2000年の夏、札幌から2泊3日で、稚内まで旅行に行きました。その時感じたことなんかを書いていきます。
Aug/24/Thu〜Aug/26/Sat
動 機
そこで、去年は学生最後だったので、一人でもどこかに行こうと考えていた。道内のどこに行くかでものすごく迷ったのだけれど、日本の最北端に行ってみたいという興味と、観光雑誌で見た、『天文台があり星が綺麗に見える』というのに惹かれ、この2候補地になった。そして、インターネットや北海道観光協会に電話かけたりして調べたところ、この天文台が初山別村にあることが分かり、地図で調べたところ、行けそうな距離だったので、自分で企画してまわることにした。
本当は分かりやすく地図なんかを入れてあげると良いんだけど、私にはスキャナーのそんな技術がないので(笑)ご了承下さい。スキャナーをマスターしたら必ず入れます。できたら、北海道の地図を見ながら読んでもらえると分かりやすいかな。
日 程
1日目<Aug/24/Thu>Weather:Cloud
その後、羽幌に到着。この時、お昼をまわった1時40分過ぎ。すでに3時間半以上乗り続けてたことになります(笑)この羽幌は、天売島、焼尻島へのフェリーが出てる町でもあります。この2島は、日本ではまだ珍しいエコツーリズムが進んだ島です。手つかずの自然があちらこちらに残っているそうです。もうちょっと時間あったら、ここにも行ってみたかったな。そして、羽幌の沿岸バスの本社ターミナルで下車。バスを待つこと20分。路線バスに乗り換えました。2時間位乗ったかな。初山別村の中の岬センターに到着。
天文台は、ドラマ『白線流し』のロケ地でもあります。天文台があるのは、初山別村の中の、『みさき台公園』という場所です。ここは、HPとかいろんなもので調べたところ、村唯一の観光地でありました。この公園内に、天文台の他、温泉宿泊施設(岬センター)、レストラン、神社、キャンプ場などがあります。その中でも、最も印象的なのが海!宿泊した部屋の窓など、いたる窓から海が眺められ、とても青くて綺麗な海が見られました。
天文台には『My Stars System』というのがあって、登録料(¥5000)を支払うと名前のまだない星に、自分の好きな名前を付けることができるというもの。私も本当は登録したかったんだけど高くて断念(^^:)もう少し安かったらな・・。それに名前付けて、仮にその星が見える時に天文台に行くと、入館料無料になるっていうけど、あまりにも遠いし、多分もう行けないだろうし・・。
日本海が一望できるため、夕日が沈む時を見はからって探索。金比羅神社というのが海のところにあって、すごく綺麗だった。広島の方にある何とかって名前の神社のように見えた。そして、豊岬海水浴場があって、入りたかったんだけど、遊泳期間をすぎていたため断念。それに、あまり暑くなかったし、何せ、北海道だもんね(笑)
北海道に来て必ず食べるアイスをこの旅行でも食べた。知らないけど、フロントで買って、夕食後食べようとして部屋の冷凍庫に入れておいたのに、異様に溶けていた。あれって、一体何だったの?未だに謎。アイスはちゃんと初山別村で作ったのを食べました。
そして、この稚内旅行のバイブルとして持って行ったのが、村上春樹の『羊をめぐる冒険』。なぜこの本かというのは、読んだ人にはわかるでしょう。羊を探しに北海道へ行く話だからです。部屋でめちゃくちゃ読んでました。テレビも付けずに、暗いって(笑)
お風呂は温泉で、私は生まれて初めて、鉄鋼成分の入ったものに入りました。少し舐めたところ←舐めるなよ(笑)ものすごく金属のような味がしたし、温まった。案の定、なかなか湯冷めしなくて、ものすごく汗かいて寝たのを覚えてます。
そしてこの日、K1のアンディ・フグ氏が亡くなりました。私は部屋でこの悲報を聞きました。すごくびっくりしたのを覚えてる。
2日目<Aug/25/Fri>Weather:Rain
