読書について

今治市立図書館
| 本の虫 と言われるくらい本が好きで、老眼鏡のお世話になっている現在でも本が手放せません。 近年新築された図書館に自転車で30分。毎週通っています。 図書館の落ち着いた雰囲気は私の好きな空間です。 幼い頃、親にせがんで本を読んでもらうのが大好きでした。そして空想することが楽しかったのです。 小学校に入って字が読める様になり、自分で読む楽しさを覚えた時は嬉しかった。 初めて手にした本の内容は忘れましたが、葡萄の木の下に、美少女がたゝづんでいる挿絵が描かれていたのを覚えています。 その頃は図書館はおろか、現代の様に本は豊富でなかったのです。しかし読書の魅力に開眼した私はあらゆる手段で本を手に入れる努力をしました。ほとんどの友達、親戚、知人のはしばしまで借りまくりました。本を買うとすれば船に乗り一日かけて町まで行かなければなりません。今でこそ、交通機関が発達して、しまなみ街道の橋が架かり便利になりましたが、 こゝは瀬戸内の島なのです。 親は気に入りません。家の手伝いもしないで隠れて本ばかり読んでるんですから。昔の農家は子供なりのお手伝いはあたりまえなのです。押入れに隠れて読んだり、納屋の二階の薄暗い明かりで読んだり、夜は遅くまでこっそりページをめくりながら、 楽しい苦労をしました。 読書は、想像力を豊にします。現実から逃れて自由に仮想の世界に遊ぶのはとても楽しいことです。私の場合、(赤毛のアンから、源氏物語、外国文学)と乱読もいいとこですが、一冊の本を開く毎に新い世界が展開され、何時の間にか没頭して、日頃のストレスから開放されます。 いくつになっても、読書によってみずみずしい感性で居られるのは、幸せなことではないでしょうか。 |