〜Story 再会〜







微かな光に呼び覚まされて
儚い夢の記憶と消えそうな声
遠ざかる過去のざわめきは
今では見えないあの景色を映し出して行く
そばで笑う君がいる

そうまだ昨日のことのように覚えているよ
誰よりも深く僕に触れたその眼差しを
分かち合うことの喜びも
奇跡のようなあの出会いも
二人の面影さえも
置き去りにして消えて行く

薄れて行く記憶の中で
もう一度だけ抱きしめたくて
切ないくらい 叫び続ける君の名を
声が無くなるまで

人は一体何処から来て何処へ行くんだろう
大切な優しい人
君だけがいない

うつむいて震える君を
この腕で抱きしめたくて
この世界の誰よりも
君を守りたいと
気付いたから
もう少しで僕は消えるけど
それでも君だけは離したくはない
切ないくらい君に包まれたあの日々を
僕は忘れない