「富士山」               平成13年3.4  山根光正
   2000年正月2日、富士山観賞のため名古屋に飛んだ。 新幹線を小田原で降り、バスで箱根の山を登る。丁度、桜の時期の八重岳を 登っている感じ。曇天で富士山を仰ぐことは出来ない。夕食時に、昨年九月に このホテルに採用されたという大城君が挨拶にきた。標準語が上手でウチナー 訛りは全くない。好青年だった。
 翌日、カーテンを開けてガッカリ。霧で、それこそ一寸先も見えない。高速 バスで御殿場に向かう。視界が開けて時折、富士の頂上が見えた。乙女峠から 眺める景色は絶景だった。女房と交互にシャッターをきる。
 バスで引き返し、元箱根に行く。箱根の関所や杉並木を見学する。
 4日早朝、夜明けの富士を見た。ホテルの支配人も「今朝の赤富士をご覧 になりましたか」と自慢げに聞いてきた。
 帰路の新幹線で空に聳える富士をみた。一つ疑問が解けない。遠くから眺める 富士は高いと思う。が何故に近くで見る富士に感じないのだろう。
 謎を解く意味でも来年の正月も富士と対面しに来なければ・・。