let’s thinking of memories
開けてごらんよ 玉手箱を
心の声がして ちょっと道を踏み外してみた。
小さな出来事 記録には残らない
思い出すと懐かしくて そっと微笑むんだ
自分の姿がまるで他人事のようにはっきりと見えて
その、突然現れた影に戸惑うけれど
やっと 今になってわかった何かがあるなら
これから僕はもう少し自分を知ってゆくだろう。
「ただの子供だった」と気づくたびに
ひとり 必死に抱えていた世界は輝く
何気なく価値のない大人になろうとしているけど
意味のある物を作ろうとした、
その意志は捨てていない。
裏切りに謝罪はするけれど、罪悪感はないよ。
結局 鋭い時代の僕よりも
いま 混沌と 形ない僕の方が大事
それが現実
心の声はまだ聞こえるよ
ちらりと道を踏み外してみるけど、
そんなにたいしたことじゃなくなったよ。
(1999/05/10)