。 はっきり言って、そろそろ山も飽きた。 もう、しばらくは見なくても大丈夫だ。 大洲、内子のあたりは鵜飼で有名だそうだ。中山町は全国一の栗だそうな。まさに自然の宝庫だ。

あっという間に松山到着。7時10分。ぶらぶら松山市街を歩く。 旅をしていて思ったんだが、どの街も繁華街は女の子で溢れている。何をするではなしにうろうろする女の子が目立つ。それに対して男の子はあまり目立たない。なぜだろうか? と思ってたら、わるそーな少年たちが楽しそうに喧嘩をしていた。目立ってんじゃん。若いっていいね。うんうん。 アーケード街はニセ長渕いまだ健在なり。長渕の歌は一人で歌うには最適でしょう。でも、小金井公園に出没するニセ長渕よりはへただな。 4,5人の女の子が店のガラスに映った自分の姿を見ながら踊ってる。がんばれあすのすーぱーすたー。 愛媛にはおしゃれな店が多いので驚いた。四国一の都市なだけある。 似たような感じの店がいくつかあって、それでいて賑わっているようだ。清潔感溢れる店がズラリ並んでいるのを見るのは気持ちがいいものだ。

市街地をうろついた後、サテンでコーヒーを飲み、スポーツ新聞を読む。あいかわらずトロットスターが人気のようだ。安田記念は今回は難しいので買う気がしない。予想する気にもなれない。

道後温泉に向かう。8時34分。いい加減歩きつかれた。もうしばらく歩かなくてもいい。ちょっと歩くだけでへばる体になってしまった。日ごろの運動不足の賜物である。 愛媛は夏目漱石、正岡子規などで有名である。漱石も良くここの温泉につかったようだ。なるほど、風情がある。外観はなかなか格好いい。レトロ好きにはたまらない場所かもしれない。

その後、ラーメンを食べカプセルホテルで寝る。


6月3日

朝7時頃に起きて松山駅へ向かう。松山駅から特急に乗り、高松へ。

11時頃高松に到着。レンタカーで車を借りることにする。

車を借りてうどんガイドに載ってた「なかむら」という看板のないうどん屋を探すことにする。しかし,当然ながら発見できず。 仕方なく妙に混んでるなんかうまそうな雰囲気漂ううどん屋を偶然見つけ、そこで食べることにする。

日曜の昼ということもあるが、激しく混んでいる。周りには田んぼしかないような場所であるにもかかわらずだ。 ぶっかけうどんの大盛りを頼んだ。どんぶりの中にうどんとねぎだけがぼろっと盛られている。うどんの汁は入ってなく、各自がそれぞれで卓上に置いてある瓶から汁をぶっ掛けるらしい。 食べてみてうどんの腰の強さに感動する。これぐらい腰のあるうどんを出す店は東京ではあまりないだろう。

うどんを食った後、こんぴらさんに行くことにした。

なんか聞いた事があるような気がするので、きっと有名な寺だろう。 山の上に社があるようだ。

石段がずっと上まで続いている。

野球部員らしき少年が傍らを走りぬけていく。

足腰丈夫になるだろうなあ。

ぼくは、だんだん連日の疲労が蓄積してきているようで、ちょっと登っただけで早くも肩で息をする始末。 やっぱり煙草を止めるべきだなあとこんな時思う。 頂上まで登りきった後、あーこの一服がうまいなんていうくせに。 げんきんなものだ。

いくら登っても頂上に着かない。もう,やめようかと思ったが、じじばばが杖をついて登っている姿を見てわしもがんばらねば、と励まされた。

何とか頂上まで登りきった。

ぼくは笑っていた。

膝が。。

その後、善通寺に向かう。 なんでも五重の塔が文化財指定されているらしい。 さっき、こんぴらさんのガイドのおっちゃんの跡にくっついて歩いて得た情報だ。 ガイドさんにくっついてると勉強になる。 珍しいものは見とけ。 辿りついて見てみると、やっぱり古ぼけたどこにでもありそうな五重塔である。 ないか。。 しかし、このような古ぼけた建築でも歴史的に重要な意味を持っているわけだ。 文化は守っていかなくちゃーいけません。 でも、あきてきたなー、こういう古い建物。うう、2,3日で飽きてしまうとは・・。

次は屋島ドライブインへ。江ノ島をでっかくしたような感じだ。壮大でなかなかよろし。 高いところから下を見下ろすと、結構すっきりするものだ。 馬鹿は高いところを好むというが利巧も高いところを好むのだ。 考えてみると、旅に出るごとに山に登っているような気がする。 それしかないのだろうか?うーん。


6月4日

朝9時15分起床。だんだん自分がどこに居るのか判らなくなってきた。 旅をしていると感覚がなくなってくる。

10時にチェックアウトし、とりあえず吉野家へ行き朝定食を食う。 納豆定食がお気に入りである。 朝飯なんてこの程度でよろし。

今までは友人と二人の旅だったが、昨日彼はとっとと帰ってしまった。 これからの予定が全く立っていない。 サテンでコーヒーを飲みながらどうするか考える。 折角だから岡山城へ行ってみることにする。

てくてくとひたすら歩く。

しんどい。

しかし我慢だ。

30分ほど歩いて辿りついた。 ちっちゃな水城だ。 烏城の別称があるらしい。 地図を見てみると近くに後楽園というのがあった。 馬好きなぼくは思わず寄ってみることにする。 馬券が売っているわけではなく、ただの庭園らしい。 なんだ・・

