「疎開中のはがき」
平成13年7.22 山根光正
3月中旬のこと、「少年Hー青春篇」をテ
レビで見た。若者たちが戦争にとられ、あた
ら尊い命を散らしていく。今では考えられな
いような当時の青春。とは言ってもたかだか
50年前のことでしかない。平和の尊さ、自
由の有り難さが当たり前ではないことをドラ
マは教えていた。
主人公の幼い妹が疎開に出されるシーンが
あった。家族と一緒にいたい、とむずかる妹。
その妹を家族皆でなだめる。
老若男女、全ての方々が戦争の犠牲となっ
ていく。
翌日の新報紙面に、稲嶺知事の「疎開中の
はがきが見つかる」との記事があった。福島
県に疎開していた知事が村長さんにあてたお
礼のはがきが現存していたのだ。
知事は当時何歳くらいだったのだろうか。
記事を読みながらふと思った。知事以外の方
々の手紙やはがき等も現存しているのではな
いのかと。宮崎や熊本にも多くの方が疎開し
ていたと聞く。案外貴重な資料が残っている
のかも知れない。関係する市町村に問い合わ
せてみたらいかがだろう。