堀江謙一さんのコメント              平成14年11.23  山根光正
   「『太平洋ひとりぽっち』63歳の再挑戦」が雑誌プレジデント(9.16日号)に出ていた。最初の「太平洋ひとりぽっち」は石原 裕次郎出演で映画にもなった。堀江さんは当時23歳で今年63歳。その間にも「単独無寄港世界一周」や「縦回り世界一周」等々に挑戦 とある。コメントが実に良い。誰に勧められたわけでもなく、航海をしたいから挑戦するし「航海が終わってしまうと済んでしまったこと になる」、プロセスが大事だとおっしゃる。
 堀江さんの考えは、投書をするこちらの気持ちにも相通ずるものがある。新聞投書も、最初こそ人に感化されたものの、その後は 自身で率先して挑戦していったし、紙面に掲載されるとこちらの手から離れるのも事実だった。読者からお褒めの言葉をいただいた時 は嬉しかったし、「くだらないことを書くな」とお叱りを受けた時は落ち込んだりもした。未掲載の場合には、内容がまずかったのか、ど こが問題だったのかを考えた。そして書き直して再投書をするか、投書をあきらめるかを判断した。掲載に至るまでのプロセスは実に充実し ていた。
 ヨットは「一生やれるものだと思っています」とおっしゃる堀江さん。投書も然りである。社会に対する関心さえ失わなければ材料には 困らない。生涯挑戦していきたい、と堀江さんのコメントを読みながら思った。