「武蔵」が面白い
平成15年11.24 山根光正
NHKドラマ「武蔵」が面白い。タイトルが始まると3歳の孫が「ムシャシィ」とちゃんばらのまねをした。”アレッ”と思った。そし
て今どきのお母さんも武蔵を見ているのかとうれしくなった。そうではなくて、「名護のバアバア(が見ている)」とのことだった。ナル
ホドと妙に納得してしまった。
武者修行で高名な武士に勝負を挑む若き日の武蔵。剣豪の宿命で、勝てば勝つほど今度は挑戦を受ける側に立たされる。みけんにしわを
寄せ、人生について恋について常に苦闘する武蔵。そのような生き様に共感をおぼえる。
脇役陣も良い。又八役の堤真一やお通役の米倉涼子は私好みですてきだ。特にお杉ババ役の中村玉緒は光っている。心優しい性格のく
せにイジワルな振りをする。谷啓扮する権ジイの死の床で泣く姿にほほ笑ましいものをおぼえた。「武蔵」は若い人に見てほしいドラマだ。
若者たちよ、武蔵のように人生を真剣に生きて。