コミックマーケット69報告(なんてものではない)
2005年12月29日(木)
11時10分福岡空港発の日航機に乗る為、
9時56分最寄バス停発のバスで地下鉄駅へ。
地下鉄は混んではいないけれど、座席は満席。
乗ってすぐ、赤ん坊を抱えた若い夫婦が乗ってきて空席を探しているので、
思わず反射的に譲ってしまいました。
珍しくもないが夫婦とも私よりずっと若い。
立ったついでに辺りを見回すと、
周囲には若い者、中年でも足腰丈夫そうなものが幾らでもいるじゃん。
おまえら、さっさと席を譲れ。
さて、私が譲った席は、きっちり座れば夫も座れるだけの余地はあったのですが、
それはきまりが悪いのか夫は立っております。
合理的ではないのですが、その曖昧なところが情緒を解する日本人らしくて好ましい。
(これが通じない奴らがガイジンと異星人である。)
途中の駅で隣に座っていた人が降りて余裕が出来ました。
こうなると夫は座り、私にも座るように勧めました。
席を譲った場合、別の席が空いたからまた座るのはなかなかカッコワルイものです。
でもこの場合はカッコ悪くなく座れた。
へんなところで見栄をはる私。
余裕を持って空港に到着。
航空券のネット予約は便利なもの。
前もって、旅行代理店に行って、窓口でとろとろと待たされていた時代が嘘のようです。
ところが、飛行機の離陸が11時35分と大幅に遅れたのでした。
何でも、ここのところの悪天候が響いて、
羽田からの到着便が遅れた為らしいです。
冬の初めから豪雪被害の北日本に比べたら、
例年になく寒かった福岡なんてまだまだ恵まれた方。
贅沢を言ってはいられません。
今回の旅のお供は柳田國男「遠野物語・山の人生」
ずっと以前に読んだ筈ですが、あらかた忘れている。
何より印象的だった
「遠野では、石垣の辺りであたりまえのようにおきつね様が戯れていたりする」
とかいう逸話が載っていない。
あれは私の記憶違い? だったらどの本だろう…。
飛行機はいつもより南よりの航路で、
日田や鶴見岳の上を飛んだのに、
柳田を読み耽っていて気づいた時は過ぎていた。残念。
ちなみに、伊豆大島の真上を飛んだのに見逃した。クヤシイ。(本を置けよ)
更に珍しいことに、この日は館山の先端を過ぎり、
眼下に、岬の突端の灯台がはっきり見えました。ほう。
しかし、南房総は本当に山また山だ。
この航路だと、東京ディズニーランドは見えず、南から着陸。
今回は、荷物は全てホテル宛に送っているので、
身の回り品だけで身軽。
空港からバスで直接ビッグサイトに行く為、
自動販売機で切符を買う。
ところが13時20分だと思っていた次のバスは、
よく見たら14時20分だった。
随分長い待ち時間だ。
空港でのんびりとご飯でも食べてから出かけるか。
そう思って、ふと壁の時刻表を見たら、
13時25分というバスがある。
ええっ、こんな便があるの?
時計を見るとあと数分。
しかも、まだ時間がたっぷりあると思っていた私は、
時間潰しがてら、空港の一番端まで歩いてきてしまったのだった。
慌ててバス乗り場近くに戻り、
自動切符売り場の隣の友人のカウンターで聞くと、
次の便の切符と取り替えてくれた。
おかげで何とか間に合った。
そけは良いのだが、どうして自動の機械では次の便が14時20分と表示されたのか。
係は、会社が違うからだというが、
利用者には会社なんか関係ないよ。
一番早い便に乗りたいのが当然では?
この辺り、羽田空港のサーヴィスはイギリス並だ。
(自分の管轄以外、知りませんという点ね。)
さて、バスはビッグサイトに到着。
リムジンバスのすぐ近くには、既に晴海グランドホテルの送迎バスが来ている。
念の為に聞くと次は2時20分だったか、その次は3時30分とのこと。
まずは西ホールへ。
目当ては小説ファンクラブで、シャーロック・ホームズ関係の本。
京極夏彦関係も探したけれど、好みのものが見つからなかった。
しかし、一頃に比べてがくんと減った京極。
流行とは何ともはかないもの。
この辺りに海洋小説、映画関係のサークルが少しだけれどあるのでここもチェック。
この日の獲物。
いつも買うシャーロック・ホームズ本
あと、夏に見つけて気に入っていたホーンブロワーのサークル幾つか。
トラファルガー関係のまじめなコピー本。
意外なもの「ピーター・シムプル」本。
概して少なめです。
それにしても、小説なんて幾らでもあるのに、
同人誌を作る人っていないのね。
帰りは予定通り3時30分のホテルバス。
窓から見たクロネコヤマトの大行列に驚いたのですが、毎回あんなものなのでしょうか。
ホテルに着いて、チェックイン。
今回はyahooゆうパックで送っておいたキャスターつきバッグを請け出す。
東京駅の方に買い物に行こうかと思ったけれど、
結局面倒になってバスしました。
よって、近所のコンビニで買出し。
まず、昔からある古いコンビニ、と思っていったらなくなっていた。あらまあ。これはちょっと寂しい。
必然的に、唯一のものとなったより近い新しいコンビニで買い物。
ホテルに戻り、テレビをつけると、どこかの温泉街で一家四人が火山性ガスで重態とか。
(結局全員亡くなったそうです。惨いことです。)
今日買ってきた本を読んで早々と就寝しました。
12月30日(金)
前回、のんびりしすぎてチェックアウトの時に慌しかったので早めに支度。
今日も天気は良さそう。
7時に朝食、一旦部屋に帰って荷物をまとめ、
8時のバスに乗るべくチェックアウト。
ホテルのミニバスで、荷物を座席に持ち込むしかないのが大変。
席の余裕があったので良かったけれど。
会場に着いて、ちょっと大変だったのは、
到着場所は西ホール近くなのに、
今回東ホール配置なのでその移動が少々面倒です。
キャスターつきのバッグ、夏の時にそうだったけれど、車輪がいよいよ取れかかっている。
最後まで頑張ってくれるか?
