好きな研究に没頭
平成14年11.2 山根光正
田中さんのノーベル賞受賞を見て嬉しくなった。田中さんは明るいキャラクターの持ち主だ。職場では昇進試験は受けず研究三昧の日々
を送っている。従って出世はあまりしていない。同性が何名がいて、問い合わせの集中した人事課ではどの課の田中さんなのか最初はと
まどった程だという。タクシーの中で聞いた奥さんは、富山県出身とあるがどこの田中さんかしらと思ったという。
翌日のNHK「人間ドキュメント」にディーゼルエンジン開発に半生を捧げている兼坂弘さんが紹介されていた。兼坂さんは79歳。
今も技術開発に取り組んでおられる。「地位とか名誉とかには関心ありません。発明に打ち込めることが幸せ」とコメントされていた。
田中さんと兼坂さんには相通じるものがある。ただひたすら好きな研究に没頭されている。お二人を見ていると人生もまんざらではない
な、と嬉しくなった。