プラス思考の生き様
平成14年11.30 山根光正
沖縄タイムス文化欄に10月14日から米須興文先生の「英語・英文学人生」が掲載された。面白い、特に若い頃のプラス思考の生き様
に感動した。疎開先の大分で終戦を迎えた先生。戦後の厳しい環境でお母様と末の妹さんを亡くされる。お寺に預けられる。ところがそこ
で先生の生涯を決定づける一冊の本、新渡戸稲造の『帰雁の芦』に出合う。
先生が体調を崩されて受験できなかった1950年の米国留学生はほとんどの方が長期滞在できなかった。51年の米留試験の2次試験
の日、「遅れ気味に試験会場へ向かったうえに突然襲ってきた豪雨」に見まわれる。「ずぶ濡れ」を話題に口頭試問を有利に進める。先生
はおっしゃる「私の英文学人生はさまざまな幸運に支えられています」と。
学内(沖国大)で時たまお見かけする先生はいつも温厚な笑みをたたえていらっしゃる。健康に留意され、ご研究にお励みください