<満員電車>

はっと一息へ とっぷへ

TVドラマでは必ずと言っていいほど、突如女性がカナキリ声をあげ
それをみた痴漢が白いマスクの下でほくそえむシーンがでてくるのですが
残念ながら?未だそんな場面に出会ったことはありません。
だいたい痴漢を働こうとする人間の気持ちがわからないです。
満員電車の中では、身動きがとれないのだからその分みんな
思索にふけっている人が多い(無理あるかな?笑)
したがって、痴漢を発見し、それをどうやって颯爽とやっつけるか夢想している
人間が多くいるのです。その中で犯行を犯すとすぐ見つかるだろうに・・・。
 
また、満員電車の中では、本来人間と人間の間なくてはならない最低限の
空間を無理矢理なくした状態なので、時にそのスペースをめぐって争いが
生じるのは当然の成り行きである。今回強引(笑
 
(う〜ん、この腰の曲がったおばあちゃん一人で二人分の面積使って
 いるなあ。まあ、背が低い分上のスペースが広々していると前向きに
 考えよう。・・・っておいおい、隣のオヤジおばあちゃんの上で本読み
 はじめてるよ。( ̄□ ̄;)!!向かいの女子高生に至っては大胆に
 もおばあちゃんの上にカバンのっけてる・・・)
 
 かくして「おばあちゃん上空権」をめぐって熾烈な争いが展開されるので
ある。それにしても周りは面識のない人ばかりなのに、相手に対して
憎しみ(軽いものかもしれないが)生じているのは不思議なもんである。
だって元はというとJRが悪いことなわけじゃないですか。だからその
被害者同士で憎しみ会うっていうのは変でしょ?こういう構図は世の中で
多々出てくるんだけどその辺まで触れると脱線しすぎなので
もとに戻りして、満員電車。
こんな熾烈な争いをしている脇で冷静に新聞を読んでいるサラリーマン
もいます。ベテランのサラリーマンに多いのですが、新聞を手のひら
サイズまでたたんであの込み入った中で読み、読み終わると器用に
新聞を折り次のページをめくるってあれ、私もやってみたのですが
これがなかなか難しい。たたんだ軸がずれてきてすぐ新聞がしわくちゃ
になってしまうのです。それを知っているだけに目の前でこれを
を見せつけられるとスゲーと思ってしまいます。会社では上司に
いびられているかもしれないこのオヤジもこのアビリティーを
完全にマスターしているのです。こうしてみると他人に気付かれない
ように痴漢をするアビリティーを身につけているやつだって
いるかも知れないなと思った時、目的の駅に着いたのでした。