騎士と姫君(中編)
がっくりと力無く横たわったシール姫を見て、ミリスはおろおろと声を上げた。「あああ、姫様…」
アイリが荷物を引っかき回しながら、心配ないというように言った。
「エッチの余韻を楽しんでるだけだよ。気持ちよさそうでしょ。それより、本番はこれからだよ。はいこれ」
「えっ?」
ミリスは差し出されたものを見て、戸惑いの表情を浮かべた。
「な、何ですか、それは」
「騎士様、知らないの? 女の子同士でするときに使うやつ。私はアレでしてもらうからいいけど、ご主人様をいじめるときは、必需品だよ」
「どうやって使うんですか」
「世話がやけるなあ」
「申し訳ない」
アイリは立ち上がると、短いスカートの下に手を突っ込んでパンティーをするすると下ろし、それからスカートもはらりと脱いでしまった。ミリスは思わず目をそらそうかと思ったが、結局見てしまった。薄暗いランプの光で、幼い少女の無毛の恥部がてらてらと光って見えている。よく見れば、それはあふれ出た愛液が光を反射しているのであって、太股の内側にも一筋の愛液が垂れて流れていくのが見えた。彼女もシール姫を嬲りながら感じてしまったのだろう。
「よく見てて、騎士様」
アイリはそういうと、棒のようなものにまとわりついている革ひもに、まるでパンティのように脚を通し始めた。
ミリスは嫌な予感がした。それはまさしく一種のパンティだということが判明したからだ。革製で、ほとんど紐のように細く、とうていお尻を隠すこともできない。そして、秘部を隠すべき部分には、まるで男根のような形の棒が、内側と外側の両方に向かって突き出ているのだった。
アイリはそれを腰まで引っ張り上げると、内側の男根を、すっぽりとその幼い割れ目に差し込んだ。
「んっ…」
少女の股間から男根が生えているのは、エロティックな光景だった。アイリはハァハァと息をしながら、ちょっと恥ずかしそうにミリスに微笑んだ。
「これで、男の人みたいに、ご主人様をいじめるの。簡単でしょ?」
ミリスは仕方なく下半身の鎧を外し始めた。じゃらじゃらと金属的な音がして、脛当や草摺が地面に転がされた。それからズボンを脱ぎ、最後に、思いきってパンティを下ろす。上半身の鎧も外そうかと思い、結局、思いとどまった。シール姫が、鎧は着たままで…と言っていたからだ。
下半身だけが裸というのは、我ながら滑稽で恥ずかしい格好だと思ったが、ミリスにはそんなことにかまっている余裕はあまりなかった。手渡されたそれを見て、さすがに怖じ気づく。
「や、やっぱりこれは無理です。入るわけないです」
「えー、そうかな」
アイリは彼女に近づくと、かがみ込んでミリスの股間をしげしげと覗き込んだ。ミリスはカーッと顔を赤くした。
「このくらい濡れてれば、だいじょうぶそうだけどなー」
アイリは言いながら、ぺろりと陰核のあたりを舐めた。
「ひっ…」
ミリスは突然の事に、思わず声を上げた。アイリはかまわず、陰核に唇をつけて愛液を吸い、小さな下でぺろぺろと舐め始めた。
「あっ…そ、そんな…無体な…あっ…んくっ…」
下半身から力が抜け、がくがくと膝が震える。ミリスは思わず座り込んでしまっていた。その膝の間にアイリが割って入り、股間に顔をうずめてなおも唇と舌をねぶる。
「ハァハァ…んっ…んあっ…くぅ…だめ…そんなに…」
ミリスが耐えていると、シール姫が起き上がり、こちらに這い寄ってきた。
「アイリさん、私にもさせて下さい」
シール姫はそういうと、アイリと入れ替わって、秘部に唇を押しつけた。
「あっ…ひっ…姫様…王女ともあろうお方が…んくっ…そっ、そのような淫らなまねをなさっては…んんっ…ああぁ…」
ミリスは慌てて止めようとしたが、シール姫は発情したような潤んだ瞳で彼女を見上げた。
「いいんです、ミリスさん。私のような女には、こんな姿がお似合いなんです」
横からアイリがいった。
「ご主人様、なんか犬みたいだよ。早く入れて欲しいんでしょ?」
シール姫はカーッと赤面して、消え入りたそうにうつむいた。
「ああ…アイリさん。そんな風に言わないで下さい…」
