新年に思う
平成15年1.3 山根光正
未年が明けた。今年は私の干支。羊のような穏やかな一年にしたい。運勢をみると「大きな希望を達成するための『土台作りの年』」と
ある。将来(と言ってもそう長い未来があるようにも思われないが)に向けて「羊の歩み」でいきたい。新年に際し公的なこと私的なこと
をチャンプルーに考えてみたい。
世の中が不景気だ。企業は倒産し、リストラは横行し失業者はあふれている。自殺も増えている。沖縄男性の長寿も後退気味だ。不景気
の原因はひとえに政治にあると考える。小泉総理、稲嶺知事は雇用拡大に全力を傾注してほしい。景気回復こそが県民こぞっての願いであ
る。
健康面。何と言っても健康が第一だ。お互い管理に努めたい。個人的には朝晩のジョギング通勤を継続していきたい。身体のリズムがそ
のようになっているのか、遅く寝ても5時前には起床する。爽やかな空気を胸いっぱい吸いながらの散歩。久高島上空の雲が熟柿色に染ま
る。知念半島の内海の青、サトウキビの白い穂、キャベツ畑の緑等々、今年も原色のウチナーを満喫していきたい。
無事故の1年としたい。交通事故が多発している。少しの油断が取り返しのつかない惨事につながる。マイカーが「走る凶器」に変身す
ることを常に念頭にいれたい。注意することで事故は防げるものだ。愛する人に思いをはせながらハンドルをにぎりたい。
火の元も肝要。以前に比べて火事は少なくなってきたように思う。それだけ防火意識が高まってきたせいだろう。でも年に何件かは大火
が発生する。「泥棒は持てるものしか持っていかないが火事は根こそぎ奪っていく」、よく言われる例えだが正論だ。火災は己だけでなく
隣近所にまで迷惑をかける。火の元の注意を習慣づけたいもの。「マッチ1本火事の元 煙草の吸い殻消しましょう」の標語を心の中で消
さないようにしたい。
プラス思考で考える習慣をつけたい。人間関係を含めすべての事象について言えることだが、物事には良い面とそうでない面の二面がある。
良い面だけを見るようにしたい。長所をみる前提として感謝の気持ちを忘れないことが大事。感謝の気持ちがあればこそ思考もプラスに変え
られると思う。
私事。来年3月に定年を迎える。私にとっては今年は現役最後の年となる。来年から始まる「2度目の現役」に備え、4月から大学院で
学ぶことにした。「灯台もと暗し」、ウチナーに居ながらあまりにも沖縄の歴史を知らなすぎた。一念発起して学びたいと考えた。歴史と
同時にわが家のルーツも研究したくなった。仕事と勉強を両立させるのは難しいと思う。でも生涯学習の時代である。学べる条件を整えて
くれたワイフや職場に感謝したい。
一度しかない人生だ。楽しくなければ生まれてきた意味がない。楽しみは苦しみを味わってこそ得られるもの。己にしかできないことを
これからも体験し続けていきたい。