アリんこ物語
第2話

   
外の世界

洞窟を上に進んでいくと、光が見えてきました。

それは、外の世界です。

木や草花のいいにおい、そして鳥たちの鳴く声が聞こえてくる。

全てが素晴らしい世界です。

外に出るには、少し怖いような気もしますがここは度胸をきめて一気に飛び出します。

ここは、どのあたりなのでしょうか。

いろいろと歩き回ることにします。

ザワザワと何か物音がします。

その音は、餌に群がる私の仲間たちがいました。

おいしそうなものが、ありました。

パンの残り物らしいですね。

私も、餌を運ぶお手伝い、いや、お仕事をしなければいけません。

早速、運び始めました。

餌は、今までいたあの洞窟の倉庫らしい場所まで運びます。

何回も餌と洞窟を行き来しました。

やっと、終わり一休みです。

と、そこに同じ仲間のありんこが近づいてきて話しかけてきました。

「やぁ、どうですかお仕事の方は。」

「まだ、慣れてないのでちょっと大変ですね。」

「まだまだ、これからだからがんばってね。」

「ありがとうございます。」

と、そのありんこは立ち去っていきました。


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