<矛盾>

はっと一息へ とっぷへ



突然ですが、問題です。

(例題)X<0かつX>1であるXを求めよ。

「解なし」となりそうですが、数学の知識も素養もない
人間に言わせれば思わず「ホントにないの?」という疑問
を抱くこともしばしばです。
まずこの問題が前提としているのはXは一定時点における
ものということだと思います。
もしXが−1から2へ時間の経過と共に動いて行くのであ
れば、解は−1から2へ時間の経過と共に動いて行く数字
(数字と呼べるかどうかはしりません。)であってもいい
筈です。現実世界で厳密に1+1=2が成り立つ場面は少
ないですが、数学のように理詰の世界では1+1=2は成
り立ちます。こんな世界で時間という得体の知れないもの
を前提にしてるのになんでそのことにちっとも触れないの
か不思議でなりません。もっともこんなことは私の言う前
に誰かが同じことを考えていそうですね。何についての本
をみればこの辺の疑問が解けるか知っていたら教えてくだ
さいm(__)m 
ともかく現段階では
「わかんないよ。そんなこと。大体結論でるの?」
が答えです。

さてとこれを踏まえていよいよ本題です。とはいえ皆さん
ご存知の韓非子のたとえ話です。

(本題)
昔あるところで行商人が商品の宣伝をしていました。
「この矛はどんな盾でも貫く世にまたとない矛です。」
「この盾はどんな矛でも貫かれることのない稀代の盾
です是非買いましょう。」
そこに小生意気なガキがこういうのです。
「じゃあその矛でその盾を突くとどうなるの?」
ここで行商人は思わず黙ってしまうのですが
ここで問題、行商人はどう答えればウソにならないで
しょうか?
(ヒント)
例題では時間に結び付けて分からないに導いたでしょ。

(解答)
「この矛は∞時間までには必ず盾を貫く矛で
この盾は∞時間矛に貫かれない盾なんだよボーズ」

(総評)
ここからがいいたいことなので、頭を柔軟にして聞いてく
ださい。
究極の話はいつだって矛盾の上に成り立っているってこと
なんです。そして私たちの住んでいる世界は決してパーフ
ェクトワールドではないですよね。だから経験上での究極
の話は常に疑う必要があるってことです。上の本題が一見
へ理屈なりにも筋がとおっているのはこの点を交錯させて
いるから矛盾なのに矛盾しないのです。
実はこんな究極理論がさもえらそうな顔をして平気で存在
しているのが日常茶飯事なのですよ、世の中って。(うんざり