■ What's today like?
15/Aug/2000
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今日は日本が戦争続行を諦めた日。こっちでは?何もしない。ニュースではロシアの潜水艦が沈んだとか何とかやっている。戦後についてJackieと話したことがある。Jackieは戦後生まれなので戦中のことは何も知らない。けど、彼女の幼いころの記憶では卵も配給制で1週間に卵2個とかもあったらしい。イギリスは勝ったのにねぇ?と聞くと、取ったお金はアメリカが日本に全部つぎ込んだんだよ!ときた。はい。アメリカはほぼ無償ともいえる融資を戦後の日本に対して続けた。イギリスは戦争に勝ったのにもかかわらず、景気がず〜っとパッとしなかった。今のイギリスは好景気の真っ只中。ポンドは強い。EU加入なんて狂っている(Jackie談)と言わせるほど。
景気がいいときに、ドカーンと土地開発をするのはイギリスもいっしょ。テムズの東側は今、開発の真っ最中。建築中の建物がたくさん見える。東京の隅田川沿いみたい(バブルのころの話)前にMillennium Domeにマリアたちといったと書いた。Millennium DomeとはMillenniumを祝うでかいDomeなわけで、来年にはぶっ壊す。これについては後で書くとした。まず、俺の好きなASIAN DUB FOUNDATIONの歌詞の引用から。
UNION JACK AND UNION JILL
BACK UP AND DOWN THE SAME OLD HILL
SELL THE FLAG TO THE YOUTHS
BUT WHO SWALLOWS THE BILL
MURDOCH SHE WROTE
HIM HAVE HIS HAND IN THE TILL

SO WILL THE REAL. THE REAL GREAT BRITAIN STEP FORWARD
THIS IS THE NATIONAL IDENTITY PARADE
SHOE GAZER NATION FOREVER LOOKING BACKWARDS
TIME TO REJECT THE SIXTIES CHARADE

NOT ENOUGH SCHOOLS
NOT ENOUGH HOMES
JUST PHONEY CARE IN HIS MILLENNIUM DOME
MORE PRIME CUTS THAN BEEF ON THE BONE
AND THERE'S TOO MANY QUESTIONS YOU'RE NOT ANSWERING TONE

ユニオン・ジャックとユニオン・ジル(Union Jackはイギリスの国旗だが、ここではJack(男)とJill(女)というイギリスでポピュラーな名前で男の子も女の子もという感じで使っている。Double meanning)
同じ山を上ったり下ったりまだしてる
国旗を若者に売りこんだって
誰がこんな宣伝文句を信じるもんか
「マードックと彼女は手紙を書いた」
奴は金庫に手を突っ込んでいる

実在の。実在の大英帝国は前に進むのか
こいつは国民的な自己確認パレード
足元ばかり見てたんじゃ後退するだけ
60年代のやり方からはそろそろ脱しよう

学校が足りない
家が足りない
奴のミレニアム・ドームにあるのは
「見せかけの心遣い」
実入りよりも取られる方が多いくらいだ
トニー。あんたはちっとも質問に答えていない

Millennium Domeはつまり企画ありきの商品で、中身は?というと何もない。やかましい建物とケバイ、イベントのパレード。Jackieなら絶対に行かない(現に行っていないし、行く気もない)身近なイギリス人が学校の先生とJackieしかいないので、イギリス人の意識を探るには不充分。だが、Millennium Domeは対外的なポーズで、Millennium Domeそのものに何か意味があるのか?というと、外人の俺としてはまったくないと言いきることが出来る(めずらしく!)

今日もあれすたの注意が入った(これはとても貴重なこと)「I don't understand why. Because I have not got enemies.」と俺が書いたのを見て、「This problem is very Japanese!」と来た。単に間違っているといわれるより、日本人はいっつもそうだ!といわれるほうが俺としては俄然もりあがる。あれすたが書きなおした文章は「I don't understand why, because, I have not got enemies.」カンマとピリオドと大文字。Articleは今のところ諦めている。これはもう、ヨーロッパの生徒に助けてもらう。ばーっと書いてチェックしてもらったり。あれすたもいちいち見ていられないのでそれが一番手っ取り早い。今日もいっぱい忘れた。あれすたは一日にものすごい数の単語を教える。もちろん全部覚えろ!という感じではなく、俺は今日これだけ持ってきたから、好きなものを持って帰りな。という感じ。

今日はずっと同じ教室で勉強している韓国人のスーキョンの25回目の誕生日だった。韓国人は写真を取られるのが好きではないのか、なかなか取らせてもらえない。けど、これは、もしかしたらみんな若いからかもしれない。俺も昔そうだった。けど、カメラから逃げ回っていると、後で写真を見たときにつまらない思いをする。俺もそうだった。建物とかの写真ばっかり。退屈。

写真は、あれすた(25歳だって!)と日本人のClass mateとおれ。その次はFootball mate。その次はスーキョン。今日はキーパーだった。いっぱい点とられた・・・。

