ive me your hands.


私の後を、緑色の目をした幽霊がついてくる。
それは細身の青年で、私の息子、私の半身、私の歌だった。
死んだ。私が殺した。そうだ。
産み落とした子供を追いかけては飲み戻す「時」のように。


緑色の目をした幽霊は、いつでも私についてくる。
それは苦しみに満ちた足取りの青年で、澄んだ色した私の欠片。
私はおまえに多くのことを話したっけね。
生きることや死ぬことや、その間にあるたくさんのことや。
おまえはいつでも笑っていたっけね。
おまえはいつでも静かに聞いていたっけね。
その目の奥には私の苦しみがあったっけね。


幽霊は、緑色の目をして私の後を行く。
それは静かな青年で、梢を揺らして風が吹いても不安げに顔上げた。
それは感じやすい青年で、魂の上に乗った肉の体の重さにさえ苦しんだ。
それは悲しい青年で、愛の何たるかも知らなんだ。
私はおまえを愛していたよ。
私は今もおまえを愛しているよ。
静かな足音とともに私の後を歩むおまえを。


またとなけめ、またとなけめ、またとなけめ。


○profile○ ○monologe○