会社は人間関係
仕事ができる、できないより、会社は人間関係だ。会社は組織で動いている以上、お互いの信頼関係がないと結局うまくいかない。個人プレーで頑張っても いつか挫折する。いかに自分の考えを部下なり上長に理解してもらうかが大変で、顧客に理解してもらう以上に社内の理解を得るのが難しいくらいだ。
      会社生活 7箇条
1	指示は判断でなく理解する。	
		会社はトップダウンの組織で動いている
2	指示された業務の中身は責任を持ち要期は守る	
		中身の責任と要期を守らなければ信頼されない
3	フォローされる前に報告	
		受け身でなく前向きさを形で表す
4	他に対する問題を言う前に自分の問題を考える	
		他の問題を言っても解決しない
5	提案は要求でなくやること	
		与えられた業務の中で自分としてやりたい事を提案
6	情報は自分から掴む	
		メリットがなければ人は情報を出さない
7	一つの分野でエキスパートをめざす	
		会社の中で必要な人材になる

会社生活
会社生活は、当たり前だろうが順調なことばかりではない。それなりに仕事を覚え、昇進もしていくと、人間奢りが出てくるものだ。ある日突然、状況が変わってきて取り返しがつかなくなる事がある。それが遅ければ遅いほど挽回がきかず、挫折や間違いにきずくのは早ければ早いほど良い。

バブル崩壊に伴う、会社の厳しい状況。自分の小さいころの夢は何だったのだろう。安定した生活、平凡な日常。そうした中に幸せな日々が隠されている。学生時代自分は何を夢見ていたのだろう。退屈な時間、その中で自分の将来をどう見据えていたのか。下記は段々、世の中の不況とともに自分が開発した製品が売れなくなりセールスエンジニア(SE)として悪戦苦闘していた時期の日記からの抜粋です。


明日いよいよ製品出荷。
心配していたこと気になっていたことはやはりそのとおりとなる。
検査が言うことはそのとおりで、事前に確認していない問題や、引合い時のドキュメントを残していないこと。
自分でやろうとする気構えがないとうまくいかない。
まだまだ人に頼ろうとしている。

製品計画の会議。
当初呼ばれていなかったが、自分から出席。
呼ばれなくなったのもさみしいし、自分が責任者のとき結局何もできなかった事も、情けない。
自分が営業上の問題から逃げているという話があるといわれる。
”システム全体について対応しないならやらないで欲しい”とも言われる。

引合い報告のクレームと、いつも言われる見積もり内容について直っていないことを指摘される。
確かに手抜きが多い。
見積もり業務からもなんとなく逃げている。
収益は最低。
そのうちがつんと来ると驚かされる。
確かに収支管理に重点を置いていたら、製品はつぶれてしまう。

人生一生懸命やることがそんなに幸せなのだろうかと疑問になってきた。
先期給料分稼いでないのは明白だ。
しかし毎日遅くまで必死に耐えて仕事をすることが幸せなのだろうか?
最近亡くなった人もいる。

部課長会で社長が来年度迄100名近く人を減らす話をしていた。
ボーナスも数十万カット。
関連会社も人を減らす計画。グズグズしていられなくなった。

バスが行き先表示を忘れたおかげで10人近くが待ちぼうけ。
出発してすぐ運転手は気がついたようだがそのまま行ってしまう。
無線で連絡を受け戻ってきたが、運転手は問題に気がついた際、すぐ対応すれば良いのにやり過ごそうとしたことが結局途中乗り込ンだ人たちまで巻き込むことになった。
仕事も同じだ。

昨日部長と面談。”何が合ったか知らないが本流から外れていたね”とはっきり言われた。
”49歳までにあがらないと部長になれない、なりたいだろう。挽回すべく頑張ってくれ。お前ならできると思っている”とのこと。

部下に対して苦労しているのに言いたいことを言い過ぎてしまった。
またいい気になってきている。
性格は変わらない。新体制今日発表。
所長が自分には良いことなのかと質問。
そういう見方ができる人とは思わなかった。
”影、日向でいろいろなことをいわれているのを聞いていた”とも言われ少しショック。

世の中は、まさしく低価格の時代、旧態然としたやり方では、仕事はなくなる。
ニーズが有るうちにニーズに対応した形で提供できる形にしないと本当に終わり。
それにしても低価格と合わせて為替が円安に向かっている今、輸出は一つの方法だ。以前外販することさえ慎重だったことを考えれば、今はまさしく一つの節目だ。
自分が年老いた時、自分の人生をどのように振り帰るのか。できる限り突っ込んで後悔のない様にしたい。

今までの昇進は順調すぎた。
人生で何が幸せか判らない。人生波はある。
今は谷だろう。谷で何を得たのか。山で何を得たのか。
人と人との関係、自分の評価は、第3者によって決められる。
自分が他者を評価する時何を持って評価するのか。

