| 嫌われものほど美しい |
ナタリー・アンジェ/草思社 |
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最近面白い本に巡り会わないので、ちょっと古いけど。('98発行) |
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| 火星の人類学者 |
オリヴァ−・サックス/早川書房 |
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ハヤカワ文庫。副題が「脳神経科医と7人の奇妙な患者」で、その通り脳神経科医である著者と、その患者達の症例の話です。ちなみにこの人、「レナードの朝」の原作者だそうです。あとがき読むまで知らんかった(笑) |
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| 肥満とダイエットの遺伝学 |
蒲原聖可/朝日新聞社 |
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別にわしが太りだしたとか、ダイエットを心掛けているとか、そーゆー訳ではありません。死ぬぞ、わしがそんな事したら(笑) 以前に科学雑誌で肥満遺伝子の特集をしていたのを読んだらば、なかなか興味深い内容だったので、関連書籍を買ってみた訳だ。それによると、アメリカの肥満率はまじでシャレにならないのだが、遺伝的には日本人のほうが肥満になりやすい体質なんだってさ。でも、基本的に肥満っつーのは遺伝3割、生活習慣7割くらいらしいんで、痩せ薬を作る事は理論的には可能だけども、あんまりアテにせんといてーな〜。とゆーコトだった。やはりな。 |
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| 台湾論 |
小林よしのり/小学館 |
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漫画なんだけど、やっぱりココでしょ。「ゴーマニズム宣言」はとりあえず読んでました。別にファンでもなかったけど、結構面白い論客だなあー、という感じで。そんで、幻冬社の「戦争論」読んで。小林よしのりの見方が大分変わりましたね。たしかにプロパガンダ的な言動ですけど、かーなーり勉強になります。なりました。世界史の歯切れの悪さも納得できましたし。しかし、よしりんの言動にいちいち右往左往するのもどうかと思いますけど。某方々。彼の言質は教科書を読むように暗記するものではなく、自己を顧みるとっかかりを与えるものだとわしは思っています。描かれているものを鵜呑みにするのではなく(さらに揚げ足を取るような情けない事じゃなく)、そこで疑問に思った事はテメ−で調べる!みたいな。…んで、今回の「台湾論」。発売元は違いますが、位置的には「戦争論」の続編…とゆーか閑話休題的続編だと思います。 |
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| キャッツ・マインド |
B・フォーグル/八坂書房 |
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副題が『猫の心と体の神秘を探る』。フォーグル博士は世界的に有名なカナダの獣医師さんです。猫や犬に関する本というのは山のように出てますが(なんでインコやオウムのは少ないんだ〜)、どの本もなべて愛好者に向けた『愛らしさ』を強調したものが多くて(この手の書籍は科学的とうたっていても、結局著者の自己満足に終始している書籍が多い)辟易していたのですが、これはそんなダメ本とは一線を画した作りになっています。フォーグル博士も猫や犬やオウムを飼っているので、比較対象として彼のペットたちも出て来ますが、むしろ微笑ましいくらい。内容は、いままで動物学者たちが避けるようにしていた"動物達に感情はあるのか"という疑問から始まり(動物を飼っている人たちには自明の理としたいところですが、科学的な裏づけがない以上いまだ未解明とされています)、猫の精神構造、本能と感情を生理学的、解剖学的に検証していきます。そんなコムズカシイ本嫌だわーという方には『ネコのカウンセリング』『猫の救急マニュアル』(犬のシリーズもあります)がおすすめ。犬好きでこういうコムズカシイ本のほうが良いという方は『ドッグズ・マインド』があります(すべて同社、同著です)。 |
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| 蟲実話(特集アスペクト48) |
アスペクト |
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寄生虫の本です。コピーが『寄生虫、害虫との正しいつきあい方』で、そのまんまです(笑)なんたってアスペクトのムックですから、装丁がむちゃむちゃアングラちっくです。中身はちゃんと寄生虫学の第一人者にインタビューしてたりしますが…。寄生虫学大好き人間なわしは、この手の本(藤田紘一郎先生や亀井了先生の著作)は読み漁ったのですが、入門書としてはこれが一番説明的で親切な造りだと思います。ライターが寄生虫初心者のおかげではないかと。後半は害虫(ダニやゴキブリ、殺虫剤など)についてに話が移行しますが、やはりメインは寄生虫(笑)気持ち悪くてダメとゆーヒトも(できれば)読んでほしい1冊です。海外旅行やゲテモノ喰い、有機農法が流行りの日本だからこそ、皆に読んでもらいたいと思います。啓蒙書とまではいきませんが、知っておいて損はありません。むしろ得のほうが大きいぞ。いたずらに騒がれても困るが(笑) |
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| 女の由来 |
エレイン・モーガン/どうぶつ社 |
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これは文字通り、目からウロコが落ちましたね。みなさんも不思議に思ったことありませんか?人類の起源を習った時に、なんで人には動物のような体毛が無いのかって。学校の先生は二足歩行になって、森林からサバンナへ移行したと言ってます。では、なんで同じようにサバンナへ出ていった動物たちには体毛があって、ヒトにはないのだろう。もしかしたらサバンナへは出ていってないのかもって。実際に人類の直接の先祖の化石は未だどこからも出土していません("ミッシング・リンクー失われた環"と言われていますね)。そんな疑問に対するひとつの答えがこの本には書いてあります。いわゆる人類海上進化理論なのですが、いままでのどんな書物よりも、私のなかではしっくりくる理屈です。タイトル通り、(進化していく)女性の視点でみた書物なので、男性諸君には反感を覚える作りになっていると思いますが(著者も自分はフェミニストだと言ってはばかりませんし^^;)、そんな目をひとまず脇に置いて、純粋に科学の目で見てもらえば納得してもらえると思います。ひさびさに、わたしを唸らせてくれた書籍です。続編の『子宮の中のエイリアン』もオススメ! |
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| 「人殺し」の心理学 |
D・グロズマン/原書房 |
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タイトルどおり、人が人を殺すまでの心理的経緯をかなり科学的詳細に綴っています。アメリカの民族的、社会的背景もおりまぜつつ語られていきます。悪夢のベトナムに傾いた作りになっているので、流行りの犯罪心理学の本とはおもむきが少々異なりますが、その突端を掴むにはやぶさかでないと思います。図解が分かりやすく、この手の本が好きな人にはオススメ。 |
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| 奪われし未来 |
T・コルボーン他/翔泳社 |
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御存じ、性化学ホルモンについて大反響を及ぼし、現在に警鐘を鳴らした第ニの"沈黙の春"本です。今流行の"ダイオキシン"に関する書物の中でかなり込み入った部分まで掘り下げつつ、かつ分かりやすく書かれているという点で、この本をランク入りさせました。そういう意味で、第ニの"沈黙の春"という評価は正しいとおもいます。そろそろ文庫が出るんじゃないかな? |
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