二人の触手姫(9)
シャンタン王朝の最も高貴な女性であるファン王妃は、まだ昼間だというのに、胸をはだけさせていた。頬は薔薇色に染まり、苦しいのか呼吸を荒げている。王妃の美しい指先は、先ほどから自分の乳房をまさぐり続けていた。ふっくらとした胸が変形するたびに、固くなった乳首から、ピュッと母乳が飛び出す。飛び出した母乳は、もう片方の手で支えられているグラスの中へ、少しずつ溜まっていった。
「王妃様、昼間からどうなさったのですか? 我慢できないのですか?」
王妃の侍女であるフィルリーナが、眼鏡を掛け直しながら、豪華な王妃の部屋へ入ってきた。
王妃は母乳を搾る手を止めずに顔を上げた。
「我慢できないというのは、当たっていますよ。別の意味ですけどね。なんだか朝からお乳が張ってしまって」
「昨日、シーア姫様に、たくさん飲んでもらったじゃありませんか。それに、夜も私がお飲みした筈です」
「季節柄でしょうか。どんどん出てくるのです。…あなたも手伝ってくれますか」
「はい、王妃様」
フィルリーナは、王妃の背後に回ると、胸に手を回した。なれた手つきで、乳房を揉みしだき、絞り上げる。
「ああ…フィルリーナ、その調子です…」
王妃は恍惚とした表情でいった。一人でしていたときよりも、明らかに激しい勢いで母乳がほとばしる。二本の白い液体の流れは、王妃が手にした二つのグラスに、それぞれ泡立つほどの勢いで飛び込んでいった。
フィルリーナはいやらしく手を動かしながら、のどかな調子でいった。
「でも、どうしてでしょうね。もう、姫様方は母乳なんて必要ないお年になっているのに」
「わたくしたちは人間ではないのですよ。本当なら、あの子たちはまだ人間の食事は必要ないのです」
しばらくの間、二人は搾乳作業に集中した。
「ありがとう、フィルリーナ。だいぶ楽になりました」
王妃がいったとき、テーブルの上には母乳をなみなみとたたえたグラスが十個ほども並んでいた。
侍女は王妃のドレスを直しながらいった。
「このミルクはどうしましょう? 捨てるのももったいないですし、侍女たちにでも配りましょうか」
「駄目ですよ。そんなことをしたら、昼間から乱交パーティになってしまいますからね。特にリンディアーサに飲ませたら、直るものも直らなくなってしまいます」
「いいことを思い付きました。陛下の所へ行く夫人たちにお分けしたらどうでしょう」
王妃は少女のように顔を赤らめた。自分の母乳で、同僚の夫人たちが乱れている様を想像したのだ。
「…ちょっと恥ずかしいですけれど…いいでしょう。許可します」
フィルリーナが部下の侍女たちと共に、グラスを運び出して戻って来ると、驚いたことに、王妃は再び胸のあたりをまさぐっていた。
「王妃様、まだ足りなかったですか?」
「え、ええ…」
王妃は少し物憂げに視線を落とした。
「…何というか…物足りないのです。お乳は楽になりましたけれど。わたくしは母親ですから、やはり誰かに吸ってもらいたいのです」
「私が飲みましょうか?」
「いいえ」王妃は首を振り、乱れたドレスを直し始めた。「…それより、いいことを思い付きました。外出します。付いてきてください」
「どこへいらっしゃるのですか?」
「奴隷市場です」
フィルリーナは不安げな表情を浮かべた。
「奴隷ですか? 私にご不満があるのなら、何でもおっしゃってください。王妃様のご希望とあれば、どんなことでもしますから」
王妃は驚いたように侍女を見つめ、にっこりと笑みを浮かべた。
「いいえ、そういう意味ではありません。あなたに不満なんて、あるものですか。あなたはとてもよい娘ですよ。ただ、わたくしには、お乳を飲んでくれる娘が、もう一人必要なのです」
