一ノ矢頑張れ
平成16年3.7 山根光正
「43歳現役『続ければ道は開ける』」(沖縄タイムス1月29日紙面)。現役最年長力士一ノ矢さんが母校の琉大で講義した。一ノ矢
さんは理学部を卒業し、角界に入った。教員になる道もあったが、あえて好きな相撲の世界を選んだ。現役力士として体力の続く限り取り
続けたいと決意を語る。しこ名のとおり、一筋の矢のように相撲道を駆けている。
大相撲の世界には、天性の才能でスター街道をばく進する力士がいる。かつての「大鵬」や「千代の富士」、最近引退した「貴乃花」ら
がそうである。現在売り出し中の「朝青龍」もその中の一人だ。
彼らの存在とは別に、才能はなくても懸命に努力する男たちもいる。「苦しくても続けていけば道は開ける」と一ノ矢さん。私もそう思
う。人生で大事なことは努力する”道程”なのだ。最近の世相の乱れを憂えるにつけ、一ノ矢さんの生き方に清涼感をおぼえる。頑張って
ください。