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申し訳程度のはじまりの記
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1回目ってとても恥ずかしい。普段は、「文を書くことのみが私の表現手段としてふさわしい」なんてチラッとよぎったりしているくせに(たいしたことは書かない)、いざ書くとなると苦しいです。
きさらぎは、2000年6月〜9月まで、週2回シスアドの授業に行きました。これを「シスア道場」と呼んでいることが多いです。そのあと、10月に入ってから自分で勉強して(遅すぎるって)、15日に試験を受けました。
このメールマガジンでは、きさらぎが、なぜシスアドを受けようと思ったのか、それまでのパソコン歴、授業の様子、1人での勉強について、試験の状況の詳細などをお伝えしていきます。
以下は、シスア道場に通うある1日の記録です。夏の暑い日のことでした。
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相変わらずバテておりました。前日立てた予定としては、
|10時am 映画「サイダーハウスルール」を見るために家を出発。
|11時 金曜恒例レディースデイにて、千円で映画を見る。
|1時pm 映画に余韻を覚えつつ図書館に向かい、レポートの資料探し。
|ず〜っと涼しい図書館 近くのおやき(惣菜の入っている饅頭を焼いたようなもの)
|を買って食べるとか、食べ物のことも忘れないようにしよう。
|5時 ブックセンターに行って資料探し。
|6時 シスア道場(9時まで)
いきなりすっ飛ばして、11時に起きる。まじめなお人なら「やってしまった」と後悔するのでしょうが、ひとりで動くときの計画は平気ですっ飛ばすのが私。なぜか、11時からワンクールしかやらない映画なのですぐに映画のことは諦める。猛烈に暑く死にそうな形相で下に降りる。
「やっぱりバテてるのよ」と、自覚しつつも食事をとらない。前々日当たって人生で一番な経験をしたので、食べ物が怖い。うだうだ過ごす。2時ごろ夫が昼を食べに帰ってくる。おっとは納豆。私はマーラーカオと牛乳。これで少々やる気も出る。やはり食べねばなりません。せめて図書館にはいかねばと用意を始める。
ふと図書館カレンダーを見ると、、、、月の最終金曜日は休み、必然今日は休み!(゜O゜;やる気になった行動を停止してしばし。子が学校へ行く前に(田舎の夏休みは終わるのが早い)「学校の足でそのままおばあちゃんちに行きなさい」と促しておいたので、彼女と同じ電車くらいは乗ろうと頑張る。
外へ出るとまだまだまだ夏。駅まで歩くのすら辛い。結局うだうだしていて、ギリギリである。後半走ってもっと汗だく。ホームで子と対面。子の友達の男の子4人とも対面(電車通学の子が多い)。「このひと?」といちいち男の子が私を指差しに来る。子が私を紹介したらしい。
必死に子の時間に合わせても、一瞬すれ違うだけで彼女は友達と一緒である。ここまで走ったための汗を拭く。
子が降りる。地元の高校生も乗ってくる(きさらぎが頑張って早く出たつもりでもこの程度の時間)。「あの子前会ったときもあのピンクの格子柄着てたよな。」しかもまた電車の床に座っている。立たないから太るのかもしれないと、余計なお世話をひたすら考える。
列車から降りてマックへ。半額シェイクを持って冷房の入ったところで粘ろうと決める。ひとりなのにテーブルふたつを占拠し、参考書、問題集、事典を広げてシスア道にひとり勤しむ。あま〜くストロベリーにしたが、この甘さがしつこい。ともかく、大学に行っていた間の遅れをここだけで取り戻そうと集中する。
「でも、製造は女の子には向かないよ。毎日おんなじことやらなくちゃいけないんだよ。ホテル勤務はいいんじゃない?」と、隣の高校生二人組が進路について語るのが耳に入る。ホテルはホテルで大変だよ。製造が合う人ってのもいるよ。片方の子は、コンピュータをこれから学ぶらしい。「オーストラリアで研修もあるんだって、それも魅力かなあと。」コンピュータで、どうしてオーストラリアなのかよくわからないが、それはそれで魅力なのだろう。あんな白豪主義のあった国でなにを学ぶんだ!インドのが物価も安いし、いいかもよと、英語信仰を捨てようと考えているきさらぎは思うが、なにごとも経験である。来年の夏あたり、自分も行ってるやも知れぬ。
コンピュータ関係のテキストを広げて陣取っている私であるが、どうもこのPCスキルだけで生きていくのは辛いなあとも感じ始めている。お金をもらっても、人生を無駄にしたくはないのだが、そう言うわりに怠惰に時を過ごす。
シスア道場の前に、ブックセンターに寄る。千円札1枚と2千円札2枚しかないことに気がつく。「やはり使えん」(このころはまだ2千円札が珍しく、財布内にとってあった)と、ブラブラして、シスアド参考書の前で、表計算とデーターベースが主の参考書は買ったほうがいいなと感じる。「これだ」と手にとって見る。しかし、勉強の時間は最低限しかないので、これを手に入れても実際に解けるかどうかがまだ不安である。道場でもらった参考書で手のつけてないものがいくつもある。直前に時間が開いたら考えることとし、シェイクの甘ったるさを何とかしようと笹茶を買って教室に行く。
終わる。子に電話をかけるとおばあちゃんの家に泊まるとのこと。それなら急ぐ必要もあるまいと迎えにきた夫とラーメンを食べようと提案。「おごってくれるなら」と、返事が返る。おごると言ってもあと千円しかない事を伝える。漱石ちゃんも渋い顔をなさってることだろう。夫に財布を渡すと、ほんとに千円取る。君は今日給料日だろうに。
ここで発見。「のて」という方言。夫はかなりな方言つかいなので、日々発見に満ちている。「のて」というのは、相手を侮辱する言葉のひとつで、彼の小学校のころの担任がよく使っていたとのこと。私が聞いた感じでは「のろま」ということかなあと、詳細に尋ねると、彼の感覚では「常識はずれ」というのが近いとのこと。また、やる気のない私のようなものを「ずくなし」と罵倒する言葉(方言)があるが、これにも近いとのこと。「常識はずれ」と「ずくなし」を結びつける言葉に感動する。昔のこの近辺の人は、常識はずれということと、意欲のないだらだらものを徹底的に忌み
嫌っていたのだろう。勤勉さが読み取れる。昔の人の倫理には完全に外れているきさらぎである。
ラーメンが久しぶりにおいしかった。餃子も一人前食べることができた。食べ物がおいしい、生きているってしあわせ。
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