
平成16年6月5日(土)13:00〜:主催「久松山を考える会」:場所:久松公民館
テレビの前の白髪の紳士が上月氏。数十年にわたって、鳥取城の石垣の修復に携わり、二本松城・篠山城の石垣の修復も手がける、「当代の名工」。
父である保左エ門氏と共に取り組んだ、昭和三十四年度からの二ノ丸三階櫓跡高石垣の修復の思い出。重機もなく人力が主体の工事であったとの事。
その後の昭和38年度から53年度の各所の修復は、一般の土木工事として行われた。54年度からは奈良文研の指導を受け、写真測量を行いながら、上月氏が石工の棟梁として石垣の修復工事を行ってきた。現在は天球丸と楯櫓の石垣の修復を行っている。
講演の詳しい内容は「考える会」作成のプリント参照。
若干の質疑応答。。山上の丸の石垣は池田長吉の頃の積み方では(上月氏)。「三階櫓を建てると石垣が崩れる」という馬鹿な噂を真っ向から否定「伝統工法はコンクリートを使う近代工法とは違う」。次は、山上の丸と文化庁の人も以前言っていた。山上の丸の石垣と天守が復元されれば、岐阜城をしのぐだろう。




三階櫓石垣の説明。
修復中の楯櫓遠景。
天球丸から修復中の楯櫓を望む。
天球丸修復部分。眼下には住宅地。文化財の修復であると同時に災害防止の役割も。心配で眠れないこともあるとの事。