「誕生日プレゼント」               平成14年3.9  山根光正
   今年(平成14年)の1月20日、自宅に電話がかかってきた。「ヤマネミツマサさんですか、東京のコイケと言う者ですが・・」と 女性の声。”ハテ”と思った。県外でコイケという知人は思い当たらないし、ましてや妙齢の女性なんて、と考えた。新聞投書の件、と おっしゃったのでピンと閃くものがあった。
 平成9年5月29日に「発想を転換し感動をつかむ」の題で、沖縄タイムスの投稿欄に投書したことがあった。沖国大の公開講座資料の 中に、小池能里子さん(という方)の書かれた「幸せ感じるくせをー人生が変わりますよー」があったので、それを紹介したのだった。
内容は、親切にされたときや美しいものにであったときは素直に感謝しなさい、というものでプラス思考の大切さが書かれていた。 私自身、共感するのが大だったので現在も机上において目を通すようにしているし、機会があれば仲間にも紹介したりしている。
 その小池さんからの電話だったのだ。何でも沖縄にお医者さんの知人がいて、その方が(私の)投書を送ってくださったということだっ た。「ところで山根さんはお幾つくらいの方ですか」とおっしゃる。「57歳で、いや58歳です。実は今日は誕生日です」と申し上げた。 マア、と小池さんはおっしゃり、近著をお送りいただくことになった。
 今年は、女房からも子供たちからも贈り物はなかった。小池さんの『こころのダイエット』が唯一の誕生日プレゼントになった。 〈BR>