■ International Food Evening
14/Aug/2000
スイス人の新しい生徒あんどれあす(あんどぅぇぁす)といっしょに住んでいる。彼はGermanParts。このPartsという響きがなんか嫌なんだけども、普通に流通している言い方なので、スイス人には「Which parts?」ってみんな聞く。スイスの成り立ちとか全然知らない。けど、なんかPartsという言い方が気になる。マリアはItalianParts。同じスイス人だが、これが全然ちがう。GermanPartsはGermanしていて、やはり思慮深い感じ(難しい感じ)がする。ItalianPartsはやっぱり陽気で冗談言ったりする時も気が楽だ。ついでに一番気を使うのは東欧から来た生徒だ。この前食堂で話した男の子はルーマニアから来たといっていた。やっかいな話は絶対に出来ない。黒海って黒の?とかバカな話で切りぬける・・・。ドキドキしたのは授業の教科書に「チェルノブイリ事故」とか「共産主義国家の崩壊」みたいな感じの教材が出てきたときに、ロシア人の生徒がいたとき。本人達はわりと普通でいるが、俺は興味津々で授業どころじゃなくなっちゃう。けど、ロシア人にグイグイ言われるのが苦手なので、気になったままで何も言えず。
ところで、今日は授業でComparatives and superlativesをやったんだけど、これのネタ作り用に4つの都市の情報が教科書に載っているわけですな。ロンドンとローマとニューヨークと東京。そのネタをもとにRome is the oldest city.なんて文章を作る練習をするんだけど、そこに載っている東京。「Founded 1456 AD as Edo」と書いてある。西暦1456年ってなぁに?「以後嫌になる太閤検地(1582)」というわけで豊臣秀吉よりも100年以上も前ということになるから、当然、徳川家康があそこにいた時代でもないわけだ。じゃ誰?北条早雲?彼はもうちょっと西か?「Founded 1456 AD as Edo」をひねり出した人の意図が知りたいので、年表しらべて教えてください。
これは?「1192」「いいくにつくろう鎌倉幕府−鎌倉幕府が出来た年!」ブッブ〜!不正解。暗記中毒の害。1192年は源頼朝が征夷大将軍になった年。幕府という言い方も江戸の学者がつくった用語で、当時は鎌倉様なんていう言い方しかしていなかった。そもそも征夷大将軍なんて言葉もなんだか大袈裟。なぜ、頼朝が棟梁になったのか?頼朝ってなにしたの?そもそもその時代はどんな感じだったの?なんて考える方が、歴史の「勉強」の名に値すると思うが、どうか?(とは、井沢元彦が言っていたことで、俺の独創ではない)年なんて流れを思い出すには有益だけど、それだけ覚えさせられてもなぁ。宿題無しの夏休みを利用してフランスに行っちゃったましゅーのことを考えて、ふと思い出した。

■ Search for union sense.
13/Aug/2000
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I went to Brixton and Southall. Brixton is black people's town. Southall is Indian's town. I arrived Brixton at 11 o'clock. It's quite early. so I couldn't see many black people.が、黒人街というのは本当。Brixtonに近づくにつれ地下鉄の中は黒人がどんどん増えていく。ついにBrixtonの駅を出ると黒人であふれかえっている。が、この間Centreから20分もない近隣地域。この近さはイギリスの音楽の動きを確認する手助けになる。なぜパンクがレゲエやスカの影響を受けるようになったのか、なぜレアグルーブという発想が生まれたのか、なぜドラムンベースという混血音楽が出てきたのか、ストーン・ローゼズやプライマル・スクリームのようなロック・バンドでもなぜ黒人音楽を身近に感じているという発言をするのかといったことが、なんとなくわかるような気になった。パンクはそこら辺にギターでも転がしとけば自然発生する(ヒップ・ホップの発生は血がものをいい、発生は日本では簡単にはいかないが、日本には良質のロックバンドがたくさん存在するのでヨシ)が、血と血が混ざるような音楽は血と血がぶつかり合える近さになくてはいけない。
もう一つSouthallはインド系移民の街。ここはちょっとすごかった。Southallは地下鉄の駅ではないので地下鉄路線図にはのっていない。山手線から東海道線に乗り換えなきゃいけない戸塚というような感じか?(電車の中にトイレがあるのも東海道線に近い)Centreからちょっと遠いけどそれでも乗り換え含めて1時間はかからない。
この乗り換え待ちの時「Reading」という地名を目撃してちょっと感動する。これと同名のイベントが毎年そこで行われる。巨大な野外ロックフェスの一つ「Reading」。いつもビデオや雑誌だけでしか見たことがない「Reading」。もう目と鼻の先に「Reading」(って、今日行っても誰もいないさ)。幸い8/25のチケットはすでに入手ずみ。
Southallの駅に着くとさっそく英語の下に別の何語?これ?改札まで歩く途中でインド系の人が多いなぁと思ったり、駅のdecorationとかもインドっぽいなぁなんて思っていたんだけど、駅をでると愕然。みんなターバン巻いてる!というかインドっぽくないのは俺だけ・・・。これはすごい。もしかすると、イギリスにきて一番興奮した瞬間だったかもしれない。駅の改札をでてすぐ右手に巨大な建物。スーパーかな?とおもったけど、どうも様子が違う。が、怖くて建物の中には入れなかった。Brixtonでも周りの人にジロジロ見られたりしたが、Southallではけた違い。ターバン巻いてくればよかった(って、もってねぇ。つーか巻き方しらねぇ)その建物を通りすぎてパブに逃げ込む。が、パブの中もインド系の人しかいない。「まはとま、なんとか」って名前の絵ばっかり飾ってあったりする。パブでイッキにビールを流し込んで今度は太い通りに出てみる。しだいに雰囲気になれて来て周りを見る余裕がでてきた。十字架のある教会。イスラム系の教会(churchって書いてあったけどIslamとも書いてあった)なんかもあった。イギリスがインドの人達を奴隷として引きずりだしてきたのは、当然、インド(ヒンズー教)がパキスタン(イスラム教)と分かれるずっと前だから、いろんな教会があったりするのかな?
Marketでは、服の生地が豊富に売られている。そういえばハンドメイドっぽい服を着ている人が多い。靴屋まるまる全部黒い靴しか売ってないというの2軒みた。で、みんなのはいているものを見たら、黒い靴(サンダルも含む)が圧倒的。なぜ?レコードショップはテープが中心。車で爆音とどろかしているのはヒップホップではなくて、インドっぽい音楽。これはすごい。日本でもイギリスでも車で大きな音といえばたいがい、ヒップホップのようなものと相場が決まっているが、ここの相場は違った!
俺の好きなASIAN DUB FOUNDATIONのような音の発生理由もSouthallをみるとごく自然だ。つまりロンドン(イギリスは知らん)はMultilateralな都市であるということだ。日本にいて部屋でCDを聞いている時にはピンとこなかったが、BrixtonやSouthallに立てば一目瞭然。ここ一点で、さまざまなものに触れることが出来、自然、吸収する準備というものはすでに完了している。今日は「あ〜。こんな感じなのね〜」という体験がたくさんあった。とは、ロックの話だけで、歴史や社会的なことについては、ぜ〜んぜん知らない。

