蓮華伯爵の独り言
其の壱五〜季節は巡り
前回の更新から大分時間が経ちました。
早いものでもう季節は桜を過ぎ躑躅の咲く頃になってきました。
忙しい時ほどいろんなことが出来るようですが、暇になると却って何もしなくなる。
この四箇月、本当にそんな気分でした。
さて、先日は京都御所の春の一般公開があったので17年ぶりに御所の中へと進んで行った。
そして、ふと思い出す光景・・・
17年前、小学校の社会見学で金閣寺と御所、そして二条城を回った。
鮮明に覚えているのが御所の紫宸殿(外見だけ)、二条城の鴬張りの床、そしてバス酔い・・・
人は膨大な記憶をときに動画、ときにスナップ写真のようにして保存している。
中には本当に「セピア色」に加工してあるものもある。(思い出しても色がないのです、本当に)
甘い匂いの残るもの、苦しさに胸が締め付けられそうなもの、etc・・・
折々の季節に触れ忘れていたもの(忘れていたいもの)まで思い出される時、なんとも形容しがたい気分になる。
その間にも季節は過ぎていく・・・
其の壱四〜新年を迎えての心構え
新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
数年前より続く未曾有の混乱から希望の持てる一年であることを祈ります。
自らもまた菩薩行に邁進しなければならないと強く自覚します。
一人でも多くの人が他人を思いやる心をもって生活できるようになれば
少なくとも些細な事で諍いは防げる筈である。
他人を侮ったり、見下したり詐術にかけるような事、慇懃無礼な言行は
慎まなければならない。
誰もが結構自覚無く行っている事が多いが、積もってくると深刻な人間関係となってしまう。
積極的な行動の裏に謙虚な心をもって日々の生活を過ごしていきたいと考える。
其の壱参〜星に願いを
今月(01年11月)中旬にしし座流星群が極大日を迎える。
時に何万もの流星が降るこのしし座流星群は、1998年から1999年に母天体である
テンペル・タットルすい星(周期33年)が近日点通過したのに伴い、新たなチリが補充された為、
多くの流星が見られるという事で話題になっているが、日本ではタイミングが悪く
余り多く観測できないのが残念である。
流れ星に向かって願い事を三度繰り返すとその願いが叶うというが、
今、多くの人が願うとすればなんだろうか。欲に起因する願いには際限がない。
多すぎる欲求に対しては流れ星の時間は余りにも短い。叶えられないと
承知の上で語り継がれるこの言い伝え(?)の真意や意図はいったいなんだろうか。
今、繰り広げられている多くの暴力行為の当事者、傍観者に相手を思いやれる「利他」の
心を持つ様にと、小生は空を見上げ三光天子に祈らずにはいられない。
其の壱弐〜心に潜む魔物〜
アメリカをテロが襲ってから一週間余りが経過した。犠牲となった多くの方々に哀悼の意を
表すると共にご冥福をお祈りいたします。 合掌
N.Y.の世界貿易センタービルに旅客機が衝突し、そして崩壊・・・まるで特撮映画のワンシーンを
見るかのようだった。大変な事が起こったという危機感と次はどうなるのかという或る種の興奮が
あった・・・・・・・・・
ふと我に返ってぞっとした。目の前で血が流れなければこんなにも非常識な考え方でいられる・・・
思い返せば湾岸戦争の時の高射砲が迎撃するシーンを見ていた時と似た様な感覚・・・
妙な高揚感があったのは当にテレビゲーム世代の感覚か・・・
その反面、四肢が吹き飛んだ人や、腹を撃たれ飛び出た腸を必死に身体の中へ戻そうとする人の姿を
見た時、その原因となったことに対し大いに憤り、深い悲しみを覚える。
小生自身、戦争そのものや殺戮行為は嫌いである。にも拘らず、子供の頃から軍艦が好きであったり、
軍服などのコレクションも僅かながら持っていたり、また増やそうとも考えている。相矛盾する事である。
恐らくは軍服などからイメージされる「強さ」「威圧感」等を求める一種の権力欲があると考える。
何故矛盾したことができるのか・・・それは直接被害を受けた事が無いからであろう、
こういったものから直接被害を蒙った人たちは見るのも触れるのも忌避するであろうし、例えば
「鍵十字」に対して抱くイメージはナチスであってそれは一般的には嫌悪と憎悪の象徴であって、
許されないものの一つであると一般的には考えられている。
結局、被害を蒙らない限りは、勝手気ままな事が出来たり言えたりするものだとつくづく考える。
軍事・政事や宗教・思想についても同様である。
人の心はそれほど勁くない。勁くないから何かに縋る。十人十色の考え方が時にぶつかり合ったり、
融合したり、逆に似ているが為に近親憎悪に陥ったりすることもある。
二律背反な事象の中に我々は生きているのかもしれない・・・
其の壱壱〜将棋倒し〜
兵庫県明石市のの花火大会で将棋倒しが発生し、10人の尊い命が犠牲になった。
ご冥福を祈ります。 合掌
群衆というのはある意味恐怖の対象かもしれない。
一人一人は善い人でも群衆となったら歯止めの利かないモラルの低下した「物体」となる。
「赤信号みんなで渡れば怖くない」の発想はもう止めにしませんか?
