「ライダー」
平成13年10.14 山根光正
封書が職場に届いた。北谷町吉原の上間忠
とある。ハテどなただっただろうと一瞬思っ
た。開封し、写真と文面を見た。嬉しさと懐
かしさがこみ上げてきた。
「船中ではお世話になりました。私たち二
人は、桜島、霧島神宮、霧島高原、延岡、高
千穂、阿蘇、日田、福岡の順で進んで行きま
した。毎日雨でした。晴れていればもっと良
かっただろうな、と思いつつ5月2日に帰沖
しました」とある。
ゴールデンウイークを利用して鹿児島まで
一人旅をした。4月28日に乗船し、途中、
与論島、沖永良部島、徳之島に接岸した。徳
之島を過ぎた辺りで夕日が沈んだ。
船室に入った。大部屋で雑魚寝のような雰
囲気だ。前もってリュックサックを置いて場
所は確保してあった。隣で男性が二人、缶ビ
ールを飲みながら談笑していた。その二人が
封書の主の上間さんと花城さんだった。
会社の社長さんが上間さんで、従業員が花
城さんという間柄だった。これから山陰の旅
に出掛けるところだという。
上間さんはバイクで旅をするのが趣味のベ
テランドライバー。花城さんは、上間さんの
感化をうけて今年初めて参加したという。上
間さんに上等のバイクをお持ちだろうとたず
ねた。「20年間愛用している中古です」と
答えがかえってきた。景色を楽しみながらユ
ックリ行くのが楽しいと笑顔で語った。全国
のライダーとも親しくなれる・・。
上間さんがいっぺんに好きになった。下船
の時に3名で写真を撮った。冒頭の文面によ
ると福岡までしか行けなかったようだ。
上間さん花城さん、来年こそ山陰へ挑戦し
て下さい。でも決して無理はしないように。
写真とお便りありがとう。