■ 大失敗
12/Aug/2000
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土曜日の今日はフランス人とブラジル人と一緒に「Madame Tussaud's」にいった。マダム・タッソー館に行かないか?といわれた時には、それがなんだかわからないまま、「うん。うん。いくいく。土曜日ね」なんて、また神社(おっと教会)でも行くんだろうと思っていたんだけど違った!日本から持ってきたガイドブックに曰く「歴史上の人物、芸能人、王室関係者など、世界中の有名人をろう人形で精巧に再現!」誰が行くか!なんでろう人形!ガイドブック見てから返事すれば良かった!しかも12.95ポンド!(併設されているプラネタリウムの料金込み。が、なぜプラネタリウムが併設されている?)高すぎ。帰ってきてJackieに、「今日はどこいってたの?」とか聞かれて、とっさに嘘が出ず「Madame Tussaud's」と正直に言ったところ、ひどく同情された俺が寂しくて・・・。
けど、ちょっと面白かったのは、エリザベス女王とか故ダイアナ元妃とかあったこと。日本の東京タワーのろう人形館に天皇の人形が置けると思う?絶対ありえない。(あそこに、なぜフランク・ザッパやオジー・オズボーンやジェイムス・ヘッドフィールドの人形があるのか不明。だぁれ?モデル選んでる人)
上から、「プラネタリウムのプロジェクタ」「プラネタリウムの席」「マダム・タッソー館の賑わい(ぎっちぎち)」「モーガン・フリーマンと記念撮影の友達」「マダム・タッソー館って結局なんなの?っていう感じの子供」友達2人とも大喜びでハリソン・フォードとかサダム・フセインとかとガンガン写真を撮っていた。つーか俺はカメラマンだった。「ひさーしの写真も取ってやるよ」とか言われたが、13ポンドのショックから立ち直れなくて、こればっかりは遠慮してもらった。
子供で思い出した。こっちの子供は日本に比べるとしつけが悪いという話を旅行会社の人から聞いた。俺の印象では元気があるという感じ。日本みたいに賢しげでスカしたガキは少ない(いない事もない)
今週の出費は108.57ポンド(18,456円程度)「Madame Tussaud's」に13ポンドは痛恨。今月はお盆の準備と「International Food Evening」に対する出費が主だった。円が168円くらいに戻っていたので、俺の換算レートも1ポンド=170円に戻す。
またまた、間違いが発覚。スイス人からの新しいお客さんは明日到着だった。
最近、自分の写真がつまらなくなってきた。写真展でも行ってみるか・・・なあ・・・。

■ Jackie talk about rock.
11/Aug/2000
今日は金曜日で午後の授業がない。金曜の19:30はBBC1の「Top Of The Pops」(イギリスの音楽番組)をJackieと食事をとりながら見る。Jackieは興味がないのだが、俺が見たいといって、金曜のこの時間はBBC1にしてもらっている。一緒に見ているとき何度か「最近の音楽はどれも同じねぇ」といったのを聞いたことがある。Jackieがそう言ったら、俺は「ハイ。その通りでございます」という他ない。なぜなら、Jackieはプレスリー、ジミヘン、ビートルズ、ストーンズ、ピストルズ、およそ考え付く限りのロック・ポップスは何でも経験してきている。そんなJackieが「最近はどれもこれも同じに聞こえるわ」といったら絶対だ。こっちに来て強烈に感じたのは誰でも彼でも、何でも良く知っているということ、特に音楽、映画、演劇などはそれぞれが、なかなか鋭い批評家でもある。たとえばJackie。もう驚きっぱなしで、最近すっかりなれてしまったが、Jackieが「MotorHead」の近況を語ったときにはビックリした。「MotorHead」は「BlackSabbath」と共にメタルというジャンルを産み落としたバンドだが、作品の出来不出来の差が激しく、知名度は「BlackSabbath」に比べれば微々たるもの。が、Jackieは彼らを知っていて、かつ、今年の初めにLiveをしたことも知っていた。俺のお袋が「ブランキー・ジェット・シティ」についてコメントする可能性があるかということを考えると(絶対にありえない!)、Jackieの口から「MotorHead」という言葉が出てきたこと自体、大変な驚きだ。
ただ批評家としての側面については、多少の疑問がある。情報過多な社会では勢い体験よりも先に座学が来る。Jackieや学校の先生は映画のことについて本当にたくさん知っているが、「いつみたの?」とか聞いてみると、「いや、私はみたことはない」なんて返事がたまに来る。みたことないものに対しての情報をあんなに持っているのもどうかと思った。(なんとなく嫌いだから絶対みない!というほうが俺にとっては自然な気がする)
ただ、日本にいたときに聞いたような「流行っちゃったからつまらない」という言い方はイギリスの大人の口からは聞いたことがない。(マシューがサッカーを熱心にやらない理由は「みんなサッカーやってるから」というのは聞いたことがある)「流行ってるから・・・」というのは、洋服ならわかる。街を歩いていて、同じ服を着た人を見てしまった時のバツの悪さといったらない。が、音楽でこの言い方がでてくると、俺の頭では処理しきれない。同じCDの質が流行っちゃうと下がるのか?音楽がファッションのように人を飾る感覚も分からなくもないが、なにかせっかくの価値をわざと無にしているようで、正直、理解できない。幸いこっちの人はやたらめったら、いろんな感想をいうので楽しい。「流行りだしたからつまらなくなった」なんて言う奴はいない(作風が商業主義的(無難な感じ)に変わって(作品が彼の趣味に合わなくなって)つまらなくなったという言い方はスイス人の口から出たことがある)
日本のこれは、日本人はみんな中流でみんなが同じようであることが大事だと考えてきた大人に対する、若い世代のカウンターなのだろうと思っている。流行に対する、恥ずかしさ、嫌悪感。けど、前に読んだ(何で読んだか忘れた)話で、日本ではあるもの(テレビ、ビデオ、携帯電話なんでも)の普及率が3割を超えはじめたあたりで「みんな持っている」と考え始めるらしい(もちろん老いも若いも)その後普及率に加速がつき4割付近でカーブが垂直のようになるらしい。こっちの人、もちろん携帯もってる(街中、バス中、所かまわず話すのは日本と一緒。というかそうでなければ携帯の意味無し)けど、「あんなのいらないよ」という人も多い。
何の話だったか?つまり、俺は再結成した後の(つまり大流行の只中な)「Aerosmith」が大好きであります。
今日もたくさんの生徒が帰っていった。同じクラスでは、ロシア人、ポルトガル人、スイス人。来週また増えると思う。明日はいよいよスイス人の男の子が我が家に来る!(ベジタリアン)

