何故、復元できない?
鳥取城二の丸三階櫓復元に向かって越えなければならない最大の課題とは何か?
鳥取城址は国指定史跡であり、建築物を建てる場合、文化庁の許可が必要である。
文化庁には、国指定史跡城跡に城郭を復元する場合の「城郭復元三条件」がある。
1 城趾遺構の発掘調査を行う。
2 城郭の復元に十分な写真が現存する。
3 城郭の復元に十分な指図(設計図面)が現存する。
鳥取城は、第1,2条件は満たしているが、第3条件を満たしていない。
従って文化庁の許可が下りない。
指図を探せ
従って、正攻法は指図(設計図)を探すことに尽きる。このことは、必ずしも十分 正確に市民に認識されていない。そこで、次の方策を講じる。
@ 専門家に委託し、鳥取城(特に二の丸三階櫓)に関する文献・図面を調査する。特に、取り壊しの過程、図面が消失した経緯も明らかにする。)結果はWEB上で公開し、情報提供を求める。
その一方、市民参加を促すため次の方策を講じる。
A鳥取城指図(設計図)に懸賞金(200万円:発見者、所有者)をかける。
B古文書探検隊を組織し、県外移住した旧鳥取藩士の子孫等を探訪し残された史料を探求し、合わせて広報活動を行う。
しかし、「見つからない」、あるいは「現存しない」可能性も高い。
構造改革特区へ 改正特区法案について
もちろん、国史跡の指定を返上すれば、文化庁の「三条件」を満たさなくても復元はできる。しかし、史跡の指定があるために、従来から継続的に行われている天球丸等の石垣等の調査復元についても半額程度の国の補助があるとすれば、二者択一となる。
そこで、「構造改革特別区」申請を行う。文化庁の「三条件」という「規制」のうち「特別な事情」のある場合に限定的して第3条件の緩和を要望する。歴史的事実に基づいて復元するという理念は堅持し、「度重なる火災・洪水による指図の消失」という特別な事情(上記@で調査)を強調する。
これで、できるかな???????