二十歳のころに・・・・。

 

短夜

 外に陽のあるその頃は
ふらりふらりと揺れてます
 緑の葉っぱを掻き分けて
 汗をにじませ揺れてます
 
 外は夕暮れその頃は
 縁に座ってうけてます
くねくね曲がった春風を
お目々細めてうけてます
 
 外に陽のないその頃は
猪口才ともし火つけてます
 春の短夜惜しんでは
 春の短夜惜しんでは

 

(1968年6月)