■ International Food Evening
10/Aug/2000
学校ではSocial Programmeというのがあってほぼ毎日、何かしらやっているわけだが、今日はInternational Food Evening。みんなが自分の国の食べ物を持ち合って食べるという趣旨の催し。が、先月もしたが、誰も何も持ってこない!先月はマリアが大張り切りで「ヒサシも来い!」(この時俺はこの催しを知らなかったか)といってノコノコついていったんだけど、酒とか持ち込んだのはマリアを含むごく少数のイタリア人(マリアは正確にはスイス人だが)のみ。で、今月もたいして盛り上がらないだろうと思って、ノーマークなイベントだった。が、同じクラスで今週帰ってしまう友達が3人もいて、何かやりたいな。と思っていたので、一肌脱いでみようって気になった。最初はすき焼きをつくろうと思ったんだけど、ロンドンにはスライスされた牛肉がない!(肉屋にはミンチの機械はある。が、それだけ。)というわけで変更。インスタントものは割と手軽に手に入るので、焼きそばに変更。別の日本人の友達はそばと白玉団子とチジミ(韓国料理?)と卵焼き。はたして、パーティは俺らの料理中心。焼きそばは評判が良かった。作ったかいがあったというもの。日本酒も好評だったけど、ホントかどうかはわからない(みんなフレンドリーだから)スイスのチョコレート、イタリアのトマトで煮込んだ肉、等など今月はわりと食べるものもそろった。
席でスペイン人と話しこんだ。最初は「黒沢明」のはなし。彼は「Dream」の大ファン(彼のクラスには日本人が4人もいるのに黒沢明の映画を見たことがないといわれたらしくショックだったらしい)そのうち話が中国にとんで、日本の近代の話になった。「日本が周辺諸国にした事を知っているか?」来た!絶対来ると思っていた。今までも何度も言われた。が、準備はしている。「最初はロシアだった」(最初とは明治維新以後の話だが、こんなことは説明できない)「俺達はこれに負けなかった」(日露戦争は防衛のための戦いで勝つ必要はなかったし、現に戦略的に勝ったわけではない)「それ以後日本人は狂った」これは俺の決り文句。ここから先はあまり俺は使わないHateを連発する。司馬遼太郎曰く「日本がましな国だったのは、日露戦争までだった。あとは−とくに大正七年のシベリア出兵からは−キツネに酒を飲ませて馬にのせたような国になり、太平洋戦争の敗戦で、キツネの幻想は潰えた」これを英語で(ニュアンスや事実関係も含めて)言えればそうとうだけど、俺が言えるわけもない。が、大体納得してもらえる。日本の戦後処理が遅々として進まないことも「日本は敗戦後西と東に分かれなかった」という周知の事実を確認すれば、延焼は免れる。口を開けば、いち日本人という以上の発言になってしまうので、「I don't know」といえばそれで、簡単に決着がつくけど、きちんと説明できなくてもそれでは寂しいと感じる。
International Food Evening?たぶん来月もやる。

■ quote
09/Aug/2000
各方面からメールをいただいております。今後の俺はこれを踏まえる(もちろん覚えていたらの話)ということで引用(つーか時間がないのね)
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井上がいっしょくたにしていた、言語にもルーツがあって、学者さんたちは、主に文法と語彙によって分けている。英語、ドイツ語、オランダ語、北欧語 これらはみな、バイキングの言葉でゲルマン語族(厳密にはインド・アーリア語族といってヒンドゥー語、サンスクリッ ト語と起源が同じ)
イタリア語、ギリシァ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語これらはロマン語族と呼ばれる。ロマンとは「ローマの」という意味だ、ローマ帝国公用語の方言とみていいブリテン島では、滅びてしまったゲール語というのがアイルランドでまだ少し話されている、エンヤなんかもこの言葉で歌を歌っている。もちろんそれを話してたのはケルト人
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ヨーロッパの人々はギリシャ文明こそが現代文明の源だと思っているが、これはすべて東方(西アジア)からの輸入。たとえばアルファベットは、アルファ、ベータなどの語はギリシャでは意味をなさず単なる「文字の名前」に過ぎないが、フェニキア人の言葉で牡牛、家など意味がある。(ヘブライ語でもアレフ、ベートと同様)西アジアの文明は元をたどればペルシャ、バビロニア、アッカドともちろんシュメールに行きつく。
ローマから始まった今のキリスト教については、ヨーロッパの習俗が採り入れられてることはよく知られてると思うけど、福音書、死海文書、コプト文書などを研究すると、キリストの伝えたメッセージとはかけ離れていて、パウロ(ローマへ布教した弟子)の解釈と恣意によるヘレニズム化した「パウロ教」であることがわかるらしい。 ----------------------------------
北斗の拳をみたが、どうもイギリスで放送されているのはダイジェスト版の様子で、暴力シーンから暴力シーンへの展開が速い。ユリアがモタモタするあたりが、こう、イライラしていいわけなのだが、なんか日本で見たものと違う。音楽もテクノ(Dram'n base?)に差替えられていて残念でならない。あー。それと今日はましゅーとヴぃっきぃ(ましゅーの妹)とJackieと4人で晩御飯を食べた。ヴぃっきぃは6歳で、ナイフが肉で切れなかったので、俺がバラバラにしてやった。肉が切れないくせにJackieの言っていることは100%理解している。おそるべし。