頑張って朝早く起きて(といっても7時過ぎ)朝食も食べずに出発。向かうことさらに北へ。このバスに乗車中、北緯45度という看板が道路の所(北海道天塩郡幌延町 道道972号線 下サロベツ原野)に立っていて、自分は今日本の最北端へ向かっていることを実感した。バスに乗ること2時間。JR豊富駅でバスを下車。
ここで豊富町周辺について紹介します。
(1)利尻・礼文・サロベツ国立公園ー北海道最北端にある国立公園。サロベツはこの国立公園の一部に含まれています。最寄り駅はこの豊富駅。バスで20分程。ここはおすすめです!!私は絶対もう一度行きます。そのくらい素晴らしい所でした。次は利尻・礼文島にも行きたいです。
(2)稚咲内海岸ー日本海を望む穏やかなこの海岸は、利尻富士の姿を一望できます。サロベツのポスターの多くがここから撮影されていると思われます。私はポスターを見て行きたくなった位です。残念ながら私が行ったときは全く見られませんでした。
(3)豊富温泉ー日本の最北端の温泉郷です。私はバスで通過しただけでした。ここに宿泊することも考えてたんだけどあまり宿はないし、ユースがなかったので断念。次に行くときは、豊富温泉に宿泊したいです。
(4)大規模草地牧場ー酪農王国である豊富町には、日本一広い牧場があります。道路の両サイドに延々と田園風景が広がっていました。今自分は北海道にいるんだ・・と実感できた北海道らしい風景の場所でした。のどかという言葉が一番ぴったり合う場所でした。
そして、この豊富町ででアクシデントが勃発!朝早く出れば、稚咲内海岸やサロベツ原生花園へ行くバスに上手く乗れるだろうという計算だったのに、2時間半バスがない(笑)しかも、駅前なのに、これといった場所はないという大変なアクシデントだった。そこで、駅でお菓子を買い、朝御飯とすることとなった。また、駅の待合所のストーブの横にあった本棚の中で、『魔の山』を見つけ、読むこととした。それに読み飽きると、探索に出かけた。
この旅行のために借りた何冊ものガイドブックの中の一つに書かれていた小さな手作りのお菓子やさんを探すことにした。それは、ガイドブックに小さく書かれていたもので、有名な賞をとったことのある手作りのお菓子やさんということであった。お菓子は観光後に購入した。
本当はサロベツ原生花園と稚咲内の両方に行きたかったのだけれど、時間がなくて、稚咲内海岸のみにしました。観光センターの人の話によると、サロベツ原生花園は、シーズン中だと黄色い花(エゾシカシユリ)が咲き乱れるとのこと。やっぱりシーズンを考えて行くものだと実感。私がサロベツ原生花園を見てみると、もはや秋のような枯れた草地にしか見えませんでした(笑)
その後、豊富駅から、JR宗谷本線に乗車。電車の中で、さっき買ったお菓子を食べた。手作りのミルク蒸しパンを買ったのだけれど、懐かしい味がした。中にハマナスの実と思われるものが入ってました。そして、札幌の友達へのお土産に・・として買った分まで食べてしまった(爆)このHP読んだらゴメン。許して。もし、稚内に行くなら、豊富町で寄り道して行ってみて下さい。場所は教えるから(笑)私はああいうお店は好きだな。
そして、終点のJR稚内駅へ。稚内に着くと、すぐ荷物を軽くするため、宿泊地である『稚内モシリパユースホステル』へ向かった。地図だけで着けるのだろうか・・という不安はあったけれど、何とか無事到着。そして、観光センターへ行き、地図などを入手。そして明日の市内観光のバス券を買い求めること、その日の夕食を食べる場所、次の日の昼食を食べる場所を決めるのも交えて、駅を起点に探索を開始。
稚内は、小さな町で、中には全日空ホテルの巨大ホテルが一軒そびえ立っているだけで、あとは何もない町であった。私は全日空ホテルを横切りながら、ちょっと羨ましく、次はここに宿泊したいと決めていた。全日空の前に公園があって、ここのブランコに乗りながら、次に稚内に来たときは、全日空に泊まると決意!