「さあ、アイリさん、遠慮せずにいくらでも飲んでいいのですよ」日が落ちたばかりだというのに、王妃の私室は、早くも淫靡な雰囲気に包まれていた。ベッドの上にいる三人の女たちは、すでに全裸になっている。王妃の張り切った乳房には、フィルリーナと、そして買われて来たばかりの奴隷の少女、アイリがむしゃぶりついていた。
王妃はいとおしそうに二人の頭を撫でた。敏感な乳首が吸引され、二人の口の中にどんどん母乳が放出されていく。開放感と充実感でとろけそうな気分になる。
やがて、母乳を吸う二人に影響が現われ始めた。頬に赤味が射し、呼吸が苦しそうになる。
「…ご主人様、私、なんかエッチな気分になってきちゃった。体が熱い…」
耐え切れなくなったアイリが愛らしい上目遣いでいうと、王妃は分かっていますというように微笑んでうなずいた。
「それでいいのですよ。わたくしのおっぱいを飲むと、誰でもそうなるのです」
王妃はいいながら、自分の胸を搾るように揉みしだいた。乳首からピュッと母乳が飛び、少女の頬にかかる。
「ご主人様、そんなにしたらだめだよ。おっぱいがこぼれちゃう」
「いいのです。おっぱいを体に塗りつけて見なさい。もっと気持ちよくなりますよ」
「こう?」
アイリは小さな手を動かして、起伏の少ない体に母乳を塗り付け始めた。そうしている間にも、王妃は自分の胸を揉んで、次々と母乳を注ぎかける。
「フィルリーナ、あなたも手伝って上げて。全身にまんべんなく塗って上げるのですよ」
「はい、王妃様」
フィルリーナは、王妃の乳首から口を離すと、掌を乳首に押し付けて撫で回し、掌にべっとりとついた母乳を、アイリの背後に回って塗り付け始めた。
アイリの息は次第に荒くなっていき、息も絶え絶えになった。
「…ご主人様ぁ…体が…体が熱いの…」
「アイリさん、オナニーはしたことありますか?」
「う、うん…少し…」
「それじゃ、わたくしの前でやってみなさい。そうすれば、少しは楽になりますよ」
「で、でも…」
「恥ずかしがることはありません。あなたはわたくしの奴隷なのですから」
躊躇しつつも、少女の手は自然に自分の股間へと伸び、割れ目をまさぐり始めた。すぐに、クチュクチュといやらしい音が響き始める。
「やっぱり…恥ずかしい…だめ…指が止まらないよぉ…あっ…あっ…すごく気持ちいい…あっ…あぁああああ…いっちゃう…いっちゃうよぉ…」
少女は体を仰け反らせると、そのままベッドの上に仰向けに倒れた。
なおも、苦しそうにハァハァと息をしている少女の幼い体を、王妃と侍女は、思いのままにまさぐり始めた。ひっきりなしに愛らしい喘ぎ声が上がり始める。
少女の華奢な太股を左右に広げて、秘部を啜っていた侍女が感嘆の声を上げた。
「王妃様、見てください。この子、吸っても吸っても溢れてきますよ」
「ふふ、フィルリーナったら、そんなにはしゃいでしまって。この子は特別なのですよ。この肌の色…」
王妃は少女のふくらみかけたばかりの乳房に舌を這わせながらいった。
「…少し色が変わってきているのが分かるでしょう。もう少し血が濃ければ、この子は触手になっていますよ」
王妃が舌を伸ばしてピンクの乳首をつつくと、少女の体がびくっと反応し、愛液が溢れ出た。
「…全部飲んであげなさい。この子に、セックスのすばらしさを教えてあげるのです」
「はい、王妃様」
少女の体は、王妃と侍女に散々にまさぐられ、舐めまわされ、汗と唾液と母乳と愛液によって次第に汚されていった。少女の瞳は朦朧とし、理性の色は消えて、快楽に反応するだけの人形と化していった。
「そろそろいいでしょう。フィルリーナ、張形を持ってきてください。両側付きのですよ」