■ Maruta
08/Aug/2000
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教室で日本人の友達が韓国人の友達に「Do you know maruta?」と聞かれていた。彼は「Maruta is just wood.」といっていた。100点満点の答えだけど、韓国人の期待していた「マルタ」は違う。マルタとは第二次世界大戦中の731部隊(所属を忘れた)が主に中国人捕虜等に対して使った別称(蔑称)。氷点下の夜に裸で縛り付け塩水をかけたり、肛門から水を注入してどれくらいまで耐えるか測定したり、生きた人間を麻酔ナシで切り開いていつまで生きているか調べたり。丸太のように使い捨てることが出来る人間のことを彼らは「マルタ」と呼んだ。朝鮮の三国時代に大和が百済に加担し、白村江の戦いで惨敗したことも、豊臣秀吉の軍隊が侵攻したとき首級の変わりに耳を切りとって帰っていったことも、韓国人ならだれでも知っている。
じゃ、韓国人が日本人のことを恨みに思っているのかというとそうではなくて、俺と同じ場所で英語の勉強をしている同じ位の年頃の韓国人は日本人について、まあまあ好き、か、なんとも思っていない、というのがだいたいの意見(ソニーは大好きという意見もあった)もちろん、もっと年上に同じ事を聞けばまったく違う意見が出るはず。ただ、総じてイギリスで英語の勉強をしている日本人のほとんどがマルタについて何も知らないことを危惧している。
写真は韓国人の「じーふぉあん」(彼は19歳で後1ヶ月ロンドンに滞在して、韓国に帰ったら2年6ヶ月の兵役につく)ちょっと前に彼と韓国人について話す。韓国は儒教の影響が強い国というのは日本人なら誰でも知っていることだが、韓国人は自分たちをどう思っているのか?韓国のスポーツ選手はそのキャリアの頂点で平気で仕事を変えてしまう。強力なサッカー選手の数がそろわないのはそのため。じーふぉあんの話で、ある韓国人ボクサーの話が出た。そのボクサーはワールドチャンピオンになったこともあるらしい。が、今はガソリンスタンドを経営しているらしい・・・。「韓国人は一生続けられる仕事が一番だと思っている」とじーふぉあんが言ったので、すかさずなぜか?と問い詰めた。「みんながどうしてそう考えているかはわからないけど、母親もずっとそういってるなぁ?けど、一生続けられる仕事で親兄弟をcare出来る仕事がベストだって考えてるな〜。スポーツ選手とかすごい嫌がられる」日本ならプロボクサーがボクシングジムをはじめてもまったくおかしくは聞こえないが、韓国はまた微妙に違うらしい。親兄弟(特に親)のために自分を律して、とくに行き過ぎた娯楽などを嫌うのは、儒教の教えるところだと思うのだが。話が広がりすぎた。韓国の若い世代は自分の思想上の根拠をあまり追求しないということから韓国も変わりつつあることがわかる。(のか?ほんとに?)
今日は火曜日。サッカーの日。1ゴール決めた。「じーふぉあんのパスがよかったんだよ」なんて言ってみたが、かなりうれしかったりする。

■ お盆
07/Aug/2000
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辻さんからお盆はしないのか?というメールをもらった。迎え火の今日、さっそくスーパーマーケットにいって、きゅうりとナスを買ってくる。次に雑貨屋で線香。線香くさいのがあまり好きではないので、線香くさくない線香を買った。「すずらんのかおり 宝」と書いてある。バーコードが49で始まっているのと、神戸薫寿堂とかいてあるのと、たぶん日本のものだと思うが、説明は日本語ナシのフランス語と英語(JAPANESE IN CENSEおよびENCENS JAPONAISと書いてある)。3ポンド(540円)、困ったのはきゅうりとナスにつかう足。爪楊枝では支えられない(3段目の写真がCDケースとの比較。どーだー!!)割り箸は当然ない(けど、スーパーで30秒くらいマジで探した・・・あるわけない)文房具屋に行ってあれこれ考えた。竹ひごってイギリスにもあるのかな?ではなくて、足を何で作ろうか?結局ミニ色鉛筆に決定。家に帰ってJackieに説明するためのメモを作る。Jackieが帰ってきたので説明する。Jackieは俺の親父のことを知っているので目をうるうるさせる。「It's sad custom.」そう。日本人の悲しいこととの付き合い方はユニーク(だった)かもしれない。
ロウソクはJackieに借りた。あれこれしているうちに孫のマシューが遊びに来る。日が暮れたらはじめようと思っていたので、マシューと話し込む。今ここではマシューと書いているが本当は違う。MATTHEW。まひゅぅーが近い。マシューはマンガ好き。彼の人生をかけて探し当てたマンガ店はたったの2軒。日本とはだいぶ事情が違う。
英語は俺にとって難しいという話をする。マシューは他の言葉に比べれば英語は簡単だという話になって、日本語の話をする。昨日の続きになるが、日本語の話をするのもイイ。特に漢字とアルファベット(ひらがな)を組み合わせて使っていることに驚く。とくに漢字の一つ一つに意味があるという所は盛り上がるところ。マシューには「魔酒」という漢字を書いてあげた。「魔 is devil or satan. 酒 is alcoholic drinks」と説明すると大喜びでおばあちゃんのところにぶっ飛んでいった。ジャッキーは「蛇鬼」しか思いつかなかったのでうまくかわす。
日没(21:20)を待って表に出る。マシューに見たい?と聞くと「プライベートなものなんでしょ?」なんてしおらしいことをいう。「Come with me.」線香に火をつける。1分ばかし手を合わせた後、煙草を吸い始めた俺を見てマシューが驚く「Finish?」「Yes.」お経とか作法とかなーんにも知らないので(知りたくもないので)これで十分。マシューには不充分だったかもしれないけど。Jackieが「お父さんはお酒好きだったの?」って、DRAMBUIEというスコットランドのリキュールを持ってきてくれた。線香のそばにしばらく置いて、口をつける。甘くて口当たりのいい酒だが、40度。
マシューと2人で線香が尽きるまでいろんな話をする。マシューは最初のお父さんを覚えていないらしい。妹は父親違い。今のお父さんは「嫌いじゃない」とのこと。人それぞれ、それぞれの事情を抱えて生きている。18歳になったら半年くらい日本に住みたいといっていた。後4年も先の話。楽しみな話。マシューも「It's very sad custom.」とおばあちゃんと同じことをいった。
親父は今年忙しい。お袋の家、姉ちゃんの家、イギリスの俺の家と駆け足で回る(年中慌しい人だったから、たぶんお袋の家に9日、姉ちゃん家に半日、イギリスに1分)「イギリスにもよらなきゃ行けないんだよね」なんて言っているのか?
Japanese Custom
Dead family comes back to theirs house.
We put a candle and a incense stick to they find house.
They rides cucumber.(It's like a horse)
Bacause They yeand after theirs family. It's fast.
When he backs to heaven(Hell?) they ride eggplant.
Because Find it hard to part. It's slow.(It's like a cow)
一昨日(土曜)の夜にAlec Guinnessが亡くなったことが報道される。Star Warsのオビ・ワンでしか知らないが、イギリスでは舞台を中心に非常に有名な俳優だったらしい。Jackieの彼の死を悼む顔が印象深い。享年86歳。日本に帰ったらビデオを探してみよう。