「自分さえよければ・・・」の考えはきっと滅びのキーワードになっていくと考えます。
他人を思いやる心〜利他心〜を育てていく必要があります。
他人を思いやり、自己責任を持つということは大変難しい課題であると。
しかしその第一歩は踏み出していかねば・・・
其の十〜入院〜
この度、扁桃腺を切除ために入院をする事になった。全身麻酔の手術だそうです。
年に数度しかおこらなかった発熱も今年は頻繁におこるようになり、
これでは満足な活動ができないと判断した結果、切除する事にしたのです。
今、入院するまでの準備を色々としています。洗面器やコップなどの類・・・
意外と結構な量になってしまった・・・(^^;
結果、普段使っていない持物で増えたもの・・・ 「パジャマ」 3着
普段はTシャツに短パンで寝ているので寝巻きを用意していなかった。
意外と値段が高いんですね、パジャマ。
其の九〜兇刃の行方〜
まず最初に犠牲になった子供達の魂に安らかな平安が訪れる事を祈り、哀悼の意を表したい。
南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 合掌
その行為は余りにも短絡的であった。精神に障害のある疑いがあるとはいえ、
凶器を事前に準備する、薬物を事前に大量に使用し、逮捕後はそれを仄めかす発言を
まず最初に行うなど、言い逃れることや犯行には計画性が大いにあるのではないか。
刑法第39条 心神喪失者の行為は、罰しない。
2心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する。
精神障害のある犯罪者に対して適用される余りに有名な刑法の条文である。
よって、精神鑑定が成され、心神喪失又は心神耗弱と認められた場合、
殺人、殺人未遂容疑に対しては追及出来ないかもしれない。
しかし、犯行の準備段階において殺意を持って凶器を購入したり用意したりするのは
殺人予備罪(刑法200条)に問われるのではないか(2年以下の懲役・・・殺人罪に
比して軽いのは仕方ないのかもしれない・・・)と愚考する。
法治国家である以上、刑法・刑訴法の文言に従い処分されていくのが当たり前である。
この容疑者に言うのはどうかと考えるが、何人も人の命を奪う事の恐ろしさを考えさせるべきである。
科学的根拠も無く甚だ感情的かもしれないが、小生がこういった時よく他人に発言するのは、
「人を殺めた時、加害者は被害者の人生を全て背負っていかなければならない。」と述べる。
殺めた事実を捻じ曲げる事は出来ない。たとえ法が許しても事実行為としては成されているのだ。
加害者はそれを承知でこれからの時間を過ごすべきだと考える。折りある毎に触れられて、それが
苦痛であれば苦痛であるほど、贖罪の道程の一部であると・・・それに耐え抜いていくことが加害者に
求められる義務であろう。その苦痛に耐えず安易に自らの命を縮めることは被害者の魂に失礼である。
重ねて人の命の重さと尊さを知らなければならないと強く訴える。
其の八〜新政権の成立〜
我が国の新しい政権が誕生した。今回の自民党総裁選の行方は一政党の総裁を決めるという
行為が、世間を騒がせ、まるで首相公選制の前振りのように思える。
地方の意見が従来の手法による選挙を拒んだ事、其の地方の”反抗”を”力”でねじ伏せると絶対に
次の参院選で地方に見放されるとの危機感が中央政界を動かした。当に劇的である・・・
と書けばいいのだけれども、あくまでも自民党内での事。新政権も試されるのはこれからであり、
総裁選からのこの動きはある意味いいパフォーマンスにではないのか、という懸念がある。
内政にも外交にもナーバスな問題を抱える今、どれだけの事が出来るのか(或いは打ち出せるのか)
を期待するのは、政権を支持不支持に拘わらずに注目すべき事であると考える。
これからの動きを静かに見守って行きたい・・・
其の七〜新しい教科書に思ふ〜理科〜
新学習指導要領に伴う新しい教科書の検定作業が終了した。
各教科とも驚くべき指針がなされており、憂う気持ちが大きいのが率直な総評である。
特に今回は理科の教科書について、思うところがある。
ペットボトルを使ったロケットの発射実験が、最近の教科書にはあった。
しかし、今回からの教科書にはペットボトルロケットの実験は高度な法則が使用されているため
だからという理由で 削除になってしまった。
これは大人でも子供でも実験して面白い「身近な科学」であったため 一時期ブームになったことは
ご存知の方も多いだろう。 問題のペットボトルロケットの発射実験には、「圧縮された空気」の
「作用反作用の法則」が物理法則として 利用されている。「作用反作用の法則」は高校以上の
物理で教えてはいる。 が、別に小学生にこの法則を学問的に教えなくても、