そういいながらも、シール姫は四つん這いになったまま、白いお尻を突き出して、ミリスの股間に顔をうずめて、秘部をねぶり続けた。
「あっ…あぁ…ひ…姫様…わたっ…私、もう…んっ…んくっ…」
「ご主人様、そろそろいいみたいだよ」
アイリに言われてシール姫は渋々といったようすで身を引いた。
「騎士様、今なら絶対だいじょうぶだよ。もう、騎士様のあそこ、べちょべちょだもん」
ミリスは快楽で朦朧とした頭で、差し出されたそれを受け取ると、座ったまま脚を通した。膝立ちになり、革ひものようなそれを腰の方へと引っ張り上げる。すでにアイリの愛液に濡れている男根が、威嚇的にこちらを向いたが、ミリスはもうさっきの恐怖心を忘れていた。逝く寸前で止められた彼女は、むしろ快楽への欲望に突き動かされて、積極的にその男根を自分の中へ迎え入れた。
男根は愛液で濡れそぼったミリスの陰部に、じゅぶっと音を立てて一気に入っていった。
「あひぃっっ…んくぅっ…」
ミリスは突然、びくっと体を弓なりに仰け反らせた。半開きの口から、かすれたような悲鳴が上がる。ビクビクと痙攣したように体が震える。そして、男根が深々と突き刺さった所から、赤いものが染み出し、ぽたぽたと地面に落ちた。
それからミリスは、がっくりと前のめりになり、地面に手を突くと、なおも体を震わせながら苦しそうにいった。
「い…痛い、痛いよぉ…」
アイリは呆然とミリスを見ていたが、やがて主人に困惑した表情を向けた。シール姫の方は、愕然としたような蒼白い顔をしている。
やがて、シール姫はおずおずと手を伸ばしていった。
「ミリスさん、ご、ごめんなさい。お姉様の所の方だから、てっきり…」
ミリスはしばらくの間、そのままうずくまっていたが、ようやく上半身を起こすと、健気に口を開いた。
「だ、だいじょうぶです。痛かったけど…その…逝っちゃいましたし…」
「本当にだいじょうぶなのですか?」
心配そうなシール姫の言葉に、ミリスは顔を上げて、痛々しい笑みを浮かべた。
「姫様に心配していただけるなんて、私は果報者です。ですが、ご心配は無用。騎士はすでに命を捧げていますのに、処女くらいどうと言うこともありません」
ミリスはアイリに尋ねた。
「…次はどうすればいいですか?」
アイリははっとすると、いった。
「えーと、そこに立って下さい」
ミリスが痛みを我慢しながら言うとおりにすると、今度はシール姫に指示した。
「…ご主人様、騎士様のものを舐めてあげて」
「えっ…姫様にそんな…これって、ふぇ…ふぇらちおって奴ですよね」
「いいんです、ミリスさん。私のために、処女まで捧げてくれたんですから」
シール姫は従順にひざまずくと、もうミリスの恥部から突き出した男根に舌を這わせていた。ぴちゃぴちゃと淫靡な音が薄暗い洞窟に響く。やがて、その舌が、男根の付け根のあたりに移動し、作り物ではないミリスの陰部に触れると、ミリスは突然声を上げた。
「あっ、姫様いけません。そこは血が…血で汚れています」
「いいえ、汚れてなんかいません。私のために流した血なんですから」
「姫様…」
シール姫は毛布の上に横たわると、恥じらいながらいった。
「ミリスさん、来て下さい」
ミリスはシール姫に近づくと、両脚を広げて、腰を姫の股間に押しつけようとした。シール姫が、初な少女のように、肩をすぼめ、両手で顔を隠す。
ミリスは戸惑った。慣れないため、うまい具合に男根の位置が定まらない。アイリが横からのぞき込み、シール姫の秘裂を指で押し広げる。
「あ、アイリさん…恥ずかしいです」
アイリは主人の声を無視した。
「騎士様、ここだよ」
ミリスは愛液を垂れ流している秘部に、何とか男根の先端を着け、それからゆっくりと腰を進めていった。
「あぁ…ぁ…ぁああ」
「うっ…んくっ…」
シール姫とミリスの二人の少女は、同時に体を仰け反らせ、喘ぎ声を上げた。
ミリスはしばらくの間動かなかった。この性具は、相手を責めるほど、自分も快感を感じるのだ。お尻に食い込んだ革ひもと、深々と突き刺さった張形のおかげで、破瓜の痛みにも勝る快感が背筋を走る。溢れた愛液が、張形の隙間から太股の内側を伝わって落ちていくのが分かった。