■ Let's try!!
06/Aug/2000
外人さんと話していると、すぐにネタが切れるわけですな。うまく話せないので、話せる話題も限られてくるし、その中から、こう、場が和むような話題というのをひねり出すのは、非常に難しい。人に笑われることが苦痛でない人(俺は幸いちっとも苦ではない)なら試す価値有りなのが、発音。「McDonald」マクドナルド。言ってもたいてい通じません。「Hamburger shop! American! ん〜 Do you know Big Mac?」って、言ったあたりで、爆笑が起きる。「あ〜。McDonaldね。日本ではそんな発音なのか!」って感じ。じゃ、彼らが言えているかというと、これがバラバラ。俺の印象としてはフランス語とスペイン語の発音は「マクドナルド」に近い気がする。が、「No! No! No! Different!」なんて言われる。「McDonaldだろ?」「マクドナルド」「McDonaldって言えないのか!」「自分だってマクドナルドっていってるよ!」これだけで10分は笑いっぱなしだ。これで調子がついたら次。Rightとlight。(ちゃんと言える人も笑いとりにいくときはカタカナの発音で!)「ライト」「違う違う、Right」「るぅあいと」「ちがうって、Right!」「らいと」「えー!Right」俺は言えんだよなぁ。でも、マジで言えていない様は伝わるので、爆笑間違いなし。他に「Free - Flea」「Rich - Witch」「Late - Rate」「Ring - Wing」「Long - Wrong」こんだけやるとね、舌ツルっす。マシューに「こいつマジで言えてねェ〜」って感じで爆笑されたのは「Run」キ〜〜〜〜!けど、まぁ、ここまでくれば、あとは「学校で気になるアノ娘」だの「どの先生が&*#(@」だの「(自主規制)」だのおっぱじめてもOKな雰囲気になっている。はず。
みんなが決まってビックリするのは、日本の学校で会話の練習をほとんどしなかったこと。マリアも驚いてた。「英語の授業で英語を使わないのか?」「うん。英語はテープがしゃべる。俺がしゃべる必要はない」「それが日本の英語の授業なのか?」「うん。あとは文法の勉強をするだけ?かな?」「それが日本の英語の授業なのか?ホントに?」「うん。たぶん日本人みんなそう」「あ〜。文法あんなに知ってるのになんで英語でしゃべらないか分かった気がする。Hisashiはしゃべるねぇ?」「うん。俺は文法も知らないから。気が楽なんだ。間違うとみんな教えてくれるし。easy. easy.」
最近、もうちょっと凝ったことを言いたくて、文法の本にかじりついている。けど、「覚えた」ということと「使えた」ということの差は果てしなく。

■ THE CHEMICAL BROTHERS
05/Aug/2000
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昨日の晩から今日の朝までクラブで遊んだ。目玉は「THE CHEMICAL BROTHERS」だ!THE CHEMICAL BROTHERSがただのDJとしてクラブでPLAYする。日本武道館なんかとはわけが違う。少し狭いフロアでキツかったけど、今まで生きててホント良かった。
写真はそのTHE CHEMICAL BROTHERSを撮ろうとしたもの。便所の手洗い場、フロアの様子ときて、その下の2つはDJブース。DJブースの下にスモック発射装置がついていて、THE CHEMICAL BROTHERSの姿はほとんどそのスモック越しにしか見ることが出来ない。フラッシュをたくとスモックが反射して画面が真っ白になる。といってフラッシュをたかないとまともに像が出てこない。で、アナログカメラに持ち替えたんだけど、フラッシュ禁止にしたら、シャッタースピードが激遅。写真は撮ってこれなかった。THE CHEMICAL BROTHERSにどれくらい肉迫したかというと、手を伸ばせばアイアン・クローがキマルくらいの距離まで迫った(そこまで迫れば写真も撮ってみたくなるってもの)
去年今年と2年連続でFuji Rockに出演、今日のPlayはFuji Rockが終わって、イギリスに帰ってきて初めてのだと思う。90年代にロックという言葉に新しいセンスを与え、Big Beatsを産み落としたTHE CHEMICAL BROTHERS。日本に来てもPlayする場所がよくなかったり、チケットがとれなかったりとなかなか体験する機会に恵まれず、いつもビデオでしか見れなかったが、本来そこで体験すべき場所で体験できたのはとてもうれしかった。音は新旧バランスよく取り混ぜた音で、CDからそのままというのは味付け程度にのみ使われていた。俺はわかりやすくもっとCDからの音(Surrender, Dig Your Own Hole, Exit Planet Dust等)を使って欲しかったんだけど、ホントにただのDJとして振舞っていただけな彼ら。何か特別な出来事が最近あったわけでもないので、バランスのいい、おちついた満足感を残しつつ終了。
それと今後のそのクラブのスケジュールは・・・19日に「GOLDIE(Fuji Rock97に出演)」9月1日は「FATBOY SLIM」がクレジットされている!!
まったく別の話で恐縮なのだが書きそびれたので書く。3日は学校のSocial Programme「PUB CRAWL IN ISLINGTON」というわけでThe Angel駅周辺で飲んだ。生徒はみんなロンドンに住んでいるわけだけど、中心地まで行くと、交通費も高くつくし、物価もやや高い。そこで、学校の先生がじゃ、いい場所教えてやろうってのが、今日の趣旨。実際The Angelは位置的に池袋のような感じで、中心ではないが、中心っぽい。安いお店も探しやすい。そんな感じ。その日はPub、4軒はしごしただけでおしまい。ちゃんと終バスで帰ってきた。
その時にイギリスの映画の話をしたんだけど、「Hisashiは映画を選ぶセンスがいいねェ」といわれた。が、これは俺のセンスではなく、映画の配給会社のセンスがいいだけの話。日本でみることの出来るイギリスの映画は当然、どこかの会社が日本に持ってきてくれているわけで、日本の映画ファンは、その映画配給会社の社員のセンスを信じるしかない。当然、イギリスではイギリスの映画もたくさん上映している。で、この中から、お前のお勧め(人にセンスがいいと誉められるような)映画を選べといわれたら、とても無理なわけですな。全部面白いか?といえばそんなことはありえない話しだし。イギリスの映画そのものより、イギリス人と似た感覚を同時期に体験できるようなイギリス映画を日本に輸入してきた日本の配給会社(ギャガとかアスミックとかヘラルドとか)の目の確かさってすごいのかも?と思った。配給会社といってもピンきり。そもそも映画(アニメで黒にしてるとか)で食っていけてないとか、間抜けなテーマパークで大火傷とか。そういう前時代的な間抜けはとっとと消えて亡くなって欲しいものだ。
今週の出費は98.79ポンド(17,782円程度)先週よりだいぶ減った。何のことはない友達が国に帰って減っただけ。