「えっ」
侍女は上気した頬に、驚きの色を浮かべた。
「触手は使わないんですか?」
「はい。触手に血が付いてしまいますからね。…あなた用ではなく、一回り小さいのがあったはずです」
侍女は言われたとおりの張形を持ってくると、一方の男根を口に含んで濡らし、王妃の秘部に差し込んだ。細い皮のベルトを股間と腰の回りにきつく回して、張形の位置を固定する。
王妃は股間から屹立した男根を、侍女に十分ねぶらせると、少女の上に覆い被さった。左右に広げられた股間の中央に、腰を押しつける。男根は少女のあどけない割れ目を押し開き、ゆっくりとその小さな体内へと侵入していった。
突然少女の体が激しく仰け反り、押し殺した悲鳴が漏れ出た。
「あっ…あっ…痛い…痛いよぉ…」
禍々しい男根が深々と突き刺さった秘部から、赤いものが流れ落ちる。
「大丈夫ですよ、アイリさん。すぐに気持ちよくなってきますからね」
王妃はやさしくいい、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「あっ…やっ…だめっ…動いちゃやだ…痛い…痛いよ…」
少女は固く目を閉じて、いやいやをするように首を振る。だが、王妃は確信を持って腰を振り続けた。
幼い少女の上で王妃の成熟した白い肉体が蠢く様は、淫靡この上なかった。魅惑的な尻が前後に動くたびに、細い腰がくねり、豊かな乳房が揺れる。固く勃起した乳首からは、快感のあまりか、少量ではあるが断続的に白い液体が吹き出して、少女の裸体へと降り掛かった。
ひっきりなしに苦しそうに喘いでいたアイリの声が、微妙に変化し始めた。鼻にかかった、甘えるような声。
「あぁ…この子、腰を使い始めたわ…」
王妃は乱れた髪が頬にかかるのもかまわず、腰を動かしながら言った。
アイリが恍惚とした様子で声を上げ始める。
「…あっ…んっ…ご主人様ぁ…あっ…あっ…気持ちいいの…気持ちいい…こんなのっ…あっ…初めてっ…すごっ…すごく…ああっ…いいっ…いいのぉ…」
「ふふっ、もっと気持ちよくしてあげます」
王妃は微笑むと、体を密着させて、体全体で少女を蹂躙し始めた。王妃の乳房が、少女の未熟な胸の上で押し潰され、こすれ、変形し、擦れた乳首から母乳があふれて、少女の体を犯していく。
王妃は執拗に少女を犯しながら、かたわらで自慰し続けている侍女に命じた。
「フィルリーナ、次はあなたの番ですよ。用意しておきなさい」
やがて、侍女が王妃と同じように股間に張形を装着して戻ってくると、王妃は交代した。
「さあ、フィルリーナ、思う存分おやりなさい。大丈夫、この子の体も心も、そう簡単には壊れませんから」
王妃と侍女は、代わる代わるに、次々とアイリを犯し、蹂躙し、責め立てた。少女のあどけない喘ぎ声が響く中、夜は更けていった。
王妃は、幸福そうな表情で、ベッドに横たわっていた。かたわらにはフィルリーナとアイリ。二人は単に寄り添っているだけではなく、それぞれ王妃の乳首にむしゃぶりつき、その母乳を飽きることなく飲み続けていた。その頭を、王妃の手がやさしく撫でている。アイリとフィルリーナは、うっとりとした悩ましげな様子で、延々と淫らに腰を蠢かせながら、股間を王妃の体に押しつけている。くぐもったよがり声。脚がエロティックに絡み合う。二人の手は、王妃の乳房を揉みしだき、あるいはその股間をまさぐって快楽を分かち合おうと這い回る。
間もなく朝が来ようとしていた。王妃は自分の乳首をむさぼる、アイリの上気した官能的な表情を見やった。この少女は、一晩中続いた、二人がかりの陵辱に耐えたのだ。
王妃はすっかり性奴隷らしくなった少女の頭に手を回すと、その額にいとおしげに口付けした。