久しぶりの工場。部長より、何をしようとか何も考えていないだろう.といわれる。
どうするか整理してこいとのこと。
工場も営業も昔と違う。
自分も脱皮しないといけない。

”N氏に工場に戻って製品の技術的バックボーンとして対応いただく”ことで、営業からの要求。
部長もそうしてもらう旨考えていたそうで、本来自分がやらなければ行けなかった事が、このような事態を招いたことで恥ずかしい思いだ。
”おまえがしっかりしないからだ”との言葉が聞こえてくる。
情けないことだ。人の問題、上長との関係、営業、検査との関係、そして技術的蓄積のプアさ。
自らやる意識に欠けている。

I氏から大幅な予算未達に対し”俺だったら退職願い出す”との事。
価格交渉時、”A君がそういうから仕方がないと私に言われ、この人は駄目だと思った”と言われる

注文に最近寄与してないし自分の存在意義に悩む状態だ。
やはりN氏はたいしたもんだ。
自分だったらとうに投げ出していたものをねばり強くここま。
でもってきた。
”営業は見ぬいているんだ。”と言われた。
本当だ。昨夜も最後まで粘り強く価格見直し、そしてA君からのクレームに対して説得。

部長から工場に戻って、管理をやれとのこと。
その状況をみてから次のステップを考えるとの事。
”心配なのは部下との関係”と言われる。
多少ショックの反面、ほっとする感じもある。
今期の受注も見通しが立っていない今、逃げ出すみたいだが。

体の調子が悪いと思ったら、どうも風邪をひいたみたいだ。
本日も昨日に引き続き早く帰る。
新営業部長はすごいみたいだ。
決断が早くやくざみたいな顔つき。
あんな人は当社にはいなかった。
自分の線の細さがいやになる。

昨日、今日とやることもなく、いやな一日。
今日は早々帰る。
工場へ戻ってからの不安もある。
昨日Aから”ちゃんと考えないで、誰かに検討させようとしてますね”といわれる。
本当だ。
納期調整もBにやらせる。
僕は本当に駄目になった。

昨日は送別会。
I氏より"ミズノが駄目になったのは、SEになってからだ"と言われる。
”俺が俺がのお前らしさを出さなくては行けない”旨励まされる。
Kも”新人のころミズノさんは自信満々だった。”と言われる。
少し元気がでた。
”落ち目なとき、自信喪失な時期は人生のなかで有るのは仕方が無いが、その時でも、前向きな努力は必要だ”といわれる。
そのとおりだ。最近は逃げる事ばかり考えている。
やりたい事を、迫力と執念をもってやる。

工場に戻って、N氏より”今度はどこに行くんだ”、と言われる。
”これからの時代は能力主義だ。
そのために俺も勉強している”とのこと。
今日は部長がN氏と一緒に打合せに行った宿題の打合せ。
自分だけ何の宿題も無いというのは、非常にみじめだった。
しばらく工場から離れていた事も有るのだろうが、昔の事を考えると、歴然と皆と差がついた。
技術的な面、並びに意識の面だ。

N氏のように、ひたすら我慢をつらぬくという姿勢が僕には無い。
I氏が言うように勉強不足だ。
N氏は僕をどう見ているのか。 大変なのは皆同じかもしれない。
N氏も頑張っている。自分が頼りにされない、期待もされていないというのが一番みじめだ。
工場に戻った時の自分の対応。
自分は何をしてきたか、言い訳ばかりで何もしてこなかった。
自分に声がかからないからといじけていた自分。
注文も積極的につっこまなかった。
自分で何かする気が無ければやはり駄目だ。

まじめに、素直にやったものが最終的に勝つ。
見かけだけのものは人に感動を与えない。
最終的にはやる気。 残された道は案外こんなものかもしれない。
精神的ストレスは本当に少ない。
責任が無いという事、自分が中心に居ないという事それが満ち足りない気持ち。

先日の定年送別会は良かった。
皆男泣きに泣いた。
あんな風に皆に慕われて去るのは良いものだ。
人生は色々だ。運もやはりあるだろう。
人生は最後まで判らない。
しかしその人の持っている弱点が最終的に人生を形作ることは間違いない。
自分は我が侭さが現れた形だ

自分は何をやっているのか。
今までの人生は失敗だったのか。
今は情報の時代。
一つのものにかかわりすぎて次のステップに行けなかったのが失敗といへば失敗。
新事業を立ちあげたFさんも早速退職して次のステップへ。
いまじゃ億万長者だそうだ。
足踏みしてたのは自分のせい。
勉強を怠った。
一度つまずくと先に進めるのは大変だ。
しかしK氏やH氏の例もある。
工場に戻ってから自分はがむしゃらに仕事をしたろうか?
今もどうなのか?



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