コミックマーケット68報告(なんてものではない)
2005年8月12日(金)
ここのところ福岡は酷暑、2時頃父に最寄の地下鉄駅まで送ってもらいました。
飛行機は3時25分発Jal。
前回あたりから、ネット予約して空港の窓口で直接購入という形にしたので、
少々早めに空港に着かなければなりません。
こないだイギリスから帰ってくる時に空港でのんびりしすぎて、
ものすごーくあせった記憶が新しいので、私にしては少々早めにゲートに行きました。
そうしたら、離陸遅れてやんの。たっぷり15分くらい?
満席というほどではないが、座席はかなり埋まっている。
当然到着時間も遅れている。
更に更に、ガキンチョがうるさい。まさに金切り声とはこういう声だと思う見本のような声。
あまりのうるささにその正体を見極めんとする。
私は窓際なのだが、通路をはさんだ中央列に
子供をふたり連れた母親?祖母?よくわからないけれど座っている。
その下の子が異常にうるさいのだ。
保護者は平然としている。その騒音になれているのか、
元々無神経なのか知らないが迷惑なことだ。
折角読み始めたダルグリッシュ警部もの「死の味」が頭に入らない。
子供を飛行機に乗せるなら周囲に迷惑にならぬように貨物室に積んで欲しいものだ。全く。
飛行機は千葉方面から空港へ。雲が低い。
確かめてくるのを忘れたが、東京は天気が悪いらしい。
しまった、傘を持ってくるべきだったと思っても遅い。
それにしても、飛行機は随分遅れている。
空港にはkeiteeさんが迎えにきて下さっているのに。
ところで、私、keiteeさんと直接お会いしたことあるだろうか。
預けていた荷物を受け取って、最寄の出口へ行ってみる。
うーん、それらしい人はいない。
こういうときは携帯電話の出番。
かけてみると、別の出口に行っていると判明。めでたくお会いすることができました。
(ところで、この時は気づかなかったのですが、
その夜ホテルでメールチェックした時に、「どこどこでまっています」との連絡が入っていました。
今ごろ気づいても遅いってば。携帯メールの正しい使い方がわからないワタクシ)
keiteeさんの後について駐車場へ。
首都圏の、まして空港の駐車場なんて全く未知の世界でした。
なんかスゴイ。
スゴイといえば、首都高速を自在に走り抜ける彼女もスゴイ。
道は相当渋滞していて時間がかかったのですが、
その間沢山お話することが出来て楽しかった。
いえ、こちらは楽しかったのですが、運転しているkeiteeさんは大変でしたでしょう。すみません。
しかし、恐ろしい話をきいてしまった。
keiteeさんもかなりのツワモノドライヴァーだと思っていたのですが、
その姉上は更に輪をかけた「走り屋」だという。
想像も出来ない。これ以上ってなんかこわい。
東京は小雨模様。
定宿のホテルに荷物を置いて、近所のトリトンスクエアにご飯を食べに出発。
ここの駐車場でモノスゴイハイテク装備を見ることになる。
あまりに想像を絶するすごさだったので、口ではうまく表現出来ません。
何に似ているって、やっぱりスター・トレックとかエイリアン(古い…)と
かつまり、SF映画の世界みたいな感じですね。
ガラス張りの個室に車を乗り入れて、下車してそしてその車がどこに収納されるのか。
上へか、下へか。
後で見ていて、横から出てくることはわかったのですが、
これ、各部屋の壁の中に1台ずつ入れている…んじゃないよね。
(自動販売機の中に人が入っているみたいな発想)
私がこないだ駐車場料金を払ったのは、
イギリスのペイ・アンド・ディスプレイだったもので、
まさに雲泥の差です。
いやいや、ここで感心していてはいけないのでした。
肝心のご飯。
インド料理店があるというのでそこに行ってみることにしました。
ボンベイ・カフェというお店。
ソフトドリンク、サラダ、カレー、ナン、それと食後のエスニックな紅茶。
どれもなかなかおいしかったのですが、ナンが巨大で残してしまったのがくやしい。
