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つーことで、勝手に始めたこのコーナー。
その唐突なワケ、というか言い訳みたいなものをまず。
ぼくは中学1年の時から、
毎晩オヤジのビールをくすね、晩酌を初めて早30年。
そう、毎晩毎晩、もうずうっと呑み続けて10950日。
そのアセトアルデヒド漬けになったオヤジが、
何を思ったか2001年、年が明けた日から、
キッパリ、酒をやめたの。そうパシッとね。
一滴も呑まない、匂いもかがない、想像すらしない、
酸性になりきった体が、アルカリ性に変態する。
もう、ぼくから酒を抜いたら、
脂が全部抜けて塩だけになった、
ぱさぱさの荒巻き鮭状態。
じぁ何でそんなことするの?
無理に禁酒することないじゃない。
呑む量を控えて、適度に呑めばぁ。
禁酒記念にパア−ッといこうぜ、な。
という優しい声とも、悪魔の誘惑ともつかない声を、
右肩でかわしながら、奥歯を噛みしめているのじゃあ。
そう、この42年間、人から「豆腐のような意志」、
とい言われていたグチャグチャに軟らかい意志を、
カチンカチンに瞬間冷凍して、
フリーズドライの意志を貫くつもりなのだ。
(いずれ溶け出すだろうなあ、根がイヤシイから)
で、日常のアクセントとなっていた酒を抜くと、
残る楽しみは食べるだけの生活。
おお、こう書くとなんだか明日をもない老人みたい。
でもそうなんだよねぇ、まだ42歳だけどね。
もうほとんど「東海林さだお様ぁ−」って
スリスリと弟子入りしたい心境なのでございますですよ。
ぼくの食事のパターンとしては、
まず目が覚めて、タップリの牛乳入のカフェオレを
大きなマグカップになみなみと3杯。
そう、これが目覚まし&朝食、なのですよ。
朝の8〜9時くらいにこれをすませ、
昼まで何も口にしない。毎朝これっきり。
で、お昼。
大体、11時半くらいになると、どんなに忙しくても、
どれだけイライラしてマウスを叩き割っていても、
借金取りにうそ百万遍いっている時でも、
星目になって愛を語り合っていても
(まあ、滅多にないけどね)、
とにかくその時間になると、一旦全ての思考を中断して、
「昼飯をどうするか」という問題に向き合う。
とっても真摯な態度で深刻に悩む。
ま、「向き合う」なんて生易しいものじゃなくて、
「突き進む」「猪突猛進」「怒髪衝天、ヒルメシィィィ」
といった方が形容詞として正解かもね。
別にハラが減って目がかすむ、ではなくて、
食べなくては、ソシャクをせねば、摂取せねば、
ハアハア、ドウスベ、といった強迫観念が、
前頭葉から小脳と大脳をピシピシ刺激して、
胃液をニュルニュルと分泌させるワケですね。
もうほとんど、パブロフさんちの犬、ハァハァワン状態。
以前もこの状態に突入している時、
「どうしたんですか?」って人に心配され、
答えに困って、苦悩のニヒルオヤジを貫いたほど。
で、蕎麦にしようか、それとも鍋屋のワンタン麺、
いやいや、あそこの日替り定食は何だろうと、
ガルルのニヒル犬と化して、お昼の街をサマヨウ。
そんなサマヨウ姿と、それに絡むお話を、
ここに日記風に書きとめていこうとしているワケです。
もちろん、何を食べたかも書きますが、
それに絡む、周囲に対しての「ガルルゥ」的状況も
書きたいと思っているので、どちらかというと
「ニヒル犬のガルル日記」的になると思いますので、
そのつもりで、おつき合いくださいね。
ではでは、ゴッツアンでぇーす。
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