曾野綾子さんの考え
平成14年9.14 山根光正
職場の図書館に勤務して1年半になる。会館前に館内を巡回する。8月9日のこと、4階を巡回していてアレッと思った。慶良間島
が双眼鏡で覗いたようにはっきりと見えたのだ。翌日の紙面に「上昇気流がごみを一掃」との記事がでていた。ナルホドこういうこと
もあるのか。
勤務時間終了後、幾つかの本土紙に目を通す。8月5日の産経新聞「正論」は曾野綾子さんが担当されていた。曾野さんは己の信念を曲
げないという点で大好きな作家の一人である。正論を読みながらアレッと思った。沖縄戦時の野戦病院についてふれておられる。南部に撤
退する時、重傷患者はモルヒネを打って殺した。「外に出れば艦砲射撃で逃げ場もない。苦しみをなくす」ためには仕方のないことだった、
と肯定されている。おかしいと思う。どのような状況であれ、逃げるのであれば一緒に連れていくべき。卑怯な行為を曾野さんほどの方が
肯定すべきではない。皆さんはどう考えますか。