でも、惜しがってお持ち帰りしても、まずくなっちゃうので仕方ないか。
お店はとても良かったのですが、なんだか騒々しいグループがあっちにもこっちにもいて、
話が出来なくなることしばしばでした。
なんだったんでしょうね、あの人たちは。
随分長居して、気が付いたら最後のお客になってしまい、慌てて出ました。
更に厚かましくもkeiteeさんに宿まで送って頂いたのに、
ろくろくお礼も言わずにばたばたとお別れしてしまい失礼しました。
あの後、凄い土砂降りとなり、帰路が大変だったそうです。
本当に申し訳ない。
さて、のんきなもので私は、
宿に戻って何気なくテレビをつけたら、
とんでもないニュースをやっていました。
福岡空港を離陸した国際線の飛行機がエンジンから火を噴いてパーツをばら撒き、
挙句空港に引き返したんですと。
今日は丁度例の日航機墜落事故から20年目。
大事に至らなかったものの驚きました。
今日は特にすることもなく、お風呂に入って早めに就寝。
8月13日(土)
朝はまだ雨が残っている模様。
朝食前に近くのコンビニエンスストア(サンクス)にパンと菓子、ペットボトルのお茶を買いにいく。
小雨がぱらついている程度。良かった。
ホテルに戻り、フロントで送迎バスの時刻表を入手。
確認するとバスは30分に1本程度だった。
8時の次は8時半、これではちょっと遅い。
何とか8時のバスに乗りたい。
しかし、時既に7時半を回ったところ。
これからご飯食べて、歯磨いて、荷物まとめてチェックアウト。
忙しい。
折角のバイキング形式の食事なのでもっとゆったり過ごしたかったが、
そのような訳で落ち着かずそそくさと立ち去る。
部屋に戻り、仕度して、チェックアウトしたのが8時ちょっと過ぎていたか。
まだホテル前にバスが停まっているようなので聞くと、
あれは8時半の便で、8時はもう満席ではないかと言う。
念の為に行ってみるとそれはミニバス。
乗り切れないらしい人が3人ほど待っている。
先頭の女性がホテルマンにタクシーを頼み、
4人一緒に会場に行くことにした。
ところが、このタクシーがなかなか来ないのだ。
かえって、流しのタクシーは結構通りかかるように見える。
こりゃ、この辺りで拾ったほうが良かったのでは、などと思っているうち
ようやく呼ばれたタクシーがやってきた。
道はかなり混んでいる。
途中、事故車も見かけたし。
到着までにかなり時間かかったので、
30分のバスでは間に合わなかったことだろう。
割り勘のお金を出そうとすると、
件の女性に止められた。
タクシー代はホテルが負担するのだという。
へええ、それはありがたいけれど、良いのかしら。
まあ、ホテルが用意した送迎バスに乗り切れなかった訳ではあるが。
でも、ホテルにお願い。
8時半ではなくて8時に大型バスを出して下さい。
雨は小雨になっていた。
これが通常のホテルバスだと西ホール近くに着くのだが、
タクシーの強み、東ホールに着けて貰えた。
これはらくちん、スペースまで近い。
例の女性も、同じ文芸スペースでごく近くにいることが判明。
折角だからどこのサークルか聞けば良かったのに忘れちゃった。
さてスペースに到着。
最初にすることは、机の上に山と積まれたチラシを片付けること。
そうでないと椅子が下ろせない。
いや、その前にペリカン便の受け取りでした。
久しぶりに持参したカート片手に荷物の引き取り。
受け取る時に100円を払うのだが、
考えるとこれ何のお金なんだろう。
宅配業者にしてみれば、大量の荷物を一箇所に搬入出来てその点楽をしているのに、
更に集金するというのは納得出来ないものである。
理不尽なり。
荷物を受け取り、ようやく設営。
なのだが、何だか気持ちが悪い。
というのは、すぐ横に大手の大行列が出来ていて、どんどん伸びていくからなのだ。
みっしりと並んだ男性陣が傍らにいる。
暑苦しいし、空気が少なくなって息苦しいのである。
おまけにシャッターまで閉まってしまった。
この人たち、どこか外に出してもらえませんかね。
