恋人たちよ、永遠に・・・

6月12日・・・ それは恋人たちの日だと、人は言う。 ここ、ハムちゃんずの地下ハウスでもその話題がもちかけられた。

 

「知ってる?今日って恋人の日なんでちゅって。
 マリアちゃんが教えてくれまちたの」

「恋人の日?
 何なのだ?恋人さんっていう人の誕生日なの?」

「は、ハム太郎さん・・・
 冗談ですよね・・・?
 恋人っていうのは、大切とか、大好きとか・・・そんな関係です、たぶん」

「ムカッ。
 僕は本気なのだ〜!!
 最近のこうしくんは、僕に何か冷たいのだ。」

「そんなっ!
 何言ってるんですかハム太郎さぁぁぁん!!
 僕は、ハム太郎さんひとすじですっ!!」

「ウソ見え見えなのだ、こうしくん。
 こうしくんは僕なんかより、じゃじゃハムちゃんと一緒のほうが楽しいにきまってるのだ。
 調子よすぎるのだ。」

「たっ、確かにじゃじハムちゃんと一緒にいるのは楽しいですよ・・でも・・」

「ほら見ろなのだ。」

「でも、ハム太郎さんと一緒にいる時も、すっごーく楽しいです!!」

「ホントなの?」

「はい、当たり前じゃないですか〜!」

「こうしくん・・・v」

「ハム太郎さん・・・v」

「おいおい・・・ハム太郎にこうし・・・。
 お前ら、変な気は起こすなよな。。。
 まったく、これだから飼いハムってやつは。。。」

「タイショーさんも、僕らの大切なハムですよ!」

「そうなのだ!僕らと一緒にゴートゥーネバーランドなのだ!!」

「バカっ!!
 お前ら正気かー!?
 俺様まで、巻き込むなー!!」

「本当は混ざりたいくせに♪
 僕にはすべてお見通しなのだ、タイショーくん」

「んな訳ないだろーが!!!」

 

「恋人の日というのは、恋人たちが互いに贈り物をする日なのです。
 バラや、カードを送ったり・・・バレンタインデーの仲間みたいなものでしょうね」

「さすがのっぽくんなのだ!」

「えええ?それじゃ僕たち男の子同士で送っちゃダメなんですか〜?」

「だ、ダメっていうことは無いけど。。。
 あと、恋人がいなくても恋人同士を祝福するっていう習慣もあるそうです。」

「じゃあ、僕たちは祝福するのだ。
 こうしくん、おめでとうなのだ!!」

「ど、どうもありがとうございます〜。
 ハム太郎さんも、おめでとうございます〜v」

「ありがとうなのだ♪
 のっぽくん、これでいいの?」

「(何か違う気がするけど・・・)そ、そうですね。。。」

「僕らも恋人の日が体験できたのだ!
 よーし、地下ハウスのみんなにも、体験させるのだ!!」

「はい、行きましょうハム太郎さんっ!!」

 

「ちび丸ちゃん、おめでとうなのだ!」

「うきゅ?うきゅきゅ〜?」(何でおめでとうなん?)

「え?何でおめでとうかって?
 それは、今日が恋人の日だからなのだ。」

「うきゅっ!!う・・・うきゅきゅ〜!?」(ちゅーコトは、ハム太郎はウチのコトが!?)

「もちろん!大好きなのだ♪」

「うっきゅー!!!うきゅきゅきゅきゅ〜!!!」(マジでー!?よっしゃぁ、見たかリボン嬢!!この恋、ウチの勝ちやで!!!)

「ち、ちび丸ちゃん・・・?
 ハム太郎さぁん・・・ちび丸ちゃんが何か誤解してるみたいですけどぉ。。。」

「さあ、次へ行くのだこうしくん!!」

「待ってください〜〜〜ハム太郎さぁぁぁん!!!」

 

「トラハムちゃん、おめでとうなのだ!」

「え?どうしたのハム太郎くん・・・
 おめでとうって、何が?」

「何って、今日は恋人の日なのだ!!
 恋人同士の陶然のことなのだ!」

「恋人同士!?ちょ、ちょっと待ってよ!
 私、ハム太郎くんの恋人じゃないわ」

「何言ってるのだ。
 トラハムちゃんは僕らにとって、大切なハムなのだ。」

「たっ、大切〜〜〜〜〜!?
 ダメよハム太郎くん・・・私には私には、のっぽくんがいるのよ・・・!」

「ト、トラハムちゃん・・・?
 ハム太郎さぁん・・・トラハムちゃんも何か誤解してるっていうか。。。」

「さぁさぁ、どんどん行くのだこうしくん!!」

「待って〜待ってください〜〜〜ハム太郎さぁ〜〜〜ん!!!」

 

「マフラーちゃん、おめでとうなのだ!」

「え〜?なぁに、ハム太郎くん」

「今日は恋人の日なのだ!
 だからなのだ!!」

「気持ちは嬉しいけど〜
 ハム太郎くん、リボンちゃんには言ったの?」

「リボンちゃんは、恋人の日のことを知っていたのだ。
 だから、気にしなくていいのだ。」

「リボンちゃんは、ハム太郎くんに言ってもらえると、と〜っても喜ぶと思うわよ?」

「そうなの?
 じゃあ、後で言ってみるのだ。
 さぁ、こうしくん!次へ行くのだ〜〜〜!!!」

「は、はい〜〜〜!!!」

 

「トラハムくん、おめでとうなのだー!」

「は?ハム太郎、何が???」

「今日は恋人の日なのだ!!」

「いつ俺がお前と恋人同士になったっていうんだよ。。。」

「僕はトラハムくんが大好きなのだ!
 大切なハムだと思っているのだ!!」

「マジかよハム太郎っ・・・
 俺、言い寄られるのは初めてだぜ。。。」

「あの・・・ハム太郎さん、ちょっといいですか・・・?」

「何なのだこうしくん。」

「た、たぶん、ハム太郎さんは恋人の意味がわかってないと思うのですが〜。。。」

「こうしくん!!やっぱり、僕に対して超冷たいのだっ!!!
 もういいのだ!こうしくんなんて、僕の恋人じゃないのだ!
 僕の恋人はタイショーくんとのっぽくんとちび丸ちゃんとトラハムちゃんとマフラーちゃんとトラハムくんとっ・・・」

「ちょっと待てハム太郎!!
 なんだよ、何又かけてるんだよ。。。
 それに、何でそんなに恋人がいるんだ。。。」

「だって、恋人って大切とか、大好きとかそういうことを言うんでしょ?
 僕はみんな大好きなのだ。ハムちゃんずみんなが恋人なのだ。」

「・・・ハム太郎、お前バカだよ。」

「バカじゃないのだーっ!!
 やっぱり誰もかも僕に対して冷たいのだー!!!
 それもこれも、僕に特徴が無いからなのだーっ!!!
 僕が主役なのだーっ!!!逆らうとゆるさないのだーっ!!!」

「ハム太郎さん・・・ヒス入ってます。。。」


★サクサク編集後記★ 落ちなし。 今日は恋人の日というのを先生に聞きました。 「愛」というのが口ぐせの、50代にして独身の先生です(爆) ハム太郎にとって、友達と恋人は同じレベルっぽいですわ。 がんばれリボン嬢!!ちび丸ちゃんにハム太郎がとられちゃうぞ!!(笑) (2001.6.12) ブラウザの 戻るボタンで 戻りましょ♪(←5・7・5だわっ!!)