通知票              平成14年8.18  山根光正
   7月19日は県内小中高校の終業式だった。夕刊に、笑顔で通知票を受け取る写真が掲載されていた。
 子供時分を思い出す。夏休みは特に待ち遠しかった。ナンミン(波の上)のプールで真っ黒になるまで泳ぐのも楽しかったし、繁多川辺 りの森で昆虫採集も楽しかった。ところが休み前の通知票は鬼門だった。「通知票(成績)が良いとやんばるに連れていく」等々と親から 条件が出されたりした。やんばるには行きたいがさりとて成績の良くないことは想像がつく。通知票のない大人に早くなりたいと思ったも のだった。
 ところで評価方法が「相対評価」から「絶対評価」へ変わるという。「小中校生を序列から解放」とある。ディキランヌーだった己が言 うのもおかしいが子ども時分は競争をさせるべきではないだろうか。競争社会は大人になっても続く。前段階としての子ども時分も大いに 競争をさせるべき。少し乱暴な思考だろうか。