備前2代目藩主池田綱政公が1700年に14年の歳月をかけて完成したものらしい。 それなりにこぎれいな庭園だ。 天気がいいのでベンチで1時間ほどごろごろする。 ああ,幸せだ・・。

隣に座っているおばちゃん連中が新建材による子供への悪影響について語り合っている。 学校に行きたくとも行くと気持ちが悪くなるから行けないそうだ。 そんな学校作るなよ・・。 一体なんでそんな建物を作るのかわけがわからん。

要するに、安い金で建てようとするからそうなるのであろう。 家は木で作るべし。 クロスなんてやめちゃえ。 電磁波も危険なのでパソコンもやめちゃえ。 テレビも見るなー。 そういうわけにもいかんよね。体にはその方がいいに違いないだろうけど。

おばちゃんの話にも飽き、岡山駅へ戻ることにする。 途中偶然通りがかったぶっかけうどんの店「粉名屋」(岡山市表町2−6−59)でうどんを食う。 ここのうどんはうまい。 この味なら香川のうどんにも対抗できるだろう。 値段は500円と高いが(香川が安いと言ったほうがいいか)腰が強くて滑らかだ。 ぼくはこの味で十分だ。

ふと気付くと、どこからかピアノの音が聞こえてくるのだが、それがどうも生音のようだ。 後ろを振り向くと吹き抜けの2階にピアノが置かれてあって、自動演奏をさせているようだ。 ラピュタのテーマ曲「地球は回る」を軽やかに弾いている。 生音ってのもいいもんだ。 うどん屋にピアノってのも変わった取り合わせでおもしろい。 食い物やはこういう所で工夫しなきゃね。

その後岡山駅から大阪へと向かう。7時ごろ大阪到着。ぶらぶらする。

晩飯にかつおのたたき定食を食う。できれば高知で食いたかったが仕方がない。 もう疲れたんや〜。 高知まで行く気力がない。 飯を食った後、北新地をぶらぶら。 ビルが立ち並ぶ街である。新宿みたいなものか。 北新地、梅田などをキタ、難波、天王寺などをミナミというようだ。

ミナミは結構怖いとこらしい。 車にわざとぶつかって金を巻き上げる輩をあたりやというのだが、そういうのがごろごろいるそうだ。

救急車をみると笑いながら突進してくるようだ。 スピードでてて急に止まれないから・・。 轢いちゃったりすると国が結構金を払ってくれるようだ。 大阪人のなんと逞しい生命力よ・・。

今「フレッシュネス・バーガー」でコーヒーを飲みながらこれを書いている。 これからインターネットカフェに入る。

インターネットカフェで一夜を明かすつもりだったが、ちょっと無理だと感じ5時間ほどで店を出る。もう深夜3時。 1900円だった。結構高い。DVDもあったしなあ。カプセルホテルを探してぶらぶら歩く。薩摩ラーメンの店があったので食う。 店員の話が面白い。大阪に来てるなって気がした。

カプセルホテルに行く為繁華街を歩いてると客引きがくっついてくる。 どこの街も一緒だ。みな黒服を着ている。ダンガリーシャツを着て人見知りでおどおどとした眼鏡をかけたお兄さんが客引きしていたらついて行ってもいいかなと思う。

漸くカプセルホテルを見つけ5時30分頃寝る。


6月5日

9時30分に起きる。他の客の目覚ましアラームがうるさくてしょっちゅう目が覚め、あんまり寝られなかった。 ここのカプセルホテルはお客が多かった。 都会だからか天然温泉らしいのが付いてるからなのか?

朝11時に梅田のドトールに行く。 ここのドトールはこの町の特色が良く出ている。 「コーヒー」と注文すると「ホット」ですか?と聞き返す。 まあこれはどこでもそうなのかな? ブレンドって頼むべきなんだが。 自分の価値観で世界が回っていると思いがちなぼくはついコーヒーと言ってしまう。悪い癖だ。 意識していってるわけじゃーないけどね。

そんな事より、「お砂糖とミルクをお付けしますか?」と聞かれなかった! ここの人は砂糖とミルクを使う人がかなり少ないのであろうと推測する。

あとトーストを注文した。 しばらくして、トーストが出る。

妙に黒い。

焼き過ぎに見える。

梅田の人々は黒くなるまでカリカリに焼いたパンがダイスキなのだろう。 もう一杯、今度は「ブレンド」と言って注文した。 聞き返されず、ちゃんと出てきた。 ふと,横を見ると「砂糖とクリームはご自由にお取りください」と書いた籠が置いてあった。 なーんだ。

疲れているせいか、妄想が入っている。

日刊スポーツを読む。 アンソニー・クインが死んだようだ。 フェリーニの「道」で旅芸人を演じていたようだ。 フェリーニの映画は「8か2ぶんのいち」を見たことがあるが、非常に判りづらい映画だった。 名作と言うものは判りづらいものなのかもしれない。 幻想と現実を一緒に描かれてもなあ。 混乱してしまう。

夜、可愛い現地の後輩に寿司を食わせてもらう。 ゆばを上に乗っけた寿司があってなんともいえない変わった味だった。 関東ではまず味わえない。 鱧も食いたかったが生憎なかった。 残念!

食い終わった後、カプセルホテルに行き、寝る。


6月6日

昼の新大阪発東京行き新幹線で東京へ帰る。