your name
君の名は 僕の中でとても軽い
よく溶ける
呑み込むときには甘い
心がこんなに離れたのははじめてだね
いま 君がどんな風か 思い出は教えてくれない
君の名は 僕の中に棲む君の欠片
つぶやけば
優しい名残が痛む胸を覆う
ただ君の名がここにある
この細い縁が僕の宝物
僕が生きて君の人生に触れた証
あのわがままで掻き回した時間を
ただお互いが子供だったせいにしたくない
忘れてしまった瞬間が惜しいほど
僕の心に曇りはなかった
君の名は 僕の中の闇を照らす
誇らしい
会えない時間ほど力強い
(2001.5.20)