- 時代 -
時は天保13年(1845年)である。
前将軍徳川家斉は家慶に将軍の座を譲った後も大御所として政治に居座りつづけていた。
その為に政治腐敗が進み、武家や庶民の間にも享楽的な風潮が広まったが、当然農民は依然として貧しく天保の大飢饉などが起こった為に貧困は一層強まった。
この様な状況を打開すべく老中水野忠邦が経済・文化の引き締めとして「天保の改革」を行うが上知令などで大名や旗本から激しい反発をうけて、この前年に失脚している。
翌年にはアメリカ東インド艦隊司令長官ビットルが浦賀に来航し、通商を求めるなど、開国、そして尊王攘夷と討幕の嵐が吹きはじめ、日本が近代国家へと激しい変化をとげる直前でもあった。
参考人物
- 徳 川斉 昭
9代目水戸藩35万石藩主。後に幕府海防参与。十五代将軍・徳川慶喜の父
- 第十一代将軍・徳川家斉
従一位 太政大臣右大将。隠居してまで院政を引いて陰で権力を握った。
- 第十二代将軍・徳川家慶
従一位 従一位 左大臣右大将。徳川家斉の二男。
- 水野忠邦
備前唐津藩主の家柄で遠江浜松への転封して藩主となり、西の丸老中に就任。文政11(1828)年11月から弘化2(1845)年2月までの老中在任期間194ヶ月。
- 主な登場人物 -
- 榊原三五之助
物語の主役。旗本の次男坊。家は旗本の中でも裕福な為、特に仕官の口を探すでもなく養子にだされることもなく、平和に過ごしている。一応閑人だが行動は結構得体が知れない。グルメ。北辰一刀流を使う。
- 浜屋茂兵衛
-
三五之助が常連の料亭「浜屋」の主人。商人だが小野派一刀流を使う。のちにコーヒーチェーン「甘味・浜屋」を大ヒットさせるがそれが原因でもめ事に巻き込まれる。一見大人しそうだが実はかなり頭もキレる。
- 中西十兵衛
榊原家の強面の老臣。三五之助の父が幼い頃から使えてきた。三五之助にはなにかと手をやかされるばかりであるが顔には出さないが反面憎めないでいる。
- 久保鉄斎
横山町に住む鞘師。腕の良さは江戸にある鞘師の中でも指折りに入る程で、渋めで上品な柄の拵えの仕上げに定評がある。
- おみき
鞘師・久保鉄斎の娘。後妻の娘で血はつながっていない。
- 磯地卓馬
三五之助の昔の剣術仲間。武術家。
のちに琉球伝来の南蛮殺到流を会得し、
現在は牛込御門の辺りに小さな道場を開いている。
- 参考資料 -
江戸切絵図で歩く広重の大江戸名所百景散歩 人文社(1999年7月)
江戸切絵図散歩 池波正太郎 新潮社(1989年3月)
日本の傳統色 長崎盛輝 京都書院(1996年11月)
月刊秘伝 BABジャパン
演劇博物館 歌舞伎浮世絵画廊
http://www.waseda.ac.jp/enpaku/gallery/gallery.html
Adachi Home Page
http://www.adachi-hanga.com/ukiyoe_new.htm
パノラマ東京レビュー
http://www.t3.rim.or.jp/~kuri/panorama/
男のきもの大全
http://www.kimono-taizen.com/
きものつれづれ
http://www1.sphere.ne.jp/hoteiya/turedure.html
KIMONO WORLD - 着物用語辞典
http://www.edit.ne.jp/~ookawara/dic/dic.html
Edo Kuukan - Life in EDO
http://www.hiden.cup.com/edohtml/seikatu.html
日本刀と武器武具
http://www2d.biglobe.ne.jp/~yamaka/index.htm
もの知りいばらき
http://www.pref.ibaraki.jp/data/index.htm
下総総合ken究所
http://www.asahi-net.or.jp/~me4k-skri/index.html
日本刀剣愛好保存会
http://www.jttk.zaq.ne.jp/nihontou/
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