「ガッカリ日本三景」に学ぶ               平成13年2.18  山根光正
   ジョギング時の楽しみはラジオを聞くこと。日曜朝は「ふるさとの古典」 を聞くため6時に出発する。上原直彦さんと崎間麗進さん、お二方のトーク が面白いのだ。
昨年師走に日本三景をもじった「ガッカリ三景」を取り あげていた。「札幌の時計台」「高知の播磨屋橋」「首里の守礼の門」は観光 客にガッカリ三景と言われているが、そうではないとおっしゃっる。何故なら それぞれの地にはそれぞれの歴史があるからだ。
 開拓当初の札幌はススキが生い茂る荒れ野であったことを偲ぶべきだし、 土佐の高知の播磨屋橋にしてみても、何故に坊さんが「かんざし」を買わねば ならなかったかを学ぶべき、とおっしゃる。
 守礼の門にしても然りである。唐にに従属し、大和にいじめられ、アメリカに 支配された我がウチナーの歴史をこそ学ぶべき。ナルホド。
 このように別の視点から考えると、新たな三景の姿がみえてくる。含蓄のある話を 拝聴するために、日曜の早朝はやはりジョギングにいそしみたい。