■ near hear
04/Aug/2000
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OKTOBER。ドイツ語で10月。英語でOCTOBER。「Buona Fortuna!」「Bonne Chance!」「Viel Gluck!」「Good Luck!」順にイタリア語、フランス語、ドイツ語、英語。何となく似てる。ヨーロッパ圏の人は英語になれるのが早い。俺の感じたトドメの一発は、「Article」あれすたがいつも、日本人や韓国人は気をつけてねというのがこれ。これが必要だという頭にまだなっていないのでいっつもこれが出てこない。ヨーロッパ圏はArticleを持っているのかというと、もっている。Swiss Villageのすぐそばにある良心的なイタリア料理レストランの名前「La Porchetta」もちろんLaがArticle。韓国人の友達に「The Queen. Queenどっちでよんでる?」といったら、考えたこともなかった。けど、Queenかな?といっていた。
前に、Swiss villageがたまに他のヨーロッパ圏の生徒に通じないときがあると書いた。どこが通じていないのかというと「vi」の部分であることが判明。同じように「verb」も通じない。カタカナで書けば「ヴィ(後者はヴァ)」だが、閉じた唇が震えた音が出ていないと、聞き取ってもらえない。これは日常的に起こる厄介な問題のひとつ。ArticleとPronunciation。それにPreposition。Grammar以前に大きな問題がやまずみな日本人がここに一人。なむぅ。
写真はクリストファー。スイス人。彼は日本人の発音(俺の発音?)に慣れているので他の国の生徒としゃべるときだいぶ助かった。けど、今日でお別れ。

■ あれすた
03/Aug/2000
午後の先生はあれすたという男性。過去最高の教師。今週後半はPubで使う言葉を中心にSpeaking Hearing Vocabularyを鍛えた。(今日の日記は長いぞ)
How much do you know about English drinking habits? Test yourself with this quiz.
1 What is:
 ・a pint?
 ・a local?
 ・a landlord?
 ・a round?
 ・a hangover?

a paint : 0.57リットル。冷酒頼むときの「2合」なんかと一緒。
a local : 馴染みのPub(いつも行くPub)
a landlord : 持ちPub(マスターとオーナーが同じ)
a round : こっちは一杯ずつ金を払うので、一人が全員分買ってきて、買う人間をぐるぐる回す。
a hangover : 二日酔い

2 Think of three diferent ways of offering drinks to your companions.
Would you like something to drink?
Can I offer you a drink?
What would you like?
ここからくだけたいい方
What do you fancy?
What's yours?

3 You're in a pub with an English riend. How would you reply when he/she says:
 ・I'll get the first one in.
 ・What's it to be?
 ・Cheers!
 ・Same again?
 ・One for the road?

・No!No!No!No! It's my round(roundの最初は俺が。といってくれたことに対してなんというか?No!の例はPubでたまに見る。みんなで「いや!それは俺が!」とかえんえんやっとる。日本の喫茶店でおばちゃん達がやっているのに似ている。「いやいや。ここは私に払わせて。」「あら〜。それじゃ悪いわ〜」なんて感じ。おごるなんて一言もいっていないわけだが?)
・Foster's Please!(What kind of beer do you want?なので飲みたいものをいう。Foster'sは俺がいつも飲んでいるやつ。)
・Cheers!(乾杯、イタリア語の「乾杯」は「ち○○ん」というので注意)
・Yes. Please.(同じのをもう一回かい?)
・It's sound good!(岸を変えるか?まだまだ飲むかい?)