この男性陣がずらーりとこっち向いて並んでいると、
どうも気になってスペースの張り紙も出来ません。
いや、実をいうと今回、もうひとつ問題があったんです。
と言うのは、私の大ボケなのですが、
いつも来てくださっている藤誠さんに
夏コミについての連絡をするの忘れていました。
気が付いたのはぎりぎりになってから。
ありがたいことに藤誠さんは忘れずに来て下さって
大いにほっとしたのでした。
それにしても毎回のことながらボケで申し訳ないことです。
今日は雨のお蔭で多少気温が低かったのですが、それでも結構蒸し暑い。
午前中はまだ良かったけれど、
午後になるにつれて気温はじりじりと上がってきたように思います。
藤誠さん、東ホール向かいのスペースで
阿倍晴明の本を買ってきました。
面白そう。と後で買いに行こう。
でも、その前に西ホールに行ってみたい。
西ホールには旅行本と、テレビ映画のホーンブロワーの本が出ているようです。
比較的時間が早かった為か、西への移動はらくらく。
反対向きの東へはかなり渋滞気味。
旅行本は種類があるけれど、中を見て好みだと思うものはなかなかない。
どの本についてもいえることですが、
上手下手ではなく、
好みか、そうでないかが問題です。
私は好みが偏屈なのか、大手の本、大行列が出来るようなサークルの本が
面白いと思えたことは殆どありません。
かえって、今まで気に入って買っていても、
行列が出来始めた途端に買うのをやめてしまうことがしばしばです。
(その主な理由はメンドクサイからですが。)
私が好んで手にとるのは、
実力があり、内容が充実している中堅どころの本です。
万人向けのメジャーな本ではなくて、
違いがわかる作者の、違いがわかる読者になりたいのです。
まずチェックしていたホーンブロワーのサークル。
不思議なことに(でもないか?)映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」
の本と重なっています。
何故かわからないけれどこの本が多い。
綺麗どころが出ているのか?
ひげだるましか出ていないと思ったが?
ホーンブロワー本のひとつは、昔からナポレオン・ソロ本で有名なサークルが出しておりました。
何だか不思議な取り合わせ。
結局この日入手したホーンブロワー本は2冊だけ。
ひとつは未知のところだったのですが、この本が薄いけれど面白くて気に入りました。
今回の夏コミで入手したものの一番のお気に入りがこれね。
ホレイショとうさぎ耳のアーチー・ケネディの話です。
他にも出していたみたいなので買ってくれば良かった。
しかし、せこい私は中をチェックしてアーチーが出ているものだけを選んだのでした。
ここの本だったら、ホレイショ×ブッシュでも良かったなあ。
惜しむらくは奥付に住所がない。ウェブをさらってもヒットしない。
冬コミまでお預けかあ、くそう。
ところで、折角イギリスで買ってきたばかりのネルソン提督信号旗Tシャツ
誰も気づいてくれなかったんです。
(気づいて下さったのは幕末ファンの藤誠さんひとりだったというのは何とも。)
西ホールは比較的空いていましたが、東に戻った途端、そこの人ごみに驚きました。
今回、良かったことは小説ファンクラブが比較的近かったこと。
朝、エラリー・クイーンのスペースがあったのは記憶していたけれど、
昼過ぎにいくと完売したのかもういない。
以前、何冊か買ったことがあるので、もうちょっと見たかったのに。
その他買ったもの
ホームズ、京極、ブラック・ジャック、歴史系では創作の騎士もの漫画、最新作が出ていました。
それとナポレオンの伝記小説、3巻目が出ていたので入手。
しかし、まだ1、2巻読んでいません。たまる一方です。まとめ読み。
そうそう、久々にBFCのI艦長とお会いできました。
それにしても、小説のFCって何でこんなに少ないのでしょうね。
一部のジャンルは腐るほどある。こんなにいらんよ、と思うほど、ある。
しかし、あって当然と思えるジャンルがない。
何故だろう?
