登場人物紹介


ここでは落窪物語に登場する人物を簡単に紹介します

『落窪の君』(おちくぼのきみ)
女主人公です。
性格は内向的でいつも嘆いています。
でも、人が良いので人を恨むことはしません(1)。
母親が皇族の出身の血筋なので(2)血統がよく、教養もあります。
また、器用な方で何でもそつなくこなし、
特に縫い物をさせると大変見事に縫いあげます(3)
本妻である北の方とは違う女性との間に生まれた娘で、
北の方からすれば旦那が浮気して作った子供!
ただでさえ腹が立つのに、美人で血筋が良く、
多くの財産を持っているので、北の方にとってはしゃくに障ります。
手先が器用で、しかも口答えをしないことをいいことに、
北の方にこき使われています。
『右近の少将』(うこんのしょうしょう)
男主人公。正義感に燃えた男らしい男性。
はじめは落窪の君のもとを通う事を
冒険か遊び程度にしか思っていませんでした(4)が、
いつしか落窪の君だけを愛するようになります。
あこぎと同様、北の方に復讐心を燃やしています。

『あこぎ』(あこぎ)
落窪の君の側に絶えず引っ付いている(5)女房。
気立てがよくて,細かい事によく気がつく働き者です。
落窪に君をいじめる北の方に、
いつか仕返ししてやろうといつも思っています。
『帯刀』(たちはぎ)
あこぎの夫で右近の少将の乳兄弟。
大きな活躍(6)をしているのですが、
少将やあこぎの陰に隠れてあまり目立ちません。
『北の方』(きたのかた)
一言でいえば、ヒステリックな自己中おばさん!
気に入らない事があれば、
落窪の君だけでなく女房や実の子供達にまで当り散らします。
下品な言葉をよく吐き散らすので、
あまり品のよい方ではないでしょう。
『典薬助』(てんやくのすけ)
エロ爺。北の方の親戚筋の人で医者のような事をしています。
嬉しい事があれば黙っていられない性格です。
人の悪口をいわない落窪の君ですら 「気持ち悪い」 と言っているので、
相当気持ち悪いのでしょう。

TOPへ戻る