ミリスは痛みと快感をこらえつつ、ゆっくりと、そしてぎこちない仕草で腰を動かし始めた。
「んっ…んくっ…んんっ…うぅ…」
体から力が抜けないように、歯を食いしばって自らが発する快感に耐える。
ミリスが腰を前後させるのに従って、シール姫も腰をよじり始めた。
「あっ…あぁ…くぅ…はぁあああっ…」
恥じらって隠していた顔もあらわになり、長い髪を乱れさせて、悶える。それを目の当たりにしたミリスは、突然、たまらない背徳感に胸を詰まらせた。自分は今、神聖な王女を犯しているのだ。
「…あぁ…ミリスさん、やめないで下さい…お願いです…」
シール姫が、ミリスに貫かれたまま、胸の前で両手を会わせて懇願した。ミリスは大きな涙を浮かべ、再び腰を動かし始めた。
「あっ…ミリスさん…いいです…んんっ…もっと…もっと奥まで…」
ミリスの動きはしだいに自然に、そして激しくなっていった。二人の愛液が性具をつたって混ざり合い、じゅぶじゅぶといやらしい音を響かせる。シール姫が淫らによがり、腰を使い始めると、その動きが伝わって、ミリスの中をぐちょぐちょと掻き回し始めた。
「あっ…うぅっ…んくっ…姫様…私…もう…ああっ…ハッ…うぅ…んんっっ…」
ミリスは限界を感じた。腰のあたりから背筋にかけて、ぞくぞくとした快感が、今にも気絶しそうなほどに高まってくる。
「…うぅぅっっ」
突然、ミリスは目の前が真っ暗になり、ミリス姫の上に覆い被さるようにして倒れた。
「ミリスさん…」
シール姫は、倒れてきたミリスの首に、ほっそりとした腕を回した。快楽に潤んだ瞳で、ミリスの短く切りそろえられた髪に頬ずりする。ミリスの冷たい甲冑が、彼女の形のいい胸を、エロティックに押し潰していた。
シール姫はミリスを抱きしめながら、なおも淫らに体を動かし始めた。乳房が鎧に擦れて痛みと快感を与える。腰をくねらせると、下腹部に深く刺さったままの張形が揺れて、お腹の中を掻き回した。
「…あぁ…んっ…ミリスさん…」
やがてミリスもすぐに意識を取り戻して、喘ぎ声を上げた。
「…あっ…姫様ぁ…あうぅ…」
「ミリスさんも動いて下さい…ああぁ…そうです…もっと激しく…んっ…」
ミリスはいわれるがままに、腰を前後に動かし始めた。二人の少女の腰が、淫らに絡み合い、じゅぶじゅぶといやらしい音を立てながら、官能的に蠢く。その中では、固い張形が、それぞれの膣に奥深く突き刺さり、激しく内部を掻き回しているのだ。
「あっ…いいっ…いいです、ミリスさん…あぁああっ…」
「姫様…んっ…んあっ…あうぅ…」
ミリスはシール姫対する愛しさが込み上げてくるのを感じて、自分が鎧を着たままであることも忘れて、細い体を力任せに抱きしめた。シール姫は、少女とはいえ鍛えられた騎士の恐ろしい力に締めつけられ、苦しそうに喘いだ。だが、その表情には、恍惚とした表情が浮かんでいる。
「あぁああ…ミリスさん、もっと…もっと強く抱きしめてください…んっ…ああぁああっ」
「んっ…あっ…姫様っ…姫様ぁああっ…あぁあああ」
シール姫は絶頂に向かって、なおも激しくよがり続けた。白い腰がひっきりなしによじれ、跳ね上がり、ミリスの甲冑の下で、淫らに悶え続ける。
「ミリスさん…どうか…あっ…私と…私と一緒にっ…あっ…あぁっ…」
ミリスもまた絶頂を感じて、激しく腰を動かし続けた。するどく、何度も何度もシール姫の秘裂を突く。愛液が飛び散る淫靡な音。シール姫の華奢な体がその度に大きく動き、そのやわらかな胸が揺れる。そして、それと同じ力がミリスの秘部を蹂躙しているのだ。
「…姫様…ああぁ…姫様っ…姫様ぁっっ…私いっちゃう…いくっ…いっちゃう…」
「ミリスさんっ…私も…あっ…だめっ…だめです…あっ…ああぁっ…あぁああああっっっ」
「ううっっ…うわぁぁっ…あんっ…あぁあああああっ…あひっ…姫様ぁああああっっっ」
二人の少女は同時にびくびくと体を仰け反らせ、次の瞬間、がっくりと抱き合ったまま崩れ落ちた。