CHILD
月の光を受けて 白い波が輝く
蒼い海から 地球が産まれるよ
幾千年かけて 僕ら培ってきた想いが
今も姿を変え 未来へと続いてゆく
まるで知らない愛を語る人はいない
誰とも出会わない世界を望む人もいない
揺れながら抱きしめる−強く優しく心のままに
時の流れる様に寄せては返す摂理
満ち足りて枯れゆく花々
空を巡り行き 降る白い雪
風に流されて知る 浄化の時
子々孫々 愛を継いで生命はある
大地と空に触れる生き物がいる
彷徨いつつも求めている−胸に残る音を立て
大宇宙の中 惑星すら消えゆく運命を
陽の光に晒されて色褪せぬよう
塵となり欠片は必ず残る
出会うたび拾い集める者もいるから
さあ 瞳を開けて−
月の光を受け 白い波が輝く
人の耳にたとえ微かでも産声を上げて
蒼い海から 地球が産まれるよ
いつか 手を引く道標になるだろう
(1995.1)
