言葉が出なくなる病にかかった。

私を救ってくれるものも、ひとも、いない。

 

それは自業自得で、望んだ結果だったのに、

何故か涙が出そうになったのを、

また、「弱さ」のせいにした。

 

うずくまって膝をかかえて、

叫びも出来ない友達。

叫んでばかりの淋しがり屋の誰かと、

不毛な恋に落ちてるみたい。

 

大嫌いな弱虫ばかり。

潰したらどんな色なんだろうか。

きっと赤くて汚い、

涙みたく暖かな弱い色なんだろう。

 

ひとりで呼吸もできないやつは、

消えてしまえばいい。

 

声も言葉も出なくなったなら、

身振り手振りしかない。

 

伝えられないことばかりなら、

伝わらないまま終わればいい。

 

生きたいのなら強くなれと、

本能が言うから。

 

気に入っているわけでもない、

CDを散らかして眠った。

決められた歌なら歌えることが、

ムショウに寂しかった。

 

でも、私は強くなった。

今は、普通に話せる。