その他に、イッキはDown in one!ほろ酔いはtipsy。泥酔はPlastered。どろどろした感じの言葉を使うのは日本と一緒。酔っ払いの表現はほかに、「He was .... wasted, legless, out of it, of his head」泡だらけのビールを出されたら「Top it up for me please」と野太い声で言って突っ返す(俺は出来ないなぁ〜)
最後に、ある場面で使う言葉一覧。
Excuse me for a minute.
Can you look after my bag for a minute?
I just have to pay a visit.
I'm going to the gents.
I'm just going to spend a penny.
I'm just going to the little boy's room.
I'm just going to power my nose.
I'm going to the toilet.
Nature calls!
I'm going for a slash.
I'm going for a piss.
I'm going for number one.(Number twoは・・・○ん○)
もちろん俺がこんなの全部覚えていられるわけない。さしあたって、What do you fancy?とNature calls!を使うことにした。 あれすたのいいところはたくさんある。一番は授業の雰囲気作りが非常に上手いこと。彼が授業を回すとみんな口数が多くなる。生徒が辞書を使うことを嫌う。英語の質問は英語の答えをgetしてほしいということと、調べている間の沈黙が彼の授業の雰囲気を壊すからということ。それと生徒の会話をきちんと聞いているので、間違った瞬間にそれを指摘してくれるのも有りがたい。他にも名詞を教えてくれたらそれに関連するVerbやprepositionを合わせて教えてくれる。Holiday。You go __ holiday. goが来るとtoになる俺の口。正解はon。これは一生忘れないだろう(I hope)。実践的な例に時間を割くのも彼の特徴。そのあれすた。学校で一位二位をあらそう評判のあれすた。8月25日から彼のHolidayが始まるので、彼の授業もあとちょっとしか受けられない。何週間だか聞いてないけど、そうとう長いことは間違いない。大学に行って語学の勉強をしてくるらしい。もうちょっと書く。生徒がずっとしゃべっていてあれすたが説明をはじめたいとき彼はよく「もしもし」という。これがfunny。日本食も好きで「寿司なんて絶対食べないぞ!」と決めていたらしいんだけど、サーモンの寿司(イギリスはサーモンがポピュラー)を食べてみたらおいしかったので他も挑戦しているうちに、結局、寿司なら何でも食えるようになったらしい。
英語に興味を向け英語が使いたくなるような授業を生み出す彼の技術に触れることが出来たのはイギリスに来て遭遇した幸福のひとつといっていい。

■ HIT CHART!!
02/Aug/2000
先週の映画の興行収益
UK
1 MISSION:IMPOSSIBLE 2
2 CHICKEN RUN
3 THE PATRIOT
4 GLADIATOR
5 BEAU TRAVAIL
6 A OUT DE SOUFLE
7 SWEET AD LOWDOWN
8 BIG MOMMA'S HOUSE
9 THOMAS AND THE MAGIC RAILROAD
10 THREE TO TANGO
(List courtesy of Screen International)
JAPAN
1 M:I-2
2 2000年夏・東映アニメフェア
3 ポケットモンスター
4 スチュアート・リトル
5 サイダー・ハウス・ルール
6 風を見た少年
7 グラディエーター
8 ジュブナイル
9 レインディア・ゲーム
10 カードキャプターさくら
興行通信社調べ

日本では「チェコアニメ映画祭2000」が始まる。去年みそびれたので、みたかったなぁ。来年もやってくれるかな?あと気になるのは『パンと植木鉢』か?イランの映画(千石・三百人劇場にて公開中らしい)去年公開されたイラン映画はどれも評判がよかった。イギリスの方は英語なのでよくわかりません。が、この前「マグノリア」が公開された(日本より半年くらい遅い)「U-571」はこっちで今みれる(日本は今秋としか書いてない)アクションものでないと、字幕がないので楽しめない。
「Kikujiro(12)(菊次郎の夏)」はコメディとして紹介されている。今みれる。レビューでは一連のバイオレンス物からの変化などについて書かれている。が、日本の夏休みにまで踏み込めるイギリス人ライターはいない(いたら気持ち悪い)上映映画館数はロンドン市内に6館。あと、邦画では8月18日から「RING(リング)」が公開される。リング面白かった?(これは字幕ナシで理解できる。ハズ!)
CD チャートも書こうかと思ったんだけど、面倒くさいのでヤメ。ただ、現在イギリスでトップセールスのEMINEMは日本で13位。BONJOVIのCRASHはこっちで11位で日本で4位。4位のRICHARD ASHCROFTは日本で19位(日本のチャートは正しい)。日本の先週のチャートはサントラ2枚とB.B.KING & ERIC CLAPTONとBON JOVIとQUEENとBOYZ II MENなど。保守的といえば保守的。けど、イギリスのチャートにもくだらないバンドがたくさん入っているので、トータルの印象としてはそんなに変わらない。
クラブとかでショクだったのはいわゆる「ヘヴィ・ロック」が今なお健在なこと(人気がある)たとえばREADINGっていう野外ロックフェスティバルが今月あるんだけど、その出演順の後ろの方に(つまりオオトリの前の前の前あたり)クレジットされている。1日目なんかSLIPKNOTがケツから3番目!ただの後追いバンドのくせに!(買った次の日に売った)この「ヘヴィ・ロック」がどれ位くだらなくなってきたかは「MUSIC Watch 2000/07/28 太澤 陽の“ポピュラー・ミュージック基礎講座”」がくわしい。
本当に自分の求めているものを探すのには日本もイギリスも時間がうんといる。
それにしても「ALTERNATIVE ROCK & HIP-HOP」とか書いておいて、KORNとかLIMPとかSLIPKNOTとかばっかりかけるのやめろ。サギだど。
今日は夕立があった。ものすごい雨。初雷。

■ 今日の出来事
01/Aug/2000
午前中の授業の最後の時間の先生が変わった。午後の授業にスイス人の夫婦が加わった。横山さんからみんなで飲んでいたときの写真が届いた。サッカーして靴が壊れた。Swiss Villageでウェルカムパーティをした。
毎週日曜午前1:45〜2:10までやっている「First Of The North Star(北斗の拳)」テレビ欄に載っている紹介はこんな感じ。Civilization needs to be restored after a pesky nuclear war breaks out.当然、ケンもリンもラオウも英語をしゃべるわけですな。今度の土曜に「うる星やつら」劇場版がTVで放送される。けど、ちょっとHなので、22:30からスタート。
雑誌の映画欄「MISSION IMPOSSIBLE2(15) THE PERFECT STORM(12) GLADIATOR(15) CHICKEN RUN(U)」( )の中は何をあらわしているでしょう?答え:年齢制限。ひじょーにうっとうしい。だいたいこんな制限に何の意味もないことは本人達もよくわかっているくせに。建前ってのはどこの国にもあるもんだ。根本的な問題がおざなり。ばかばかしい。ナンセンス。