スキすきのっぽくんvV
「それじゃ、行ってくるねトラハムちゃん♪」
ぱたり。
今日は日曜日。ヒカリさんはおにいちゃんのご主人様、ノリオさんのいるフィットネスクラブ
に通う日。
そういえば、ノリオさんはヒカリさんが好きみたいだけど、なかなか気持ちを言えないって
おにいちゃんが言ってたっけ。
「ダメだよなぁ〜、あーゆう態度。
恋をしたら真正面からぶつかっていかなきゃ!」
「ふぅん、そういうものなの?」
「そーいうものなの!」
「そーなんだ・・・」
真正面からぶつかるって、どういうことなのかなぁ・・・。
ぶつかったら痛いと思うけど。
あ!やだ、もうこんな時間!?
今日はみんなと遠足に行く約束してたんだ〜!
どうしよう〜〜〜〜大遅刻だわ〜〜〜〜〜〜〜!
いつもはあっちの道から行くんだけど、こっちの道から行った方が近道かなぁ〜
急がなくちゃ!もうみんな出かけちゃったかな〜〜〜・・・
急げ〜!急げ〜〜!
塀の上を走った方が早いよね・・・!
「・・・わっ!」
ドンっ☆ころころころっ
「いた〜〜〜〜ぁ・・・。」
・・・・。
そっか、私、塀の上から落っこちちゃったんだ・・。
でも、よく生きてたよね。ケガもしてないみたいだし・・・っ!?
「足・・・力入らないっ!?ど、どうしよう・・・」
「お〜い!みんな揃ったな〜?『ハムちゃんず遠足パート2』に出発するぞー!!」
「パート2?なんで2なんや?」
「パート1は、10月にどんぐり山へいったじゃないですか、まいどくんっ」
「今日もどんぐり山にいくのでちゅか?」
「今日行くのは、公園の池なのだ!氷がはってるから、スケートができるのだ!!」
「それは楽しみでちゅわね♪」
「おい!そろそろ出発するけど、全員いるか〜?忘れ物は無いだろうな〜?」
「なあ、妹みなかったか?」
「そうよ、トラハムちゃんがいないわ〜!」
「うきゅきゅー!」
「どうしたんでしょうか?昨日、あんなに楽しみにしていたのに・・・」
「おかしいな・・・・」
「オレ、ちょっと探してくる!みんなは先に行っててくれ!!」
「僕も行きます!二人で手分けして探したほうが早いですから!」
「じゃあ、先に行ってるぞ・・・」
「トラハムくん、のっぽくん、ぼくたち先に行ってますね」
「ああ、妹見つけたらすぐ行くぜ」
「気をつけて行ってきて下さいね!」
「・・・・・・・・」
どのくらい時間がたったのかな・・・。
きっと私も今頃は、みんなとスケートしてたよね。
足・・・・まだ痛い・・。
・・・・・・・・・。
ガサガサっ
「にゃぁーお・・・」
え・・・・ネコ!?
うそ・・動けないのにっ・・・
「にゃ〜〜〜〜〜ごぉ」
ち、近くに来る!!
食べられちゃうよぅっ!
「にゃぁ〜〜〜!」
「もうだめっ!!」
ゴツンっ!!
「フニャァー!!」
「・・・・・・・・え?」
タッタッタッ・・・
「ネコ・・?行っちゃった・・・・」
「だいじょうぶ?」
「えっ!あっ・・・のっぽくん!どうしたの!?」
「どうしたの?はこっちのセリフですっ。
時間になっても来ないからみんな心配してたんですよ!?」
「・・・・ごめんなさい・・。」
「でも、無事みたいで良かったです☆
みんな池のほうで待ってますよ」
「うん、今行くっ・・・痛っ!!」
「足、どうしたんですか?真っ赤にはれちゃって・・・」
「塀から・・・・落っこちちゃって・・・。」
「塀・・・・・・。
そんな危ない事してるから、こんなことになっちゃうんだよ〜・・・」
「・・・・・・・・・。」
「とにかくみんなの所へ行きましょう!・・・・よいしょ」
「えっ!あっ!?の、のっぽくんっ!?」
まさに、お姫様だっこ状態・・・。
「だ、だいじょうぶよ〜!
ちゃんと一人で歩けるから〜っ」
「だめです!無理すると余計に悪くなっちゃいますよ!
しっかりつかまってて下さいね!!」
「・・・・・・・はい」
恥ずかしい・・・・・・・けど・・・。
「トラハムちゃ〜ん!大丈夫でちゅか!?」
「妹よぉ〜〜〜!!いったいどうしたんだ〜〜!?」
「ちょっと・・・塀から落ちちゃって・・でも、大丈夫よ♪」
「足、真っ赤でっせ〜!早く冷やしたんええんちゃいまっか!?」
「おい!誰かぬれたタオル持って無いか!?」
「ここにあります!・・・・・これで、少しは良くなるはずです」
「さすがのっぽだな!!」
「用意周到っていうやつですよね☆ハム太郎さん」
「そうなのだ!よういすいとうなのだ!!」
「よういすいとうじゃなくて、用意周到です♪」
「そ、そーなのだ!よういどんなのだ!!」
「ハム太郎くんったら〜・・・。」
「うきゅうー・・・。」
「さよなら〜☆」
「また今度、遠足に行こうな!」
「また明日なのだ〜!」
「さようならです〜〜〜」
「・・・・・・さてとっ。
足は大分良くなったみたいだな」
「うん。もう歩けるみたい♪
今日はみんなに迷惑かけちゃったな・・・」
「のっぽに、ちゃんとお礼言っておけよ」
「うん・・・。おにいちゃんも、ありがとねっ。」
「当然だぜっ!じゃあな!!」
「ばいばい☆また明日ね〜」
のっぽくん・・・・もう帰っちゃったかな・・。
まだ、ありがとうって言ってないのに・・。
あ!あれはっ・・・・
「のっぽくん!!」
「ト、トラハムちゃん!?走ったりしたら危ないよ!?」
「のっぽくん、今日はありがとう・・・
すっごくうれしかったのっ・・・。」
か、顔が真っ赤になっちゃうよ・・っ。
ありがとうって言うだけなのに・・・・・
夕日の光とは違ってて・・・
「よかったですね、大ケガにならなくて♪
それでは、また明日☆」
「・・・・はい♪」
今日の夕日は、あの時の・・・収穫祭の日みたいにきれいで・・・・
今日は、とっても幸せな日でした♪
★サクサク編集後記★
ついに頭の中にあったシナリオを文章化してしまった・・・
これ、今までので一番時間をかけて創ったものです。
なるべく「らぶらぶ系に〜ッVvらぶらぶ系に〜ッッvV」と呪文を唱えながらはりきって
つくっちゃいマシタ!
ただ何となく話的に「おハムばあさん」の回みたいになっちゃったけど、それはアタシの頭
の中で「ロコ子→トラハムちゃん 木村っち→のっぽくん」に見えた瞬間でした。
んで、その影響もあってか今回のこれ。
トラハムちゃん、妙に弱気になっちゃったな・・・。
まいどくんは相変わらずうまく場所が決まって無いし・・・。
トラハムくんは、かわいいし・・・。←何?
今回、のっぽくんには「こうしてくれたらいいなぁVv」的感情が入りまくりですッv
イコール、アタシの理想恋人像ナノダッvV
こういう人、いたら即ゲットだってばさ〜!!
(2001.1.27の書き込みより)
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