<拾い読み>
高校時代、私は貧しかった。
所持金が3桁の大台にのってることすらまれであった。
まあ、その分たくましく生きてたようにおもう。
雑誌は立ち読みか拾い読みが基本でであった。
立ち読みはともかく拾い読みってなにって方、
拾い読みとは、電車などの荷物置きに置いてある
雑誌や駅のごみ箱に捨ててある雑誌を読むという行為です。
そんなことしてまで読みたいかと
もっともな意見をお持ちの方、人間窮すればなんでもできます。(お
ある日、いつも通り拾い読みをすべくごみ箱をのぞく、
「ヤング○×か・・・。昨日読んだな。」
収穫もなくがっかりして、
その近くで電車を待つこととした。
すると、どこからかホームレスが現れそのごみ箱に近づいていく。
どうやら雑誌を拾ってるらしい・・・。
「よかった〜。彼の収入を奪うようなことしなくて」
と今日はひとついいことしたなと一人悦に入っていると、
そのホームレスは私に近づいてきて
(え、なに、なに?)
「兄ちゃん、これ」とヤング○×を手渡してくれました。
私はしばらくヤング○×を手に呆然としてました(・。・;
しっかり、うけとってる自分ってナニ・・・?