方言にもいろいろありますが、ココではちょっぴりユニークな内容を2つほど選んで、ご紹介いたします。決して、フィクションではございません。それでは、実在をもとにお送りいたします。
 ある歯医者の先生と患者さんの、意志疎通が思うように出来なかった問題の方言です。
 先生が、患者さんに『はぐきの調子はいかがですか?』と尋ねたとき、患者さん『ねちがいい』と答えました。
先生思わず『はあ?』と聞きなおされ、何度尋ねても同じ返答が返ってくるので、とうとう先生、理解できずギブアップしてしまいました。
 歌手の南春男先生 いわく お客様は神様ですから、ブッチ切れ寸前の思いを胸に押さえてその場をしのぎました。怒るに怒れないつらさは、よーく解ります。お互いに、お客様商売だから・・・・・・
 実は、歯茎のことを「ねち」といいます。私が思うに、この先生は首の捻挫、つまり「寝違い」と勘違いされたのでしょう。それだと、話のつじつまが合います。この場合、耳で聞いたお話だから、誤解を招くのも無理もありません。しかし、漢字に直して書くとすぐ理解できます。
 昔から、「言い手のそそは、聞き手のそそ」と申しますが、この内容は正に、そのまま地でいってしまったようです。
 数日後、先生は患者さんに『質問されたときは、誰にでも解る全国共通語で話しなさい』と、強い口調で一言パンチを加えて、この問題が一件落着いたしました。
 まさしく、江戸のかたきは、長崎で取った形に、成りました。先生あっぱれ、負けず嫌いの勝利。

 さて、お次は、ある女性を見ただけで、すぐにHをしたくなる問題の店長さんの、お話です。
 北海道旅行で知り合った素敵な女性と、ラブホテルでのハプニングです。前技の最中、それまで何も言わなかった女性が、挿入したとたんに「えーぐ・えーぐ」としきりに、耳元でささやき始めたのです。
 彼は、「彼女がお腹を空かせているのでは?」と思い、さっそく気を利かして、フロントの方へTELをしました。
 何も食べないよりは、玉子でも食べれば少しは精が付くと、彼女への思いやりでした。
ところがどっこい、それは、彼の早とちりだったのです。
 Hがすんで、彼女が注文された玉子を見たとたんに『えーぐ』『えーぐ』と言うもんだから、玉子を注文したんだよ。」と、言いました。
 それを聞いた彼女は、もう恥ずかしくなって赤面してしまい、急に黙ってしまったのです。
 それもそのはずえす。
 「えーぐ」「えーぐ」、つまり、「えーく」「えーく」 「行く 行く」と言うことなのです。
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