不思議です。
いえ、今回あまりのんびりしていられないのでした。
実はこの日は東京湾の大花火大会。
会場周辺は一斉に交通規制、公共の乗り物もストップしてしまう。
それも4時かららしい。
ということは、4時以前に会場を出なくてはヤバイことになる。
ということで、今日は3時を過ぎるともうそそくさと店をたたみました。
行きはペリカン便で搬入したけれど、帰りは送料をケチってお持ち帰りです。
その為に、かさばるのを承知で車輪つきの旅行かばんを持ってきたのです。
何とか残部、収まりました。
しかし、我ながらモノスゴイ重量で、引っ張るだけで腕が痛くなります。
事実、帰ってから2、3日は骨が変になったのではと思うくらい、右手がだるかった。
別方向に帰る藤誠さんと会場で別れ、
私はバス乗り場へ。
バス乗り場は西ホールに近いところにあるので、そこまでの道のりの遠いこと。
そして、自業自得とは言え、荷物が重いのよー。
このバカ重い荷物を持って乗り場まで階段を下りるのがまだ大変。
エレベーターはどこかにあるのでしょうが、見た目重視の会場は、
そう肝心の設備が実に見つけにくい。
辛うじてバス乗り場に到着したのは3時40分頃。
良いタイミングで空港行きリムジンバスが停まっている。
ところが、バスは満席状態らしい。
次の便まで待つしかないのか。
そう思っていると手際良いお兄ちゃんがひとり、
空席を数えて、まだ乗れると乗せてくれました。
異常に重たい荷物も無事、荷物入れに積み込むことが出来て良かった。
最後にお兄ちゃんが乗り込んで、補助席までぎっしりの状態でさあ、出発。
ところで、このお兄ちゃん、実はバス会社の人でもなんでもなく、
単なるその場の一般乗客だったということにびっくり。
それにしては、なんと言う手際の良さ、ただただ素晴らしい。
お兄ちゃんは、「バス会社の人は何もしちゃくれませんよ」と言う。
そんなものですか、それで済むのですが。
もうちょっと企業努力が必要だと思います、バス会社(に限らず、組織)
非常時に強い組織になって下さい。
暑くていい加減へとへとになっていたので、
この冷房が効いた車内の何と快適なこと。
私が予約しているのは6時の飛行機。
本来なら、20分程度で空港に着くはずです。
ところが、この時既に道は物凄い渋滞です。
動かない。ただただ渋滞。
こんな状態で、飛行機に間に合うのか。
途中、運転手はゆりかもめ(だったか?)の駅につけ、
時間がない人はここで乗り換えて欲しい、とのこと。
かなりの人数が降りました。
私も少々不安になってきたけれど、何と言っても荷物が重いので、
このまま空港バスに乗っていたほうが良い、と居残り。
しばらくの間超のろのろ運転だったバス、しかしようやく渋滞を脱して、
最後はするすると快調な走り、
今度はあっけなく空港に着きました。
最初到着した第2ターミナルは、全日空便、
日航の入っている第1ターミナルはまだ先。
ようやく到着して、空港で荷物を詰めなおし、
大荷物を預けて一安心。
この時、車輪付きのバッグの底の状態が何だか変だったようで、
「預ける前からこうでした」という書類にサインさせられる。
身軽になったので、ここで東京土産のお買い物。
みたらし団子は売り切れていたけれど、
芋羊羹とあんこ玉の詰め合わせ、前回買いそびれた崎陽軒のシュウマイなどを買い込む。
行きとほぼ同じで、帰りの便も満席に近い。
またもどこからか子供の叫び声がする。いやな予感がしたけれど、
今回はありがたいことにそれ程うるさくなかった。
ただ、隣席の若い男が馬鹿でかい音でヘッドフォンをかけているらしく、
その騒音が気に障るのであった。
己がつんぼになるのは勝手だが、回りに迷惑かけないでくれー。
丁度、日暮れ時だったので、夕焼け空が綺麗でした。
ちなみに、帰りの飛行機も遅れました。
現れない乗客を待っていた為らしい。全く。
蛇足
その1
最寄の地下鉄駅から、自宅までタクシー利用したのですが、その時、
「そこを2ブロック直進して」と言ったらわかってもらえなかった。
そういう表現をした客は初めてだと言う。
でも、ブロックって言うでしょ?
その2
帰宅して、行きに着ていったブラウスがないことに気づく。
色々考えた結果、ホテルに電話すると「ありました」って。
「着払いになりますが送ります」というので頼んだら、
丁寧にたたんで、梱包して送ってくれました。
それについては感謝、なのですが、
部屋の中に忘れたのだから、普通、ホテルの方からお客に連絡しない?