何とか無事スペースに到着。
今回は机半分。
お隣は既に設営済みでした。
いつもながら面倒なチラシの山の整理。
でも、今回は1スペースだし、荷物も少ないのでそれは楽。
在庫の種類が多いけれど、
A5サイズの本は横に5冊しか並べられない。
2列にしても10冊。
もう少し設営の仕方を研究せねば。
設営を終えて、早めに周りを見回りに行きます。
今回、創作漫画、旅行のスペースが近いのが嬉しい。
中央の通路には、早くも大手並びの行列がむくむくと成長しつつあり、何とも不気味です。
スタッフは「野牛の群れが通ります〜」と放送している。
これって差別だな。考えると。
しかし、期待していた野牛の暴走は見られなかったのがちょっと残念。
参加者、年々マナーが良くなっている。
と言いたいところですが、そうじゃないぞ。
今回、マナー悪いやつが目立った。
人に(激しくではないが)ぶつかって謝らない輩の何と多いこと。
これだけの人ごみだから、ぶつからないまでも触れ合わない方が難しいのだが、
そうした軽い接触程度でも「はなから謝ることを考えていない輩」がやたら目立ってうんざりさせられた。
こうした経験は今回初めてでした。
まあそうしたことはさておき、今回の新刊を探しにきてくださった皆様、
誠にありがとうございました。
旅行関係のジャンルが近くにあるので、ある程度お客さん来てくれるかなと思っていたのですが、
そのほうのもくろみは外れたようです。残念。
人は多かったのに、お客さんは少なめでした。
お買い物の方は、猫、旅行本と創作漫画関係。
今回のびっくり。
前から気になっていた「ケロロ軍曹」の本をふと手にとって、
開けてみたらこれがドロドログチョグチョの…YAOI本でした。
ううう…凄いもの見ちゃった。
キャラクターがキャラクターなだけに余計怖い。
周囲がたたむのが早いようで、人の波も引いたみたいなので、
3時過ぎた頃には片付けることにしました。
それは良いのですが、ご近所のサークル、
早仕舞いしても、こちらがまだ開いている時にすぐそばで固まって立ち話するのは何かイヤだ。
もう殆ど人は引いているし、多分実害はないと思うけれど、それでも気分的にイヤなのね、こうしたものは。
藤誠さんと出口付近で別れ、
私はバス乗り場へ。
夏に荷物が重くて閉口したけれど、今回はだいぶまし。
エスカレーターがあったので(夏は見つけられず階段を下りた)更に楽。
バス乗り場に到着したのは3時40分。
空港行きリムジンバスが停まっていて、ちょうどお客が乗るところ。
良いタイミング。
荷物を下の収納に入れて貰って出発。
花火渋滞で難儀した夏と違い、バスはあっと言う間に空港に到着。
最初はANAの1番で、ここでかなりの乗客が下車。
私はJALなので2番まで残りました。
予約の便は6時発。
でも、随分早々と空港に着いたので、前の便に変えられないかと尋ねたら、
キャンセル待ちが70人とか。
そりゃちょっと無理だろう。
あきらめて、ゆっくりと待つことにする。
空港は帰省客で混雑気味だが、かつてのような殺人的な大混雑は見られない。
ぼちぼち混んでいる、といった調子。
荷物を預け、あとはお土産を物色する。
まずゲート外の土産物を見た後、時間があるので一番端まで行ってみる。
この辺りのゲートから入ろうかと思ったら、凄い混雑。
で、だいぶ戻って途中のゲートまで来たらここは空いていた。
ゲートによって混雑具合がまるで違う。
あたりまえだが、空いているゲートから入るのが宜しい。
中に入ると、目の前に捜し求めていた崎陽軒のシュウマイがあった。
(14番ゲート付近)
この辺りにあったので、今回、到着時に探したのだが見つからなかったのだ。
まだ時間があるので、更に進んで一番端まで行ってみる。
ここの食堂にそばがあったので、
かけそば(480円)とお茶のペットボトル(150円)を注文。
セルフサーヴィスの店で水はなさそうだったのでお茶を買ったのだが、
あとで見たらセルフの水入れがあった。くやしい。
その日はお昼抜きだったのでおなか空いた。
福岡のそばは汁が透き通っていて食するに耐えないので、
東京風のそばは貴重だ。
崎陽軒のシュウマイをどっさり買い、搭乗口の8番に行く。
まだ時間が十分にあったので、通り越して端の1番まで行ってみると、
ここにも崎陽軒のシュウマイは山ほど売っていた。
しかも、こちらの方が、最初に買った14番よりも近いような気がする。
まあ、これは今度買うときの参考ということで。
帰りの飛行機は満席。
途中から子供の声がウルサイ。
この子供、飛行機から降りるときもすぐそばを歩いていてうるさかった。
ちょっと遅れて飛び立った筈の帰りの飛行機は
何故か10分早く到着。
預けていた荷物を受け取ったら、海外旅行の客と同じくらいの荷物になった。
帰りの福岡、冬のことで完全に暗くなっていたけれど、
空から観覧車や福岡ドームが見えました。