実験を通じて科学に興味を持たせることは可能ではないだろうか。
理論の裏づけは長じてからでも良い筈で、「ああ、あのことか!」 と思い出させることが出来るはずである。
話はそれるが「パスポート・ブルー」という週刊少年サンデー連載の漫画がある。
この中の主人公は宇宙飛行士を目指すという設定で、様々な困難に立ち向かっている(現在も連載中)。
この主人公を含めた周囲の同級生たちもこのことを通じて 宇宙への興味を深めていく。
中で最初の小学生時代、きっかけとなるのが 「ペットボトルロケット」との出会いである。
そこには作用反作用なんて物理法則が前面に押し出されている訳では ないのであって、
興味を持つことの重要性がそこに見えるのである。
「三つ子の魂百まで」ではないが、感受性豊かな幼少の時代に興味を持たせることが出来れば
その子にとって将来を決めるかもしれない大いなるきっかけかもしれない。
少なくとも教育の現場では摘み取るべきものであってはならない。
今後は現場の教職員が指導要領以上の自主性と柔軟性で子供たちを 教導する必要がある。
少なくともマニュアル化された教育方法を脱却することが求められるのではないかと愚考する。
其の六〜花粉症
いつの頃からか「花粉症」と通称されることとなったアレルギー性鼻炎。
まだ「花粉症」という言葉が無い頃、母親がこの時期になると鼻水、くしゃみがとまらなくなり
目が痒くなるという症状が出ていた。其の姿を見ては苦笑していた・・・
そ・し・て・・・他人を笑うと自分に跳ね返ってくるものとはよくいったもの、9年前に我が身を襲った花粉症。
それから毎年この時期が来ると鼻水、くしゃみ目の痒み、抑える薬で頭はボーっとなる。
五月の連休明けには収まるがそれまでの間苦行は続くのである・・・・・
其の五〜努力目標
法華コム様のメールマガジン「電子説法」を購読するようになってから、ひと月が過ぎました。
片道リンクをお願いしたのですが誠に恥ずかしながらそこで当城館の紹介をして頂きました。
感謝に堪えません、御礼申し上げます。
しかし、これからは身内ばかりでない方もこのページを訪れる事となるであろう。
頑張って更新していかねばと自覚も新たに身の引き締まる思いが致します。
新たに「礼拝堂」をコンテンツに加えました。
これからはそこで信仰の発言の場としたいと考えております。
其の四〜新世紀にあたり
遂に21世紀がやってきた。SFやアニメの近未来物といえば21世紀が何らかの
スタートラインであったように思える。科学技術はコンピュータの急速な性能向上で
加速されるかもしれない。現に携帯電話(現在の形状)などは本邦に於いては
手塚治虫の鉄腕アトムにも登場しなかったし、普及率も予想を越えているだろう。
しかし精神的にはどうだろうか。一万数千円の金を摂る為に人を殺めたり、
邪魔だからといって折角生まれた子供を餓死させてみたりする。
当に修羅道、餓鬼道、畜生道の行いである。
癒し系と呼ばれるものが流行っているが、本当に必要なのは
人間の精神(こころ)の闇を照らし、慈しみ悲れむ心ではないだろうか。
それはあなた方一人一人が誰でも生まれながらに持っている。
気付いていないだけで誰の心の中にもその種はある。
それを育てていくことが大切なのではないだろうか。
その種・・・これを「佛種」という。
佛種を育てる行為を「菩薩行」という。
次回は誰でもできる菩薩行の紹介を致します。
其の参〜祖父の死
祖父が逝った。95年の人生だった。色々あったが善く生きて善く逝った。
どうぞ安らかに。是人於仏道 決定無有疑
其の弐〜選挙に参加しない人々
先日飲み屋で政治談義に花が咲いた。
その彼は政治批判はしても選挙には行かないという。
人それぞれ考え方があるが、投票行為は選挙権を持つものが政治的に
発言できる機会であると考える。棄権するのは黙認しているのと同じ。
批判する資格を自ら放棄しているのである。
ここに投票にも行かない人が政治批判をする。で、どうしたいんだ?
「誰に入れても同じだから・・・」と じゃあ追認? 文句言えないんじゃない?
嫌ならご自分が立候補すればいい。それができないならせめて
投票しなさい。どの党に入れてもいいから・・・
そうして初めて政治批判する資格ができるのだから。
其の壱〜HNの由来
ネットを始めるにあたってまず考えるのがHN(ハンドルネーム)である。
人によってどのような名前をつけるのか基準は全くない。
好きなキャラクターや渾名、或いは歳時記から採る人もいる。
小生の場合といえば、好きな花でもあり、信仰心から名付けた。
蓮華は湖沼に咲く花であります。泥の中から茎を伸ばし泥の中へ根を張ります。
咲けばその花の中には既に実を具えております。
蓮華の花は原因であり結果を具備する象徴である。それも泥の中から・・・・・