「NHKのテレビ番組」               平成14年3.16  山根光正
   NHKテレビを見て感じたことを二つ。先ず「利家とまつ」について。信長、秀吉、家康の超スターたちが登場する時代である。面白い 内容になるだろうと期待していた。2、3回みて、これは期待通りの内容ではないナ、と思った。その気持ちは「桶狭間の奇跡」を見て 決定的になった。2万5千の今川軍に対し信長はたったの3千の兵。信長に先ず勝ち目はない。戦い前夜の信長の胸中はどうだっただろう。 多分、恐怖で眠れなかったことと推察したい。敗れれば、信長本人だけではない、家来もその一族郎党もすべて今川軍に何をされるかわ からないのだ・・。
 ドラマではどうであったか。信長は桶狭間(の戦い)を知っているかのごとくに悠然としていたし、女房どもも勝利を確信しているかの ごとくに酒盛りなどをしていた。その意味で内容をもっと現実的にしほしいと思う。  「プロジェクトX」について。この番組は最高だとエールを送りたい。それにしても、毎回内容の濃い番組が登場する。首里城再建を 描いた「炎を見ろ・赤き城の伝説」は我々ウチナーンチュでさえ知らなかった「朱塗りの柱、壁に弁柄、赤瓦の屋根」の”赤色の違い” に執着する高良氏や奥原親子の苦闘を表現して余りあるものがあった。
 うちの者と話した「近い内にまた首里城を見に行こうね」と。辛辣な意見もNHKを愛している証拠なのでご容赦下さい。