ユースから徒歩5分位の場所に、潮騒ブロムナードという海岸沿いの道があった。コンクリート沿いで道が造られていてそこに行ったら、当然のことだけどものすごく潮のにおいがした。海かもめの鳴き声、船の汽笛の音。波の音。そういうのがただ聞こえてきて、30分位ぼーっとしてた。
夕飯は、イクラ丼を食べた。唯一私が食べることの出来るナマモノだったからだし、せっかくの北海道で魚を食べないのはもったいない気がしたからである。でも、次の日の昼食は、絶対ハンバーグと決めていたので、それにかなうレストランを探した(笑)
3日目<Aug/26/Sat>Weather:Cloud
同室だった女の子2人組は始発で出発したから、私は一人で部屋を占領。テレビ見つつ、出発の用意をした。そして、バスターミナルへ。コンビニで食事を買おうと探すが全く見あたらず。地元人らしき人に聞くと、駅前のセイコマートしかないことが判明。さすが、稚内・・。
そして、7時30分発の定期観光バスで稚内観光がスタート。まずは、稚内公園へ。ここには、たくさんのモニュメントが展示されていた。
<1>氷雪の門ー樺太で亡くなった人々の慰霊と異国となった樺太への望郷の念をこめて昭和38年に建てられた。この像の向こうにはサハリンの島影を望むことが出来る。(雨が降っていたので見られなかった)
<2>9人の乙女像ー終戦直後の昭和20年8月20日、ソ連軍の侵攻の中にあった樺太。その緊迫した状況の中で、最後まで交換業務の任務を果たし、自らの生命をたった9人の女性交換手の慰霊をしている。
<3>南極観測樺太犬記念碑、樺太犬供養塔ー昭和32年、日本が初めて南極観測に参加するにあたり、20頭の樺太犬を派遣したが、悪天候のため、現地に置き去りにされる悲劇が起こりました。しかし、その後、2頭が奇跡的に生き延びていたことが分かり、その功績をたたえた像です。また、南極で亡くなった犬達の慰霊碑もあります。
次にノシャップ岬へ。
<4>ノシャップ岬ーノシャップとは、アイヌ語で、『岬がアゴのように突き出た所』という意味です。ここからは、晴れた日には、利尻・礼文島、またサハリンまで見られます。私が行ったときは、うっすらと利尻富士が見られ、ちょっと感動しました。でも、写真で見たら、ただの雲にしか見えなかったけど(笑)この写真、卒業アルバムのゼミの1Pに載せるために出したので、うちの大学の人は見てみて下さい(笑)
そして、最後に宗谷岬へ。
<5>日本最北端の地の碑ー宗谷岬の先端、北緯45度31分14秒にあり、日本の最北端です。ここの売店では、最北端の証明書(¥100)が売られていて、同じツアーに参加してた中学生の男の子は買ってました(笑)
<6>祈りの塔ー昭和58年に起きた大韓航空機撃事件の遭難者の慰霊と世界恒久平和を願って建てられたもの。
<7>子育て平和の鐘ー平和都市宣言をしている稚内市の市民の募金で造られました。私はこの鐘を思いっきり鳴らしたつもりだったんだけど、思ったより音が出なくて、失敗した鐘です。
<8>世界平和の鐘ー世界の恒久平和を願うモニュメントとして昭和63年に建てられた。同じツアーに参加してた女の人がこの鐘を思いっきり鳴らしてました。
宗谷岬は、稚内駅からでもバスで1時間近くかかるけっこう離れた場所でした。行くまでに、宗谷丘陵っていう場所を通過するんだけど、牧場のような風景だった。ものすごくのどかでこの先に岬があるとは思えないようなほどでした。
関西から一人で旅行に来てる男の子が同じツアーに参加していた。夏休みに学割を使って関西から1ヶ月前に来て、いろんな所をまわっているということだった。また、同じ埼玉県民で草加から来てた人、千葉県から一人旅で来てた人、稚内には出張できて、一日だけ観光している人など、いろんな人がいて、とても楽しかった。一人旅は、たくさんの人と知り合うことができるものだと実感。
観光が終わり、昼食を食べに、目を付けてたレストランへ。ここはちょっと怪しげな雰囲気なんだけど、入ってみるとぴったり私好みでものすごく気に入っちゃった。店内が薄暗くて、ジャズがかかっている。ハンバーグはとても美味しかった。また行きたいんだけど、稚内だから行けないし(笑)このレストランで、友達に絵はがきを書きました。北海道限定の切手を宗谷岬で買ってきたので(笑)
その後、稚内バスターミナル1時30分発の宗谷バス、札幌行きの高速バスに乗り、一路札幌へ。稚内を出るとただ普通の都会の道路みたいだったんだけど、しばらく走っていくうち、景色はのどかな田園風景へ。どこを見ても、牧場だらけ。道も狭い一車線。行きと同じ道を通過して帰りました。バスの中で、ブリトニーのOops I did it again、ボンジョビのIt’s my lifeを聞いてた。これ以来、これらの歌を聴くと、北海道を思い出すようになった。
札幌に着き、電車に乗り、友達の家へ。合い鍵で家に帰ると、ちゃんと夕食を冷蔵庫に入れておいてくれた。書き置きがあって、少し遅れて帰るから、先に食べててとのこと。この日食べたドライカレーはちょっと忘れられない味でした。
総 括
ガイドブックを何度も読み直したし、何度も宿泊施設やバス会社に電話したりして、いろんなことを調べた。そういう作業をしっかりとしたから、この旅行は、大体予定通りに到着地に着いたし、迷うこともなかった。そして、安く行くことが出来た。想像以上にとても有意義なものとなった。