これからも熱きまなざしを              平成15年11.1  山根光正
   琉球新報賞「高校野球興隆功労」を福原朝悦先生が受賞された。福原先生と言えば首里高校を甲子園へ初出場させた功労者である。当時、 私は中二だった。娯楽が少なかったころで、高校野球観戦は少年たちの最大の楽しみだった。那覇高校野球場へ応援に行った。地域の高校 ということで首里を応援した。今で言えば、浪速っ子が阪神を応援するような心境だと思う。
 決勝の相手は石川高校だった。下馬評では圧倒的に石川が有利だった。なぜなら、石川には豪腕石川投手がいたから。その石川投手から 一点、また一点ともぎ取っていった。当時の感激は今でも覚えている。仲宗根主将や高嶺投手は少年たちのアイドル的存在になった。
 福原先生の時代から数年間、首里高野球部は黄金時代が続いた。ところが最近、甲子園の声は全く聞かれない。後輩諸君、奮起して。と まれ福原先生のことだった。これからも熱きまなざしを高校野球へ注いでもらいたい。おめでとうございます。